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スレート屋根(コロニアル、カラーベスト)のチェックポイントとメンテナンス方法
更新日 : 2024年02月19日
更新日 : 2024年02月19日
国内で最も一般的に使われているスレート(化粧スレート)屋根材の寿命は、通常は新築後20~30年ほどですが、定期的なメンテナンスは新築から7~10年ごとに必要とされます。
これまでに何千ものスレート屋根を調査・点検してきた経験から、スレート屋根の劣化や問題を見逃さないためのチェックポイントや、メンテナンスの手順について詳しくご案内いたします。
スレート屋根をお持ちの方は、住まいの健康を長期間維持するためにぜひ参考にしてください。
紫外線・太陽熱・風・雨・雪・雹など年中過酷な自然環境から私たちを守ってくれているお住まいの屋根。どの屋根材にも共通していることですが新築が完工したその日からスレート屋根も当然経年劣化が始まっていきます。そういう意味ではお住まいもお体と同じで悪いところは早期に発見し、迅速にケアしてあげることが大切ですね。そうすることで大事に至ることもありませんし、補修にかかる費用もお安くなります。まずは現在お住まいに使用されているスレート屋根の耐用年数やメンテナンスサイクルの全体像を確認しておきましょう。
15年以上という長耐久性が期待できるフッ素塗料などと比較して、新築時の屋根材に使用されている塗料にはそこまでの期待はできません。紫外線や直射日光、雨などをもろに浴びるため早くて5年程度で劣化が始まり徐々に塗膜が剥がれていきます。新築から7年から長くても10年を目安に塗装を行いましょう。 またその際には足場の仮設が必要となります。足場代の節約のためにも同時で行えるメンテナンスは併せて行うことで経済的にお住まいのメンテナンスを行うことができますね。
屋根の頂点に屋根材をカバーする形で取り付けられている棟板金。真っ先に雨に打ち付けられ、最も風の影響を受ける場所に存在します。金属素材であることから錆や錆による穴あき、また固定のために用いられる釘の浮きや劣化、貫板の腐食など経年劣化により不具合が進行することで「雨漏り」といった直接的なお住まいへの被害、また「飛散」してしまうことで例えば庭で大切に育てていた植物を傷つけてしまった、隣家のガラスを割ってしまったといった想像もしていないような二次被害を生んでしまったという現場も見てきました。
塗膜が剥がれた状態で長期間放置されてしまったような屋根材は防水性を失った結果水分を含み、屋根材自体が弱くなり簡単に割れやすくなってしまったりと寿命を迎えることとなります。
また程度によっては下地までも傷めてしまっている可能性もあります。このような状態になれば塗料を塗ったところで屋根材の健康は回復しませんから屋根カバー工法や葺き替えといったリフォームが必要になるということですね。また弱くなったスレートが所々割れてしまっている、ヒビが入ってしまっている場合も塗料を塗ることで割れが直るわけではありませんよね。そのような場合もやはり新しい屋根材でリフォームを行う必要があると言えますね。 ではご自宅のスレート屋根には屋根カバー工法が向いているのか、葺き替えが向いているのかは下地の状態にもよりますし、工事自体が違うものですからご家族のご希望や将来設計等によってもご提案内容は変わってきます。
ご自宅のスレート屋根の状態がどんな状態かは把握できていなくても、新築から何年が経過したかは皆さんご存知ですよね。
上記でご紹介したメンテナンスサイクルをご理解いただき、スレート屋根の耐用年数を考慮したうえで定期的な点検の他、悪天候後も検査してあげれば不具合を見逃すこともなく完璧ですね。屋根の補修はもちろんですが、状況確認に関してもご自身でなさることはご遠慮ください。屋根に上るのは危険ですし、体の病状の判断と同じように、その道の専門家でなければ不具合を見逃してしまうことも考えられます。台風の時などにご自分のお住まいの心配をされ、屋根に上り、風に煽られ、落下してしまうという事故が毎年、後を絶ちません。もしご自身で屋根の状態を確認したいという方も無理をしないで、見える範囲だけでも大丈夫です。それ以上のことはスレート屋根を熟知した屋根の専門家である街の屋根やさんにお任せください。まずは無料点検にてご相談ください。
立地次第では2階の屋根もしっかり見える?
屋根に上ることはできないけど、自分でも自宅の屋根を確認したい・・・という方もいらっしゃいますよね。 もしご自宅近くにお住まいよりも高い場所があり、そこからの見晴らしが良ければ、2階の屋根もしっかりとチェックできるでしょう。多少遠かろうと、双眼鏡や望遠鏡を使えば、バッチリです。ただし、そういった道具を使った場合、他人には明らかに怪しい人に映るので注意が必要です。お勧めはできません。
軽度のヒビや割れの補修です。 ヒビの部分にコーキング材を充填する、コーキング材で割れた部分を貼り合わせるなどの補修をします。補修の跡が目立たないよう部分的に塗装したら完成です。どんな小さいヒビであっても、そこから雨水が浸入してくる可能性があるので、早めに補修してあげましょう。
ちょっとしたヒビや欠けなら補修で対応できます。シーズン前点検がおすすめです
「棟板金が飛んで落下してしまった」「自宅の屋根を見上げたら板金が剥がれている」など台風後や強風後にご依頼とお問合せが増える工事が棟板金工事です。 2018年の台風21号、24号でも被災した、実に多くの方からお悩みのお問合せをいただきました。
先述の通り二次被害、三次被害への発展を避けるためできるだけシーズン前に街の屋根やさんの無料点検をご利用ください。そうしていただくことで安心してお過ごしいただけると思います。屋根塗装が原因の雨漏りを防ぐために塗装工事を依頼する際はここに注意!
屋根材の劣化を防ぎ、防水性を高めるために行う屋根塗装ですが、実はスレート屋根においては屋根塗装を行うことが原因で雨漏りが起こることがあるということをご存知ですか?スレート屋根のカバー工法には耐震性を考慮して金属屋根がおすすめです!
お住まいの耐震性には、もちろんその構造や工法など様々な要素が関係していますが屋根の重量も耐震性に大きく関係があることをご存知ですか? その理由は地震時の建物の揺れはその重心位置に大きく左右されるためですね。イメージしていただきたいのですが「屋根が重たい家(=重心が高い家)」「屋根が軽い家(=重心が低い家)」同じ震度に見舞われた場合、どちらのお住まいの揺れが大きくなるでしょうか?やはり重心が低い屋根の軽い家と比較するとどうしても屋根が重たい家のほうが地震の揺れの影響は大きいと言わざるを得ません。屋根カバー工法をするということは既存屋根に新たに屋根を重ねるためどうしても重量を増やすことにもなります。そのため耐震性を考慮するとスレート屋根へのカバー工法では金属屋根がおすすめなのです。 金属屋根だと「雨音がうるさいんじゃないの?」「夏暑そうなイメージがある」などのイメージから金属屋根以外を選択肢として考えたいという方もいらっしゃますよね。アスファルトシングルやハイブリッド瓦などといった屋根材による屋根カバー工法も可能ですのでご遠慮なくご相談ください。当然下地も屋根材もいつか寿命を迎えることを考えればどこかで必ず必要となるリフォームとも言えます。耐震性を考えて葺き替えを検討する際には、軽い屋根の方が有利と言えます。
街の屋根やさんではスレート材よりも軽い金属屋根材をお勧めしております。現在の金属屋根には「夏、暑い」、「雨音がうるさい」、「安っぽい」といったイメージは当てはまりません。それに加え、ガルバリウム鋼板は耐腐食性にも優れています。屋根カバー工法同様、耐震性に有利な金属屋根をご検討したいというご希望の方は以下もご覧ください。
耐用年数を迎えることによるリフォームや突発的な自然災害による補修などお住まいの外装にある屋根はお住まいの中でも最も過酷な環境に身を置いており、劣化の進行も外壁などと比較しても断然早いと言えます。 つまり屋根という部位はそれだけ劣化や不具合をこまめに点検・メンテナンスをしなくてはいけないということを意識しておいていただきたい箇所なのです。
街の屋根やさんでは日本で最も使用されている屋根材の一つであるスレートの点検や補修、そしてリフォームをおかげ様でこれまで何千軒と施工させていただいてきました。
「屋根の寿命が気になる」「新築時と比較して色褪せが進んできている」「そろそろ葺き替えや屋根カバーを検討しているけどどちらがいいの?」など屋根のプロフェッショナルである私たちがスレート屋根に関するどんなご相談やお悩みにもお応えいたします。スレート屋根(コロニアル、カラーベスト)の チェックポイントとメンテナンス方法まとめ
●スレート屋根の耐用年数は20年~30年です。塗装や棟板金交換、屋根カバーや葺き替えといったリフォームなメンテナンスサイクルを意識して適切に行いましょう。 ●スレート屋根の劣化や不具合のチェックポイントは以下となります -棟板金や釘の浮き、緩み -金属(棟板金)にとって大敵である錆や塗膜の剥がれによる色褪せ -屋根材自体のヒビや割れ、欠け -苔や藻、カビなどの繁殖状態 ●スレート屋根に軽度な割れやヒビが見られる場合はコーキングにて補修をすることが可能です。 ●飛散してしまった、脱落してしまったといった場合は一枚単位での交換も可能です。 ●棟板金の交換は新築から10年~15年程度で検討するようにしましょう。 ●スレート屋根の劣化や防水性能を保護するために新築から7年~10年程度で一回目の屋根塗装を検討しましょう。 ●屋根の寿命が近づいてきた築20年~30年で屋根カバー工法や葺き替えといったリフォームの検討が必要となる時期が訪れます。スレート屋根に関する施工事例一覧
横浜市金沢区六浦にて訪問業者には要注意!全体に傷みが見られた為に屋根カバー工事を実施致しました
【施工内容】
屋根カバー工法
【使用材料】
オーウェンスコーニング
オークリッジスーパー
横浜市神奈川区六角橋でアスベスト含有スレートをスーパーガルテクトでリーズナブルにカバー工事
【施工内容】
屋根カバー工法
【使用材料】
IG工業 スーパーガルテクト Sシェイドブラック
横浜市緑区長津田でひび割れたコロニアルNEOをジンカリウム鋼板のエコグラーニでカバー工事
【施工内容】
屋根カバー工法
【使用材料】
ディートレーディング エコグラーニ エバーグリーン
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