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横浜市金沢区瓦屋根のお宅で瓦の固定が弱くなり雨漏り発生
横浜市金沢区の瓦屋根のお宅で雨漏りが発生したということでご相談がありました。
先日の大雨で雨漏りが発生したそうです。かなりの量が漏れてきたそうです。左の画像の赤丸部分の室内で雨漏りが発生したそうです。まずは雨漏りの状態を室内で確認してみましょう。
雨漏りは2部屋に跨って発生しておりました。左側の画像と右側の画像は背中合わせとなっております。室内の雨漏り地点を確認しましたので、屋根に上がりまずはこの雨漏り地点の周辺を調査してみます。
瓦屋根はすこし複雑な寄棟の形状です。大棟の熨斗瓦が6段もあるので重厚感がりますね。室内の雨漏り地点は右側の画像の谷の辺りであることが分かりました。
谷を見わたしてみると、瓦が抜けてしまっているところがありました。谷には雨が降った際に雨水が集まりますので、水量が多くなる傾向があります。この抜けた瓦が先日の大雨では谷を流れる雨水の障害となりこの部分に溜まってしまったものと思われます。溜まった雨水は谷に使用している板金と防水紙の隙間に入り込み雨漏りを発生させたようです。
また瓦屋根の状態を見てみると、割れが多く内部が見えてしまっていたり、棟を束ねる銅線の切れや隙間に詰めてある漆喰の剥がれも多く、全体的なメンテナンスが必要な状態でした。今回の雨漏りの原因となった瓦の抜けは、瓦の固定が弱くなっている証拠です。瓦の固定は葺き直し工事を行うと改善されます。1度瓦を撤去して、野地板・木ずり・桟木を新しくして、再び瓦を取付けていく工事です。その際には割れた瓦だけ新しくして、棟も組み直す必要がありますので、銅線も漆喰も新しくなります。瓦ではなく新しい軽量な屋根材へ交換することも可能です。雨漏りの調査は弊社にお任せください。横浜市金沢区瓦屋根のお宅で瓦の固定が弱くなり雨漏り発生をお伝えしました。
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