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鎌倉市今泉にて洋瓦が落下、原因は経年劣化による漆喰の剥がれでした

更新日:2019年12月1日

鎌倉市今泉にていつのまにか洋瓦のてっぺんの一部が落下してしまったとの事で屋根点検調査のご依頼を頂きました。

急な事でとりあえず近所の知り合いの伝手で養生だけしてもらったそうですが、今後どのような修繕をすればいいかわからないとの事でした。

どの部分が落下したか上手く説明できないとの事でしたが、現地に伺い遠目から見てみると隅棟あたりが落下しており、養生している所が見えました。

 

ブチルテープと外壁用透湿シートで養生が施されていた洋瓦の屋根

 

瓦が落下してしまった原因は漆喰の剥がれにより土台が弱まり固定力を失っていたこと

かなりの急勾配の屋根 屋根の上に何やら白い塊が落ちていました

 

落下するには何かしら原因があります。屋根にあがり見回していると屋根の上に白い塊が落ちているのが散見されました。

これは「漆喰」です。洋瓦も土台の心木を守るために漆喰で化粧されております。雨水を吸い込まぬように和瓦同様に漆喰で保護されているのが通常ですが、築20年以上何もメンテナンスをされていなかったというこちらの洋瓦が使われた屋根の漆喰が経年劣化で棟から剥がれてしまっておりました。

土台自体が雨水を吸い込んで固定力を失ってしまい、心木に向けて打ち込んである釘が抜けて降りている所が多く見つかりました。今回の原因はメンテナンスをしていなかったことによる棟の劣化であることがわかります。

 

漆喰が剥がれると瓦の接着も弱くなり棟も歪み雨漏りに繋がります

瓦屋根では漆喰はとても重要です 雨漏りする前に棟のメンテナンスを行いましょう

 

こちらの写真は完全に漆喰が剥がれ落ちてしまっている様子です。さわるとボロボロと土がこぼれ落ちてしまいます。半月になっている冠瓦を持ってみると簡単にずれてしまうほど固定力が低下してしまっております。これではまたいつ他の箇所が屋根から落下するかわかりません。

 

今回は雨漏りはまだしていなく、桟瓦自体はまだ割れている所もないことから棟取り直し工事のご提案をいたしました。

一度すべての棟をどかし清掃し整えた後に棟を積みなおす工事となります。土台の歪みも直り雨漏りの心配も少なくなります。

ただ、屋根の状態によっては棟取り直しではなく葺き直しなどの瓦工事が必要な場合がございます。

今のお住まいがどのような状態で、どんな工事が最適かご不安な場合は瓦屋根にも精通している街の屋根やさんへご相談ください。

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