横浜市神奈川区六角橋にて令和元年東日本台風で飛散した瓦の棟瓦取り直し工事を実施

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横浜市神奈川区六角橋にて令和元年東日本台風で飛散した瓦の棟瓦取り直し工事を実施

更新日:2020年09月01日

【施工前】
瓦の飛散

【施工後】
棟取り直し工事

施工内容棟瓦取り直し

築年数約30年

平米数14m

施工期間2日

使用材料三州瓦・シルガード

費用55万円

火災保険アイコン台風アイコン棟瓦取り直し

【お問い合わせのきっかけ】


担当:谷


 神奈川区六角橋にお住まいのお客様は、昨年の台風15号(令和元年東日本台風)により屋根に被害が出てしまいました。朝瓦の破片が庭に落ちている事から気が付いたそうですが、強風の音で何も気が付かなかったそうです。とても強い台風で周りの近所にも、被害が出てしまっていたとの事でした。
 お客様は以前にも屋根の修理を私達、街の屋根やさんで依頼して頂いた事があり、以前の修理でもしっかり工事をしていた事やアフターメンテナンスがしっかりしている事から、うちには困った事があれば街の屋根やさんに頼めば大丈夫だと言う安心感があったそうです。
 神奈川区六角橋にお住まいのお客様は、昨年の台風15号(令和元年東日本台風)により屋根に被害が出てしまいました。朝瓦の破片が庭に落ちている事から気が付いたそうですが、強風の音で何も気が付かなかったそうです。とても強い台風で周りの近所にも、被害が出てしまっていたとの事でした。
 お客様は以前にも屋根の修理を私達、街の屋根やさんで依頼して頂いた事があり、以前の修理でもしっかり工事をしていた事やアフターメンテナンスがしっかりしている事から、うちには困った事があれば街の屋根やさんに頼めば大丈夫だと言う安心感があったそうです。


担当:谷


台風による被害

棟瓦の破損 棟瓦の破損

 横浜市神奈川区六角橋にお住まいのお客様は、台風の影響で瓦が破損してしまいました。台風が過ぎ去って翌朝庭に出ると、瓦の破片が落下していたそうです。屋根上の状況は解らないのだが、瓦が割れている事は確かで、屋根が壊れている事に違いないとの事で私達、街の屋根やさんにお問い合わせを頂きました。

 お客様は昨年の台風の前にも屋根が破損した事があり、以前にも弊社で修理をしていただいたお客様でした。以前も似たような瓦被害が出てしまったとの事で、屋根の点検を含め一度調査してもらいたいとの事でした。今回屋根が破損してしまったのでしたが、以前も頼んだ事がありしっかりした工事をしてくれたことから、屋根の事だったら任せておけば大丈夫と安心していたそうです。

現地調査

棟瓦の落下

 お客様が朝方見つけた、屋根から落下した瓦は棟瓦になり、棟が崩壊寸前で崩れた瓦が落ちてしまっていました。屋根の棟違いの部分になり端部の漆喰が剥がれ雨水と強風により、棟瓦の屋根土が流れ出してしまい、棟瓦の倒壊となってしまいました。当時瓦端部は漆喰で止めるしか工事方法が無かったので、台風の横風に耐えられなかったのでしょう。

瓦の割れ 瓦の割れ

 瓦は三州瓦のハイシルバーと言う瓦です。昔からよく見る瓦で一般的に普及している瓦です。非常に耐久性が高く、釉薬を塗り焼き上げていますので陶器と同じ表面になっています、よって瓦自体に問題が起きないとも言われています。今回棟瓦の所々が破損している事と、屋根土が劣化してきていることを考え、棟瓦の取り直し工事をご提案させていただきました。

 前回と同じ火災保険で修理金額を賄うようにしたいとの事でした。今回破損した棟は以前保険を適応していない場所であり台風の影響だということも一目瞭然な為、お客様のご要望通り火災保険で補修が出来ました。規約で違いはありますが、数年以内に工事した場所が再発し修理する場合は、累積が付き思うような保険金が下りない場合もありますので一度ご確認をされた方が良い事もあります。(火災保険の事でしたらこちらまで)

災害復旧工事

瓦の割れ 瓦補修

 玄関上の瓦も数枚割れてしまっていました。瓦は陶器の様なものですので、非常に硬く丈夫な建材ですが、上から同じ硬さの物が勢いよく当たれば、簡単に割れてしまいます。しかし瓦は約30センチ角の建材で割れた瓦を、簡単に差し替える事が出来てその場で直す事が可能です、1枚当たりの建材単価が安いので簡易的に修理が可能です。

棟取り直し工事

 今回棟の一部分の他にも棟瓦が傷んでいたので、棟を全て積み直す事が出来ました。火災保険金額範囲内ですと破損していない場所は適応外になってしまいます。不幸中の幸いといいますが、破損していた事もあって工事が出来ました。火災保険では経年劣化での破損は通用しないので、不適説に工事見積もりを出しても、保険対象外になったり、壊れているのにその他も減額される可能性がある為、誠実な見積もり作成が必要になります。

 棟取り直し工事は1枚1枚の瓦を丁寧に剥がして行く事から始まりますが、当時使われている屋根土が乾燥して劣化すると、ボロボロになっている事が解ります。屋根土には漆喰も混ざっている為、処分する事も大変になり袋詰めして、処分する必要があります。屋根土には土だけではなく、繊維や砂・漆喰などが混ざっており、土だからと言ってその辺には捨てる事が出来ません。必ずマニフェストが出せる処分場にて処分しないと、法で罰せられてしまいます。

 今回棟の取り直しをしますが、以前と同じ工法で直しても又すぐに破損してしまう可能性があるのと、以前の工法ですと定期的に漆喰の詰め直しと言うメンテナンス工事が発生してしまいます。そこでランニングコストがかからない工事方法で修理を致しましょう。

 今回使用した屋根土に代わる建材は、シルガードと言う商品で、なんばん漆喰と同じ部類の商品です。粘土内にシリコンが含む防水剤が含まれている為、雨水が浸み込みにくく、溶け出す事が無いので大きな衝撃が無い限り崩れません、土が流れ出さない事から、当時の屋根土を保護していた表面の漆喰もいらずに一発で仕上げる事が出来ます。当時の様なメンテナンス工事が必要無くランニングコストが軽減できます。

棟取り直し工事

 無事に棟積み直し工事は完成となりました。以前よりも丈夫になり、メンテナンスの手間も減らす事が出来る棟瓦になりました。瓦は破損しない限り再利用が出来何度でも積み替える事が出来ますが、瓦工事の中で棟の積み直し工事は費用が高い工事です。積み上っている瓦を一度撤去し新たに一から積み上げますので新築時に作るより工程が多く、産業廃棄物も出てしまう為どうしても高額になりがちです。一回の工事でより丈夫に作り直す事をお勧めいたします。(漆喰工事の事でしたらこちらまで)

 記事内に記載されている金額は2020年09月01日時点での費用となります。
 街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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工事種類

外壁塗装, 屋根塗装

お問い合わせ内容

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