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横浜市南区|築70年以上、増築で連なったいくつものトタン屋根の雨漏り調査
本日は横浜市南区にお住いのI様より「所々で雨漏りがあり、築も古いので対策案をうかがいたい」とのご相談を頂きました。築は70年は経っているとの事で、その間、増築を繰り返し、古いトタン屋根が連なった建物になっているになっているそうです。早速現地を拝見いたします。
こちらの建物は40年前に一度、屋根葺き替えを行ったそうです。また、5~6年前にはI様ご自身で屋根の塗装もしたとの事です。40年前に葺き替えを行い、5~6年前に塗装を施したとしても下地は劣化しているでしょう。現在、室内数ヶ所で雨漏りも確認されているそうですから、これから塗装や屋根カバーなどを行っても無駄になってしまうだけです。改めて下地から作り直す必要があると考えられます。
実際に屋根の上へのぼり、調査をいたします。
確かに何度も増築をした様子がうかがえます。屋根の棟が4つ5つと確認でき、やや強引につなげた様な谷なども見受けられます。屋根の上を慎重に歩いてみると、所々でパリパリと表面が割れ剥がれ落ちてしまう状況です。5,6年前にご自身で塗装をしたとの事ですが、しっかりとした下地処理を行わずに塗装をしても、すぐに塗膜が剥がれてしまう原因になってしまいます。屋根や外壁もそうですが、塗装をする前は、長年の汚れや旧塗膜、コケや藻などをきれいに取り除くことで、新たに塗る塗料の密着性を高めることができます。勿論、今回の屋根の上から再度、塗装をするのは難しいでしょう。
下地の状況ですが、増築を繰り返していることもあり、足の踏み場に戸惑いますが、抜け落ちてしまうほど弱っているところは確認できません。しかし、所々で雨漏りを起こしているとの事もあり、防水紙を含め、野地板の取り換えは必須でしょう。
また、目につくのが屋根の上に乗った温水器です。こちらの温水器は長年使っておらず、屋根の工事を行うなら合わせて撤去をしたいとの事です。結構な大きさですが、クレーンなどで吊り上げられれば問題ないです。しかし、クレーンを使うには道路の幅、建物の周りの電線の状況なども関係してきます。あいにく、こちらの建物の周りは道幅が狭く、上には電線がいくつも交差している状況ですので、クレーンを使用しての撤去は難しいでしょう。手作業での解体・撤去を行わざるを得ません。余計に手間とコストがかかってはしまいます。
今回の調査結果では、間違いなく屋根全体のやり直し(葺き替え)が必要である事をご報告させて頂きました。また、温水器の撤去費用に一部陸屋根の防水工事、場合によっては屋根の付帯部分(破風板や雨樋など)もやり直す必要がある事もお伝えいたしました。また、今後どのくらい住むかなど、先々の事も考慮に入れていく必要もあります。近々建て替え、建て壊しなども検討されるのなら、この状況で屋根全体にコストをかけるのは勿体ないです。しかし、簡単に補修ができるレベルでもないので、どの程度手を加えていくかなど、これからしっかりと打ち合わせを行っていきたいと思います。
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