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横浜市中区で地震に備えて瓦屋根を軽い屋根に葺替えます
今日はとっても暑かったですね。9月に入りましたが残暑はどこまで続くのでしょうか。今日は、横浜市中区で屋根の調査をおこないました。瓦屋根の建物で葺き替え工事をご検討中の建物です。
屋根は日本瓦が葺いてあります。立地によってハシゴをちゃんと架ける事ができなかったので軒先からの写真になります。屋根の丁度真ん中あたりが沈んでいるのが分かりますか?ちょっと分かりにくいかもしれませんが、沈んでいる部分があり、野地板の劣化が考えられます。雨漏りは今のところ出ていない様ですが、傷みがどんどん進行してしまいます。葺替えを検討している理由は、地震が来た時の為に屋根を軽くしたい、というご希望をお持ちです。例えば、瓦屋根からガルバリウム鋼板などの金属製屋根に葺き替えると、屋根の重さが約8分の1に下がりますので、建物の重心が下がるので、地震の時の揺れが小さくなります。建物の築年数によっては現在の耐震基準をクリアしていない建物もあります。そのためにも屋根を軽くする事は必要なんです。
後付けの雪止めが何箇所か設置してありましたが、一部だけにしか設置されていないのでそれ程効果が発揮できません。玄関部分の上にも下屋があるので、ここも一緒に葺き替えしていきます。
瓦からの葺き替えの場合は、殆どが屋根材の厚みが薄くなります。軒の出も変わってきますので、雨樋の設置位置が合わずにしっかりと雨水を受けられなくなる場合が結構あるので、劣化具合も考えて雨樋の交換工事を一緒におこなう事をおススメしています。屋根の葺き替え工事の際には足場が必要になります。雨樋交換も足場が必要ですが、例えば、外壁の塗装工事の時にも足場が必要ですので、せっかく足場を架けるのであれば他の工事も一緒におこなう事が一番費用をかけないで済む工事の方法です。今のタイミングで外回りのメンテナンスをしっかりおこなって、台風や地震が来ても強い建物にしてあげましょう。
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