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横浜市緑区で瓦屋根の補修工事が着工しました
横浜市緑区で屋根の補修工事をおこなっています。雨樋が吊ってある軒先の鼻隠しという部分がズレて下がってしまっていましたので、下地から直す工事をおこなう事になりました。
日本瓦屋根の軒先部分が下がっていてます。軒先とは外壁から外側に跳ね出すように作られた屋根の先端部分の事をいいます。その先端についている鼻隠がズレてしまったので原因を探るために瓦を上げて下地を確認しました。
雨水によって軒先の野地板が傷んでいるのかと思ったのですが、傷み具合は結構酷い状態でした。屋根の構造は、外側から、屋根材→防水紙→野地板→垂木→棟や母屋などの構造材、となっています。防水紙が劣化すると雨水が浸入して野地板が傷むことは結構あるのですが、今回の傷みは更に下の垂木(たるき)まで及んでいました。軒先部分の垂木が腐ってしまいポキッと折れていたのが鼻隠しが下がってしまった原因でした。しっかりと下地を直すためにもう少し上まで瓦をはがして垂木の補強工事が必要です。瓦は非常に重い屋根材で、一平米あたり約60kg程あります。その重量に耐えられるだけの下地を作らないとなりません。雨水が浸入しないような防水処理も一緒におこなっていきます。この様な下地の傷みは、屋根材に隠れていて簡単にはわかりません。ちょっとでもおかしいな?と思われたらしっかりと調査をおこなって早めの対処が必要です。
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