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横浜市港北区屋根調査で確認した塗膜の剥がれと棟板金の浮き
横浜市港北区で屋根調査を行いました。
築23年のスレート屋根です。9年前に塗装を行っており、暫く調査をしていなかったそうで今回はご依頼がありました。メンテナンスは10年に1度と言われますが、9年前に塗装をしたスレート屋根はどのうような状態となっているのでしょうか。早速見てみたいと思います。
前回は青い塗料で塗られていたようですが、色が薄れているような部分が見られます。鳥のフンに似たような模様をしております。板金部分と同じ色だったはずですが、比べてみると明らかにスレートの色は変色してしまっております。
スレートの表面をよく見てみると、白いところとねずみ色のところがあります。白いところは下塗り材です。ねずみ色のところはスレート自体が見えてしまっている状態です。これは9年前に塗られた塗膜の剥がれが発生しているということになります。
続いて棟板金を見てみました。棟板金は釘が抜けているところが多くありましたが、釘が青く塗られているのところも多くありました。塗られているということは9年前から抜けていたことになります。棟板金はスレートとの間に指がスッポリと入り込んでしまうくらい浮いてしまっております。釘が抜けているところが多いということは、それだけ板金の固定がなされていないといことです。風で飛ばされてしまう可能性もあり、近隣のお宅や通行人への被害がでる危険性もありますので要注意です。スレート屋根は塗膜の剥がれが発生しているので塗装が必要な状態です。棟板金は貫板も含めた交換が必要です。塗装は1回目より2回目の方が塗膜の剥がれが早い傾向があります。築年数や先々のことを考えるとカバー工事や葺き替え工事も視野に入れるタイミングです。横浜市港北区屋根調査で確認した塗膜の剥がれと棟板金の浮きをお伝えしました。
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