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川崎市宮前区で壊れた雨樋（national製PC-50）の調査
川崎市宮前区で行った雨樋調査の様子をご紹介いたします。数年前の雪で壊れてしまったそうですが、それから放置していたそうです。雨が降るたびに、壊れた箇所から水がぽたぽたと落ちてくるので、音も気になっているということです。雨樋が壊れると正しく排水されないので、場合によっては軒天などの回り込んで木部を腐らせる原因にもなります。まずは調査を行い必要な工事をご提案させていただきたいと思います。
こちらが今回調査を行う雨樋です（左写真）。地上からの撮影ですと状況があまりわかりませんが、梯子を使って近くによると、ひしゃげた箇所が見つかりました（右写真）。
この辺りは雪はあまり多くないので、雪止め金具を設置しているお宅がそれほど多くありません。雪止め金具がないとどうしても雨樋まで雪が滑って来て重みで曲がってしまうことになりますので、お住まいのためにも雪止め金具を取り付ける方がよいでしょう。
他にもコーナー部に割れている箇所などもみつかりましたので、部分的な補修ではなく交換が望ましい状況です。雨樋を交換する場合型番に合わせる必要があります。この雨樋の型番はnational製のPC-50です（右写真）。雨樋は古いものになると生産終了していることもありますので、そうなるとすべての雨樋を交換しなければなりませんので注意が必要です。
こちらは屋根の状況です。屋根もだいぶ長いことメンテナンスをしていないようで、全体的に色褪せしています。これはスレート表面の塗膜が劣化している証拠ですので、そろそろ塗装を行う必要があります。このまま放置すれば、紫外線や風雨の影響でスレート自体が傷んでしまいます。
今回は雨樋交換の調査でしたが、屋根や外壁も塗装時期に来ていることから合わせて塗装によるリフォームをご提案させていただきました。
雨樋は雪の被害によるものでしたが、このような機会にまとめてお住まいのメンテナンスをしておくのも良いかもしれません。なかなかきっかけがなく、放置されてしまって雨漏りしてしまったという話もよくありますので、悪い所が見つかったら他の箇所もまとめて直すことがお勧めです。
雨樋交換工事については専用ページがございますので、詳しく知りたい方は合わせてご覧ください。
記事内に記載されている金額は2016年06月07日時点での費用となります。
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- 施工内容
- 屋根葺き替え
- 築年数
- 46年
- 使用材料
- オークリッジスーパー （ハーバーブルー）
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