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相模原市南区の屋根調査で剥離したスレートのメンテナンス
相模原市南区のお宅より屋根調査のご依頼がありました。
築9年のお宅ですが、今まで1度も屋根の状態を確認してことがないのとのことで、今回は初めてご依頼をしたそうです。それでは調査を始めます。
お隣の建物との間のスペースが限られているため、はしごではなくバルコニーから脚立を使用して確認してみます。室内階段の窓から下野根を見ることができました。スレート葺きの屋根なのが判ります。北側といこともあり多少の苔は付着しておりますが、画像で陽の当たっているあたりを見てみると、1枚1枚のスレートの縁が白くなっているのが判ります。これは劣化が始まっている証拠です。もっと近くで確認したいので、下屋根よりも陽の当たる南面の大屋根で確認してみます。
南面の大屋根です。やはりスレートの縁が白く変色しているのが判ります。劣化が進むともっとびっしりと白くなりますが、まだそこまでは悪化していないようです。
他の場所に比べて軒先のスレートは剥離を起こしておりボロボロの状態です。軒先は雨水が1番多く流れますので、傷みやすいのは確かです。しかし9年目の劣化具合としては随分と進んでおります。
また剥離する一歩手前の状態のスレートも多数ありました。スレートの厚み部分が少し剥離してりるのが判ります。スレートの剥離は、スレート表面の劣化や傷みよりも深刻で、このスレートの寿命が短いこと意味します。工事のご提案としては、塗装することはできますが、スレート自体の状態が悪いので塗料そろぞれの持つ耐用年数より下がってしまいます。よって既存の屋根材を残してその上から新しい屋根材を設置する屋根カバー工事をご提案致します。屋根カバー工事をすることにより、それ以降のメンテナンス回数を減らすことができることがメリットです。また葺き替え工事と比べれば、工事の際の廃材の量も少なく、工期も短く、費用も抑えられるというのもメリットです。屋根が今以上に重くなるのが心配ですが、使用する材料が金属で軽量なため安心です。
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