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三浦市東岡町にて令和元年房総半島台風で落下した棟板金の交換工事

更新日：2020年08月24日

【施工前】
棟板金交換工事　工事前

【施工後】
棟板金交換工事　工事完工後

施工内容棟板金交換

築年数14年

使用材料ガルバリウム製棟包み

費用詳しくはお尋ねください

保証お付けしておりません

【お問い合わせのきっかけ】

担当：谷

　令和元年房総半島台風が通過後、屋根の一部が落下していることに気づき、お問合せされたＨ様です。
　点検にお伺いしますと、棟板金が落下していました。また、屋根の調査では、残っていた棟板金の浮きも気になりました。棟板金と屋根材の間に隙間ができてしまうと、そこから雨水が浸水し、最悪の場合、雨漏りが発生してしまいます。定期的な点検で、屋根の状態を把握することが大切です。
　今回、Ｈ様は火災保険に加入されており、適用可能ということで、保険を使用した棟板金交換工事を行いました。自然災害で住宅が破損してしまった際、保険が適用使用できるもあります。

担当：谷

点検の様子

落下した棟板金棟板金が飛散してしまった箇所

　令和元年房総半島台風が通過後、「屋根の一部が落下している」とご相談がありました。三浦市東岡町で築14年になるＨ様邸です。ベランダには、変形した棟板金が落ちていました。令和元年房総半島台風の勢力が、いかに大きかったかを物語っています。
　早速、屋根にのぼり調査を行います。棟板金が飛散してしまった箇所は、貫板が片方無くなってしまっています。木製の貫板は雨水を含み、黒く変色してきています。貫板が腐食し、劣化すると棟板金を固定している釘が抜けやすくなり、今回のように飛散に繋がってしまいます。釘は築年数が7～10年経過した頃から抜け始めますので、定期的に屋根の点検を行うことが大切です。

棟板金の浮き棟板金が浮いてしまい、屋根材との間に隙間ができてしまっている

　棟板金が飛散していない部分も、浮いてきているのがわかります。手が入ってしまうほどの隙間です。これでは、雨が降った際に、雨水が浸水し、貫板を腐らせてしまいます。最悪の場合、雨漏りの原因となってしまうこともあるでしょう。点検後、棟板金交換工事のご依頼がありました。Ｈ様は、火災保険に加入しており、適用できるとの事でしたので、保険を使用した工事になります。

棟板金交換工事

既存の棟板金と貫板を撤去し、新しい貫板を設置する

　まずは、棟板金と貫板を撤去します。固定していた部分には釘穴がありますので、コーキング材で塞ぎ、新しい貫板を設置していきます。

棟板金は成型加工されていますが、繋ぎ目や端部の折り曲げ加工や処理は職人が行います棟板金を貫板の上から設置する

　貫板の上から棟板金を設置します。棟板金はもともと成型加工されていますが、屋根によって形状が異なりますので、繋ぎ目や端部の折り曲げ部分の加工や処理は、現場で職人が行います。腕の見せ所です。

ステンレスビスステンレスビスで棟板金を固定

　私たち、街の屋根やさんでは、ステンレスビスを使用して棟板金を固定しています。ステンレス製ですので、鉄の釘と比べて錆びにくく、抜けにくいといった特徴があります。「棟板金が何度も飛散してしまう」とお悩みの方にもお勧めです。

棟板金のつなぎ目　コーキング処理棟板金のつなぎ目はコーキング処理を行い止水処理をします

　最後に、棟板金のつなぎ目をコーキング処理していきます。隙間ができてしまうと、そこから雨水が浸水してしまいますので、隙間ができないようにしっかりと処理することが重要です。

棟板金交換工事　完工

　棟板金交換工事が竣工しました。飛散してしまっていた部分だけではなく、残っていた棟板金の浮きも解消することができました。屋根上の状態は、やはりのぼってみなければわかりません。信頼できる業者を見つけ、定期的に点検を行うことで、棟板金の飛散を防ぎましょう。

　記事内に記載されている金額は2020年08月24日時点での費用となります。
　街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
　そのほかの料金プランはこちらからご確認いただけます。

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