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モニエル瓦の不安なところ|横浜市泉区
本日は、スズメが巣を作ってしまっているとのことで、点検調査に伺った様子をお伝え致します。
お問合せの時点では洋瓦と聞いておりましたが、現場について屋根に上がってみますと、モニエル瓦でした。
モニエル瓦は、ラファージュルーフィング株式会社(旧:日本モニエル株式会社)が発売していたもので一世風靡した屋根材です。日本瓦とは違いセメントで出来ているコンクリート瓦です。
ただ2010年6月に市場から撤退してしまい、今はモニエル瓦で何かあった時にほぼ補修もできない状態です。30年以上前から使われていましたので、現在築年数が20年以上経過しているお宅などでは、モニエル瓦で何かあった時に何をするにも選択肢が限られてしまいますので、今後の事も見越して注意しておいたほうがいいでしょう。
スズメが巣を作っているとのことで今回は目星をつけて上がってみましたが、すぐ気づきましたのは屋根材の汚れです。コケが日の当たりにくい北面以外にも全体的に付着しており、藻も確認できました。スズメの巣も心配ですが、屋根材自体もこれだけ表面の色が緑が多くみられるくらですと、雨水の侵入や下地の劣化、防水紙の劣化と色々頭によぎります。
ただ今回はスズメがどこから巣を作っているかをまず見つけないことにはお客様の不安を取り除けませんのでしっかりそちらを調査致しました。
ちょうど調査中にスズメが餌を咥えて帰ってきて建物内部に入る所を見ることができました。入るであろう箇所は複数ありまして、軒先の隙間からケラバ部分の隙間に巣を作っていたようです。接写で見てみますと中に持ち込んだであろう草木が敷き詰められています。これで中にいるヒナが落ちることなく中で快適に生活している、と考えられます。
放置しておきますと糞尿が内部木部や躯体に流れ伝わる可能性もあるので、巣が出来てしまっているケラバ部分を軒先から外していき、隙間を新たな漆喰で埋めて上げ、隙間をなくし押しつぶすように再度外したモニエル瓦を取付ける工事しか方法はなさそうです。調査中ずっと屋根の軒先から親鳥がこちらの様子を伺っていました。
外観はきれいなお宅でしたが、屋根の上や巣を作っている部分はやはり経年劣化で汚れなどが特に目立ちます。今回お伺いしたお宅の屋根材「モニエル瓦」は現在廃盤になっておりますので何かあった時に補修などができません。そうなる前に現在モニエル瓦をお使いで築年数が経過しているお宅は、メンテナンスをお勧め致します。
早め早めの対策が建物の寿命も伸ばし、出費も抑える事ができます。
街の屋根やさんでは点検調査は無料です。何かしらのきっかけが原因で別の箇所の手をかけて上げたほうがいい所が見つかる事も御座います。
ご相談、お問合せはフリーダイヤル 0120―989-936 まで。
記事内に記載されている金額は2018年06月16日時点での費用となります。
街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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