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横浜市旭区で剥がれてしまったスレートを直す方法
横浜市旭区で屋根の調査をおこないました。屋根が剥がれたので見て欲しいというのがお問い合わせのきっかけで、どの様な状態なのかしっかりと調査をさせて頂きました。
屋根の色がちょっと違うのがわかりますでしょうか。ここが剥がれた部分です。スレートは下から葺いてきて釘で固定します。その釘が隠れるように上のスレートをかぶせていって棟まで葺いていきます。割れて剥がれてしまったので、本来であれば隠れているはずの釘が丸見えになっています。防水紙がありますので直ぐに雨漏りというわけではありませんが、釘穴から雨水が入る可能性があるので放っておける訳ではありません。
奥で割れているのが見えました。割れた位置を考えると、釘穴の近くですので新築時に屋根を葺いた時点でヒビが入っていた可能性があります。スレートの部分補修ですと、良くただ貼り付ける工事をおこなう事を目にしますが、貼り付ける事で雨水の抜け道をふさいでしまうことになるのであまりおススメ出来ません。しっかりとした補修を行うのであれば、棟部分から葺くのと逆の順番で剥がしてちゃんと葺替えをしないとなりません。
築14年という事で、スレート表面の劣化が進んでいます。北面にはコケが付着していました。表面が傷むと撥水性が無くなってしまうので陽射しのあたらない北面は濡れた状態になるのでコケの付着が出てきます。陽射しがあたるところは、表面が先に乾いて反りが出てしまいます。割れた部分は一箇所で反りなどもありませんのでメンテナンスとしては塗装工事が最適でしょう。撥水性を取り戻してあげればまだまだ長持ちします。棟板金の釘が若干浮き始めていますので、塗装工事と一緒にビスで固定すれば問題なくなります。
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