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横浜市泉区にて築30年のお家の屋根をコロニアルクアッドで葺き替え、色はミッドナイトブルー

更新日:2018年12月04日

【施工前】
施工前

【施工後】
施工後

施工内容屋根葺き替え

築年数30年

施工期間14日間

使用材料屋根:コロニアルクアッド

足場アイコン屋根葺き替え

【お問い合わせのきっかけ】


担当:増田


お問い合わせのきっかけは、屋根工事とは別の業者さんが屋根裏の点検を行った際、一部分に雨染みが確認され、屋根の劣化が疑われたのをきっかけに調査のご依頼を頂きました。U様宅は築30年。20年前に一度、屋根は塗装によるメンテナンスを行ったそうですが、それからは手を掛けておらず、現在に至っていたとの事です。調査段階では外壁の塗装と併せ、屋根も塗装によるメンテナンスをお考えの様でしたが、雨漏りの兆候と、築年数を考慮に入れ、屋根は下地(防水紙)からやり直すのが妥当との判断をいたしました。先々での建て替えなども検討した上で、今回のメンテナンスにどこまでの費用をかけるかなど、念入りに打合せを行いました。結果、先、10年は安心して過ごせる様に屋根に関しては葺き替えを行う事でお話がまとまりました。メンテナンスを行うのならイメージチェンジも行いたいとの事で、外壁は白をベースに塗装を行い、屋根は青色の屋根材を使用しての葺き替えを行う事になりました。色選択は奥様の兼ねてからの希望の組み合わせだったこともあり、完成後は大変喜んでおられました。
お問い合わせのきっかけは、屋根工事とは別の業者さんが屋根裏の点検を行った際、一部分に雨染みが確認され、屋根の劣化が疑われたのをきっかけに調査のご依頼を頂きました。U様宅は築30年。20年前に一度、屋根は塗装によるメンテナンスを行ったそうですが、それからは手を掛けておらず、現在に至っていたとの事です。調査段階では外壁の塗装と併せ、屋根も塗装によるメンテナンスをお考えの様でしたが、雨漏りの兆候と、築年数を考慮に入れ、屋根は下地(防水紙)からやり直すのが妥当との判断をいたしました。先々での建て替えなども検討した上で、今回のメンテナンスにどこまでの費用をかけるかなど、念入りに打合せを行いました。結果、先、10年は安心して過ごせる様に屋根に関しては葺き替えを行う事でお話がまとまりました。メンテナンスを行うのならイメージチェンジも行いたいとの事で、外壁は白をベースに塗装を行い、屋根は青色の屋根材を使用しての葺き替えを行う事になりました。色選択は奥様の兼ねてからの希望の組み合わせだったこともあり、完成後は大変喜んでおられました。


担当:増田


「工事前の様子」

見るからに屋根全体、塗膜の劣化が顕著です。表面の撥水効果は勿論、至るところで屋根材の傷みが見受けられる状況です。築30年となりますと、下地・防水紙の劣化も考え得る時期になります。屋根材で雨水の影響を保護し難い状況ですと、下地の劣化も速まります。下地の劣化が進めば、雨漏りのリスクは当然上がります。

屋根裏で雨漏りの兆候が確認された箇所です。北側の谷板金付近になります。屋根材表面にはコケや花粉などの付着物が目立ち、屋根材自体の浮きやひび割れなども見受けられます。また、谷部分は雨水の通り道として一番水の影響を受けやすい箇所にもなります。当然、板金や板金周辺の下地の劣化も考慮に入れるべきです。ここまでメンテナンスが行われていないとなると、いつ雨漏りが起きてもおかしくはない状況と判断できます。雨漏りの兆候もございましたので、塗装や屋根材での「カバー工法」を行うよりも、既存の屋根材を剥がし、下地からやり直す「葺き替え工事」が妥当と判断できます。

「工事開始/既存屋根材撤去・野地板増し張りの様子」

葺き替え工事はまず、既存の屋根材の撤去から行います。U様宅で葺かれている屋根材はスレートになります。こちらは昔のスレート材で、丈夫ではありますがアスベストが含有しております。屋根材として使用されている分には、人体に被害は及ばないのですが、アスベスト使用の材料は撤去費用が嵩みます。屋根工事では撤去費用を抑えるために、屋根材を被せるカバー工法もございますが、今回は雨漏りの影響を考慮に入れ、下地の状況を確認し、野地板を貼り増すために既存の屋根材を剥がしての葺き替えを行います。

既存の屋根材の下には古い防水紙が敷かれてあります。30年前の防水紙との事もあり、大分劣化が窺えます。箇所によっては屋根材と一緒に破れて剥がれてしまうところもございます。葺き替え工事では基本的に既存の屋根材を剥がした箇所は、下葺き(新規防水紙の施工)までをその日のうちに行います。新たに防水紙まで敷いておけば、万が一雨に打たれても屋内に影響が及ぶことはございません。

雨染みが確認されていた箇所の谷部分ですが、屋根材を剥がした跡にスポンジみたいなカビが見受けられます。屋根材の下に雨水が浸みこんでいた証拠です。また、その下の下地の腐食も確認されました。下地の腐食を招いた原因は、当時施工された谷板金の幅が短すぎることにより、雨水が浸入しやすい状況になっていた様です。上の屋根材の塗装の効果も無く、屋根材自体も劣化していたことにより、さらに雨水が浸入しやすい状況でもありました。その上に施工の甘さが確認される谷板金部分から下地に雨水が入り込んでいた模様です。幸い、釘を利かす垂木や梁部分までは腐食しておらず、傷んだ部分の板を替え、補強を行い、上から野地板を張り被せれば、下地としての機能には問題ございません。

下地の傷んだ箇所へは補強を行い、屋根全体に野地板を張り被せていきます。今回の既存屋根材の撤去、下葺き工事には4人の職人で一気に行いました。U様宅の屋根は下屋部分もあり、この日は大屋根メインでの下葺きを行いました。午前中には屋根全体の野地板張りが完了いたしました。

「防水紙(ルーフィング)施工」

屋根は建物を自然環境から守る役割がございます。その中で雨水の浸入を防ぐのが主です。一般的に屋根材が雨水の浸入を防ぐのに大事な役割を担っている様に思われておりますが、雨水の浸入を防ぐのに一番の役割を担っているのは防水紙の方です。屋根材の下では結露が原因の水滴や少なからず雨水の浸入もございます。それを屋内へ浸入させないための防水紙です。実際、葺き替え工事では下葺き(防水紙施工)まで行えば、雨が降っても問題ないと判断しております。

既存屋根材の撤去を行い、野地板を増し張り、屋根全体に防水紙を敷けば、下葺き作業の完了です。今回は大屋根の下葺きまでの作業を一日で終わらせるために、職人4人で行いましたが、屋根の形状や撤去する屋根材によっては掛かる時間や人数は異なります。瓦屋根などの重い材料の撤去には、場合によっては重機を使用するなど、さらに手間とコストが掛かることなどもございます。

「新規屋根材葺きの様子」

まず、谷部分の板金施工からです。谷部分は雨水が一番流れる箇所でもあり、雨漏りの原因となりやすい箇所でもございます。事実、雨漏りの兆候が見られたのも谷部分でした。施工は特に慎重に、その場の屋根に合った規格に沿って板金を加工・施工いたします。念入りに防水テープも使用しながら丁寧に施工いたします。

屋根材を葺く際は、軒部分から棟にかけて葺いていくのが基本です。その為事前に軒部分には軒専用の金物を設置し、壁との取り合いには雨押え板金を設置いたします。谷部分と併せ、雨漏りの原因となりやすい箇所の一つでもある壁との取り合いへは、雨押えや捨て谷の板金施工は欠かせません。最終的にはコーキングでの処理も施します。見えにくい部分もしっかりと施工されているからこそ、雨や自然環境から建物を守ることが出来ているのです。

今回、新規屋根材にはケイミュー・コロニアルクアッドを使用いたします。一般的なスレート材の一つです。特長は同色の無機化粧層、無機彩石の上に高耐候アクリルコートを採用。トップコートが仮に劣化してもその下の無機2層構造が色感をキープし続けます。どんな外観の住まいにも馴染む、横一文字葺きデザイン。和風から洋風まで幅広いスタイルにマッチします。色はU様の奥様が青系をご希望との事で、ミッドナイト・ブルーを選択。派手過ぎず、シックな装いです。

スレート材は、端部に金物を取り付けた後、下から順に貼っていきます。加工する際は専用のカッターで切断いたし、専用の釘を打ち付け固定します。葺き方は上下半分ほど重ねながら貼っていきます。また、ここでスレート材を葺く時のポイントとしまして、谷や棟部分の交わる箇所では、スレート材の角を落としておきます。そうすることによって、水が内部に浸入したとしても外側へ逃げやすくなります。当たり前の事ですが、手間を惜しまず、見えないところでも丁寧に加工・施工いたしております。

棟部分には下地として貫板を設置、その上に専用の板金を被せます。板金同士の交わる部分にはコーキング処理を施し、雨水の浸入を防ぎます。屋根は多少の雨水の浸入や、内部で溜まる結露などの水滴を考慮して、あらかじめ水を逃がすための隙間が必要です。屋根材や板金で完全に塞ぐ(密閉)したのでは逆効果になります。内部の水を外に逃げやすくするための施工法や、塗装時にスレートの重なり部分で完全に密着しない様な処置「縁切り」などが重要になります。

ケイミュー・コロニアルクアッド使用、屋根葺き替え工事の完成です。色もシックな色合いで、陽のあたる角度によってはブルーが映え、落ち着いた印象ながらもお洒落さもアピールできる仕上がりです。

今回、外壁は塗装を行い、U様ご要望の白調でまとめました。塗装では白系統の色はとても人気です。少しでも汚れの目立ちにくさを考慮して、ベージュや灰色など、若干、白を濁した色を選択する方は多いです。今回U様が選択された、より白に近い色でも、塗料の質からしっかり選び、きちんと塗装を行えば、きれいが長く保たれる対策は取れます。建物全体の見栄えとして、屋根のブルーがアクセントとなり、外壁の白が映え、シンプルですっきりとまとまった仕上がりになりました。U様も当初からのイメージ通りの仕上がりに大変満足されておりました。今後は定期的にアフター・メンテナンスも行っていきます。U様とはこれからも末永くお付き合いをさせて頂きたいと思います。

 

 記事内に記載されている金額は2018年12月04日時点での費用となります。
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