寒川町岡田にて令和元年房総半島台風の影響で霧除けのトタンが捲れてしまった為にガルバリウム鋼板にて改修工事を行いました

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寒川町岡田にて令和元年房総半島台風の影響で霧除けのトタンが捲れてしまった為にガルバリウム鋼板にて改修工事を行いました

更新日:2021年04月21日

【施工前】

【施工後】

施工内容屋根補修工事、破風板板金巻き工事

築年数35年

施工期間1日

使用材料ガルバリウム鋼板

費用18万円

ハウスメーカー地元工務店

火災保険アイコン台風アイコン

【お問い合わせのきっかけ】


担当:新海


 寒川町岡田にお住まいのF様より「令和元年房総半島台風の影響で、いくつかある内のの屋根がめくれてしまいパタパタしている。簡易的にガムテープで養生をしていたがそろそろ本格的な修繕をしたい。」との事で街の屋根やさんへご相談を頂きました。

 さっそく現地にお伺いしお住まいの事を色々とお話していると、数年前に全体的な屋根のリフォームをされているとの事でした。見ると確かに二階と一階の屋根にまだ新しい瓦調金属屋根が確認できます。しかし、庇まで傷んでいるとは思っておらず築30年以上経過したなりの劣化が窺えました。今回修繕を依頼するにあたり色々とお調べになられていたF様は、庇の屋根だけではなく破風板の劣化も気になるとの事で破風板板金巻きもできる「板金工事が得意」な業者を探しておられたそうです。

庇は下地の劣化もある事から今回は新たに下地を重ね張りし、外壁との取合いは雨仕舞として新たに板金工事を施し、また気にされていた破風板の板金巻きもご提案させて頂き工事を行う運びとなりました。

近年デザインを優先するにあたり、軒があまり出ていないお住まいや庇や霧除けがないお住まいも多くなっております。しかし、直射日光を避けたり紫外線の影響を避ける為には庇はとても有効です。また庇自体は外に取り付けてありますので熱をもったとしても室内への影響もありません。それでは工事の様子をご覧ください。
 寒川町岡田にお住まいのF様より「令和元年房総半島台風の影響で、いくつかある内のの屋根がめくれてしまいパタパタしている。簡易的にガムテープで養生をしていたがそろそろ本格的な修繕をしたい。」との事で街の屋根やさんへご相談を頂きました。

 さっそく現地にお伺いしお住まいの事を色々とお話していると、数年前に全体的な屋根のリフォームをされているとの事でした。見ると確かに二階と一階の屋根にまだ新しい瓦調金属屋根が確認できます。しかし、庇まで傷んでいるとは思っておらず築30年以上経過したなりの劣化が窺えました。今回修繕を依頼するにあたり色々とお調べになられていたF様は、庇の屋根だけではなく破風板の劣化も気になるとの事で破風板板金巻きもできる「板金工事が得意」な業者を探しておられたそうです。

庇は下地の劣化もある事から今回は新たに下地を重ね張りし、外壁との取合いは雨仕舞として新たに板金工事を施し、また気にされていた破風板の板金巻きもご提案させて頂き工事を行う運びとなりました。

近年デザインを優先するにあたり、軒があまり出ていないお住まいや庇や霧除けがないお住まいも多くなっております。しかし、直射日光を避けたり紫外線の影響を避ける為には庇はとても有効です。また庇自体は外に取り付けてありますので熱をもったとしても室内への影響もありません。それでは工事の様子をご覧ください。


担当:新海


【調査の様子】

台風で捲れた庇屋根 庇が飛ばないようにガムテープで養生されていました

 

 調査にお伺いしますと、捲れてしまったという庇がある裏手に案内されました。シャッターBOXがあるちょうど真上に取り付けてありました庇のトタンが捲れてしまっていたようでして、F様がこれ以上捲れて室内への雨漏りやご近隣へ二次被害が出ないように苦肉の策としてガムテープが貼られておりました。トタンは塩害により錆びて劣化することもありますが今回は不測の事態です。脚立を立てて上から見てみますと奥に見える段違いになっている破風には以前外装のリフォームをされた時に板金で巻いたようです。しかし今回捲れてしまった庇部分のトタン屋根がその破風板の下端に入り込んで設置されている為に、施工が困難になりました。

 

内部を見ますと下地木の劣化と釘の錆が確認できます

 

 ご覧ください。お客様の了承を得て下地がどれほど傷んでいるか確認するためにガムテープを一時はずしめくって内部を確認した所です。バラ板で下地が造られており垂木に釘で固定されているようですが、固定する釘がほぼ見える範囲全て赤錆が出てしまっておりました。下地木自体も見る限り黒ずんでしまっており、令和元年房総半島台風以前より傷んでおり強風を伴う降雨時から、じわじわと傷みが拡がっていたのかもしれません。

 

段違いになっている所は破風板金巻きされており、庇がその下端に入り込んでおりました 破風板も劣化し塗膜が剥がれている様子

 

 施工を難しくしておりますのが、左側面に段違いになっている破風板がのって雨仕舞処理がされている所です。庇は雨押えの板金で加工して設置致しますので問題ないのですが、その下端から破風板が外壁まで横に伸びており、こちらを現地にてガルバリウム鋼板製の平板をうまく加工して設置しませんとH様が希望されている破風板板金巻きが不可能になります。

 もともと破風板金巻き工事は木で出来ている破風板をガルバリウム鋼板製の厚さ0.35mm品で被せてしまい、塗装ができなくなるほど傷んでしまった破風板の保護をし雨水の吸い込みなどを防ぐのと同時に見た目も綺麗にし、まとまり感を出す事が出来る工事となります。経年で劣化してしまい雨水を吸い込むようになってしまった破風板は、塗装でのメンテナンスが出来なくなり内部へ雨水が染み込みだす場合がございます。交換するのも手ですが、そのまま板金で巻いてしまう破風板金巻き工事もお勧めです。それでは施工の様子です。

 

【施工中の様子】

 

既存のトタンを撤去 多少雨が吹き込んだのと経年劣化で下地が傷んでいる

 

 まずは既存の鋼板屋根を全て撤去致します。モルタル外壁側は内部へ立ち上がっており外壁を斫りませんと撤去できない為、見える範囲でカットし最後に雨仕舞として雨押え板金を設置致します。下地も見ると見えなかった所は案外傷みが少なかったようです。ただ、既存の鋼板屋根がめくれてしまっていた周辺は雨水を吸って黒ずんで腐食が始まっていました。しかし、施工する事は可能でしたので、街の屋根やさんへお問い合わせされたタイミングがよかったようで一安心です。室内へも雨漏りしておらず、近隣被害が出る前に施工が可能となりました。

 あまりにも傷みが酷くなってから修繕のご依頼を頂けても、予算が高額になったりご希望の施工が困難になる場合が多々ございますので、お住まいで異常を感じましたらなるべく早めに修繕の計画を立てる事をお勧めいたします。

 

 

墨出しをして新規野地板の設置と水切り金物の設置 下地を張り、勾配があまりない為に遅粘着性のルーフィングを敷設致します。

 

 板金を捲り、新しく構造用合板を設置致します。写真左の赤い矢印部分に墨出しをしておき、そこへ新しくした下地から釘を打ち込み固定致します。その後に遅粘着性改質アスファルトルーフィングであるタディスセルフを敷設致します。外壁との際には立ち上げて敷設しておき雨仕舞処理をきちんと行います。

 街の屋根やさんではカバー工事などでは多く使用させて頂いておりますこちらの田島ルーフィングさんのタディスセルフ、特に勾配が緩いような屋根に関しては非粘着性のルーフィングよりも自粘着してくれ釘穴廻りもしっかりとカバーしてくれるタディスセルフはお勧めのルーフィング材です。

 

この時点で 破風板金巻きは破風の劣化を緩やかにする、また美観の回復にも一役かってくれます

 

 こちらは現地にて加工した平板の板金を軒天部分との取合いに設置している様子です。ガルバリウム鋼板製の平板を現地採寸し職人さんが加工し綺麗に設置する事ができました。その後破風板板金巻きをしておきます。きちんと釘が効く所へと板金を貫通させて破風板へ固定してゆきます。野地板へ向けて板金に返しをつけておき、新しい板金でつかみ突き上げの雨水を侵入を防ぎます。ガルバリウム鋼板製の屋根が取り付けられました。

 

ガルバリウム鋼板を被せます 壁際の雨仕舞で板金の設置

 

 その後にこげ茶をお選び頂きましたガルバリウム鋼板の屋根材を被せて掴んで固定させます。その際に側面の破風板との際、またモルタル外壁の際はそのままですと雨水が入り込んでしまいますので、捨て板金と雨押えを設置し雨仕舞処理を致します。設置しても隙間は生じてしまいますので、そちらへはコーキング処理で対応させて頂きました。

 

しっかりとシーリングをし継ぎ目からの雨水の侵入を防ぐ 外壁側もきちんと雨仕舞

 

 軒天部分に加工して設置した所も含めコーキング処理をして雨仕舞をしておきます。H様邸は少し高台に建てられているお住まいでしたので風が強い日は突き上げるような強風がお住まいにぶつかる事が多いようです。しっかりと施工しておき、今後H様がご不安になられている今回と同様な事が起きないようにしっかりと施工させて頂きました。

 

【完成】

 

庇改修工事完了

 

 寒川町岡田H様邸の庇改修工事が無事竣工となりました。新しくガルバリウム鋼板製の屋根を取り付け、破風板や外壁との際にはしっかりと板金で雨仕舞処理を施しておきましたので安心です。しかし、コーキングはある一定の年数や立地環境によっては切れてしまったりが出てまいりますのでその際は再度コーキングの打ち直しが必要です。

 F様邸は二階屋根や一階屋根の施工は前回外壁塗装と一緒に行っていたそうですが、小さい庇部分に関しては施工する事自体ご提案されなかったそうです。庇や霧除けの改修をしてくれる施工店、また破風板金巻きも出来るリフォーム会社を探されていたとの事で、仕上がりにも満足していただき大変感謝をされました。

 今回はご利用頂きまして誠にありがとうございました。

 

 記事内に記載されている金額は2021年04月21日時点での費用となります。
 街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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