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横浜市西区で強風でめくれた棟板金の交換工事を行いました
横浜市西区のお宅で強風によりめくれた棟板金の交換工事を行いました。
屋根が急勾配につき足場を架けてからの作業です。足場を架けるので一緒に屋根外壁塗装も行います。
最初にお伺いしたときはこのような状態でした。強風により棟板金がめくれております。中には貫板という木製の板がありますが、棟板金がめくれる原因はこの貫板です。
棟板金がどのようにして取付けてあるか、仕組みを図にすると左上のようになります。実を言うと棟板金は、屋根材に直接取付けある訳ではないのです。貫板が屋根材に直接取付けられていて、その貫板の上に被せて側面から固定して取付けられているのです。木材は年数が経つにつれ腐食しますので、固定してある釘が緩み板金自体が外れやすくなるのです。緩んだ状態で風に煽られると捲れたり剥がれたりしてしまうのです。
貫板の腐食は捲れた部分だけではなく、全体的に同じ傾向にありますので、今後の不安や心配をなくすために全て交換します。まずは既存の棟板金と貫板を外して清掃します。そして新しい貫板を屋根材に取り付けていきます。今回使用した貫板は木製ではなく樹脂製です。強度が増して耐久力が木製に比べると高いです。
樹脂製の貫板を取付けたあとは、板金を曲げ加工して貫板に被せる形状にし、貫板へ取付けていきます。板金の隙間にはコーキングを行い雨水が入らないようにします。これでもう飛ばされる心配はありません。
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