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横浜市鶴見区|集合住宅の屋根瓦、棟取り直し工事調査
本日は横浜市鶴見区にある集合住宅の屋根調査に伺ってまいりました。マンションタイプの集合住宅で屋根が瓦葺きになっているのは珍しい様に思われます。今回はそのマンションの全体的な改修工事が行われている屋根部分についての調査になります。
瓦屋根もセメント瓦など、種類によっては塗装のメンテナンスを行うこともございます。今回に関しては、塗装ではなく漆喰の劣化の改善を目的とした調査になります。瓦の棟の土台部分に詰められている白い塊が漆喰になります。昔の葺き方は、土や泥を敷き、その上に熨斗瓦・棟瓦を乗せ、土や泥部分の廻りに漆喰を詰めるのが一般的です。現在は土や泥の変わりに南蛮(土や泥と漆喰が一体となった役割を担う漆喰)を土台として、その上に棟金具と垂木で施工、棟瓦の上部にはパッキン付きのビスで補強を行う「強力棟」工法が主流になりつつあります。
ご覧のように、既存の葺き方は棟の土台に漆喰が詰められており、場所によっては経年による劣化が原因で漆喰が剥がれ落ちているところもございます。また、棟の並びにも影響が出ており、全体的に歪みが見受けられる状況です。この様な状態では、漆喰の詰め直しではなく、棟自体を詰み直す、「棟詰み直し工事」を行うのが賢明です。既存の土台(下地の土や泥、漆喰部分)を撤去し、新たに南蛮を使用し、土台から作り直しす工事になります。棟の歪みも解消され、漆喰の劣化も気にすることなく、雨漏りのリスクも軽減できる最善のメンテナンス工事になります。
今回の調査を元にお見積もりを作成し、マンションでの会合での合否を待つ容になります。集合住宅との事もあり、棟全体の距離も400mはございます。工事も大規模ですが、それに掛かる費用・金額も大きくなります。過半数以上の合意が得られれば、工事を行う流れになる様です。
街の屋根やさんではマンションやオフィスビルなど大型の建物のメンテナンスも請け負っております。その際の調査費・お見積もりに関しては無料で行っております。マンションオーナ様も、建物に関するメンテナンス、点検や調査に関するご相談は(フリーダイヤル0120-989-936まで)お気軽にお問い合わせください。
記事内に記載されている金額は2018年08月29日時点での費用となります。
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- 施工内容
- 屋根葺き替え
- 築年数
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