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雨樋修理に火災保険を利用して安く補修する方法をご紹介

更新日:2021年09月11日

 雨樋は屋根の軒先に取り付けられているため、強風の影響を受けやすく台風時に破損してしまったり雪害でたわんでしまったりとトラブルが多い箇所です。しかし一部分の破損といっても雨樋は小さな部材をいくつも繋げ合わせているためその周辺の交換も必要になることが多く、また足場仮設が必要なケースが大半です。特に2階の雨樋は破損するリスクが高い一方修繕には足場が必要不可欠ですので補修費用が高くなりがちです。

雨樋修理に便利な情報

 そんなときにぜひ活用していただきたいのがお住まいでご加入されている「火災保険」や「共済」です。火災保険等を利用し雨樋修理を安く実施できるよう、まずは雨樋の重要な役割と火災保険等の申請方法を把握しておきましょう。

1.雨樋が破損してしまった際のリスク

台風被害による雨樋修理 雨樋修理が必要な歪み

 雨樋が劣化や災害によって破損したにも関わらず雨樋修理を行っていないお住まいを見かけることもあります。積雪の多い地域では雨樋がない住宅がほとんどですので、雨樋の役割はそれほど大きくないと思われていることも確かです。
しかし雨樋があるということはその住宅にとっては必要なのです。そこでまず雨樋がなくなることで起こりうるリスクをご紹介します。

 

雨樋破損による騒音 雨樋破損で出来る水たまり
1.雨音がうるさい

 雨樋は屋根を流れる雨水を集め地上に流す役割を担います。この雨樋がなくなることで屋根からまっすぐ雨水が流れ落ちますので、1階屋根やカーポートに直接あたり騒音を発生させてしまいます。この音は眠れないほどうるさいということを聞きますので、雨樋修理を早く行う必要があります。

2.地盤を弱くする可能性がある

 住宅周辺にコンクリートを施工していない場合ですが、雨水が屋根から勢いよく落ちることで土を掘り削ります。時には大きな水溜まりを作るほどの穴を作ってしまうのですがそれだけでは収まらず、最悪の場合住宅を傾けるほど地盤を弱くしてしまうケースも存在します。「まだ大丈夫」がいずれ甚大な被害に発展する前に雨樋修理を検討しましょう。

3.外壁の劣化を促進させる

 地面に落水する雨水は跳ね返り外壁にもあたります。大したことではないと思われがちですが、塗膜が劣化した外壁は吸水しやすく劣化しやすい傾向があります。太陽光が当たりにくい面にも関わらず基礎上の外壁材だけ傷みが早い場合は、雨樋に不具合が生じている可能性もあります。

2.雨樋修理に火災保険や共済が利用できます

 雨樋が破損してしまう原因として多いのは経年劣化、そして台風や降雪による自然災害です。経年劣化の場合は自己負担での補修となりますが、自然災害によって雨樋が破損してしまった場合は、火災保険や共済を申請し利用することが可能です。

 火災保険というと「火災」に対しての補償のみと考えられがちですが、加入条件によっては様々な破損に対する補償がありますので加入条件を確認してみるのも良いでしょう。

雨樋修理に必要な足場仮設 雨樋修理に欠かせない撤去処分費

 自然災害による被害の原状回復が含まれている場合、雨樋修理と雨樋修理に欠かせない足場仮設費用や撤去・処分費用も申請することができますので是非利用したいものです。

 共済は火災保険と較べると補償範囲が狭く見舞金も限られますが、同様のケースで申請することが可能です。満額とはいかないにしても足場仮設費用だけで支出がありますので利用できるものは利用していきましょう。

3.メンテナンス回数を減らす雨樋への工夫も大事です

 雨樋修理に火災保険を利用する場合、原則は「原状回復」です。既存雨樋の状態に合わせて同じ材料での補修が補償範囲です。

 しかしこの機会に雨樋修理の回数を減らすための工夫も可能です。例えば半丸よりも高耐久の角樋への変更、集水量確保のためのサイズ変更、塩ビ製からガルバリウム製への交換等、原状回復以上の補修や交換は自己負担ではありますが部分的にでも補償されるのであれば決して無駄なメンテナンスではありません。

雨樋修理時の支持金具の増設 雨樋修理工事完了

 私たち街の屋根やさんは住宅の状況によって最適な補修方法をご提案させていただいております。風の影響を受けやすい立地の場合は支持金具の増設、降雨量が多い地域では雨樋自体の見直し、足場仮設のタイミングで屋根塗装・外壁塗装メンテナンス等もご提案させていただきますので是非お気軽にご相談ください。

4.雨樋の劣化症状

・落ち葉やゴミの詰まり
 雨樋には、落ち葉やゴミが溜まりやすいです。特に雨樋の上に木があるお家や、強風後には注意が必要です。「落ち葉が落ちるくらい大したことない」と思う方もいらっしゃるかと思いますが、落ち葉やゴミをそのまま放置するとうまく雨水を流せなくなり、お家の他の部分に悪影響を及ぼします。例えば雨樋から溢れた雨水が外壁を伝って外壁を汚したり、最悪の場合雨漏りの原因にもなります。落ち葉やゴミが雨樋にたまるのを防ぐ落ち葉除けネットを使用するのも一つの手です。

・経年劣化
 経年劣化の症状は、サビ、釘の外れ、ひび割れ、苔の発生、継手の外れなどがあります。雨樋の寿命は約15年です。15年前後で雨樋に不具合が生じた場合、部分補修ではなく全体を交換する方が良いと思います。雨樋全体が弱っているので、一部分を直してもまたすぐ他の部分に不具合が生じる可能性が高いです。

・雨樋の歪み
 雨樋が歪む原因は、落ち葉やゴミの堆積による重さ、台風や豪雨による雨水の重さ、雪の重さ、支持金具の不具合などがあります。雨樋の傾斜は、雨水を下へ流すためにとても重要です。雨樋が歪むと上手く雨水を流すことができず、雨漏りに繋がります。

 上記のような症状が見られた場合、専門業者に依頼をして清掃や修理を行いましょう。雨樋はお住まいの中でも大事な役割を果たしているので、不具合を見つけたらすぐに修理することが大切です。

5.雨樋修理に関するまとめ

 雨樋修理が必要になった際、足場仮設や広範囲の補修等で皆さんが思うよりも補修費用が高くなるケースが多いです。その時に利用していただきたいのが火災保険や共済です。加入条件等を確認し万が一雨樋が破損してしまった際にスムーズな申請ができるよう準備しておきましょう。

雨樋修理には火災保険を利用しましょう

 また雨樋修理の際にはなぜ破損してしまったのか、何が原因によるものなのかを考え対策を講じる必要がありますので、「いつ、何が原因で、どのような状況になっているのか」をできるだけ把握し雨樋修理に臨みましょう。現状の問題を解決することで壊れにくい雨樋に仕上げることが可能です。

 記事内に記載されている金額は2021年09月11日時点での費用となります。
 街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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