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屋根カバー工法を行う4つのメリットをご紹介

更新日 : 2022年12月06日

更新日 : 2022年12月06日

屋根カバー工法現在の屋根は撤去せず、ほぼそのまま残し、その上に新しい屋根を被せて覆う。雨漏りの心配があった古い屋根を新しい屋根でカバー、重ね葺きで不安解消

 現在の屋根をほぼそのまま残し、その上に新しい屋根を載せて、覆うのが屋根カバー工法です。文字通り、屋根を屋根でカバーする工法です。よって、屋根が二重になります。屋根を重ねて葺くので、「重ね葺き」という呼ばれ方もします。

ルーフィング設置の様子

屋根リフォームをご検討中の方へ

カバー工法のメリットを知ってください!解体工事がほぼ不要で廃材がほとんど出ない

メリット1だから解体工事費と廃材処理費の両方を節約できる。・その分費用がお安くなります。

 解体と廃材処理が必要な部分は棟板金くらいなので、葺き替えなどと較べると費用がお安くなります。 2004年、原材料に含まれるアスベスト濃度の法規制が変更されました(詳しくは厚生労働省のサイトをご覧ください)。 2004年以前に施工された建築物の建材にはアスベストを含んだものがあります。アスベストを含む建材は環境負荷が高いために解体も難しく、その費用も、廃材処理費も高額になります。廃材がほぼ出ないカバー工法はこのような屋根にも最適です。 「アスベストを含んだ建材が使われている建物に住んでいて大丈夫か」とお思いの方もいらっしゃるでしょうが、ご安心下さい。破壊や粉砕しない限り、空気中に飛散することはありません。 また、お住まいの屋根の種類が分からない方はご相談ください。

スケジュール管理のイメージ

工事期間も短い!

苔の生えたスレート屋根

工事期間も短い!

メリット2

 塗装や葺き替えよりも短い工期で施工できます。工期が短いということは人件費も少なくなりますので、それだけ費用もお安くなります。普段とは違った環境で生活しなくてはならないという心理的な不安も少なくなります。 足場を架設した場合、出入りがしにくい、窓が開けずらいといった不便を感じることもあります。短い期間で通常の生活に戻れることは大きな利点と言えるでしょう。

工事中も普段と変わらない生活ができます!

メリットその3

工事中も普段と変わら ない生活ができます!

 解体が必要なのは棟の板金や雪止めぐらいです。ですのでお住まいの大きさにもよりますが、解体工事にかかる時間は半日程で済んでしまいます。また、お住まいの内部に手を加えることはありませんので、普段の生活への影響はほぼ皆無です。 塗装と違って臭いも出ないので、工事期間中もストレスなくお過ごしいただけると思います。

メリット3

環境に優しくエコです!

メリットその4

環境に優しくエコです!

メリット4

 地球にやさしく、環境負荷が少なく、とてもエコです。前述のアスベスト以外にも二酸化炭素排出量の問題があります。廃材を運搬するのには車を使います。廃材が少ないということは運搬する回数や量を減らすことになります。地球温暖化の元凶と言われている二酸化炭素、その排出量の削減にも貢献できるワケです。

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カバー工法には残念ながらデメリットもあります

デメリットその1カバー工法には向いていない屋根もあります

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瓦屋根はカバー工法には向いていない

 一般的なお住まいの屋根の場合、金属やスレート(カラーベスト、コロニアル)はカバー工法に向いていますが、瓦は向いていません。また、太陽光発電の設置も難しくなります。瓦も、太陽光も、施工できないことはないのですが、他の工事で対応した方が費用やメンテナンスの面でオトクということがほとんどです。 カバー工法が向いている屋根、向いていない屋根についてとその詳細はお気軽にお問い合わせ下さい。

瓦屋根

屋根の劣化状態によっては施工できない場合もあります

デメリットその2

屋根の劣化状態に よっては施工できない 場合もあります

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点検・調査にて施工が可能か判断します

 屋根の下地が劣化していた場合、その部分を補修しなければなりません。補修せずにカバー工法を行ってしまうと、そのまま放置してしまうことになります。 以前、弊社が点検・調査にお伺いしたお住まいでは下地が腐食された状態で施工されたためか、建物内部まで被害が進行している例もございました。カバー工法が施工された建物でこのような状態なってしまいますと、現在の屋根と従来の屋根、二重の屋根を剥がさなければならず、大変手間がかかり、費用も嵩んでしまいます。 弊社では入念な点検と調査をしてから、施工できるかどうかを判断しています。場合によってはカバー工法をお断りし、他の工事をご提案する場合もございますので、ご了承下さい。

施工中の様子

屋根の重量増加を招きます(ほんの少し)

デメリット3

屋根の重量増加を 招きます(ほんの少し)

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軽い金属屋根材がおすすめです

 耐震性を考えた場合、屋根は軽い方が有利です(詳しくは屋根葺き替え工事をご覧下さい)。 カバー工法ではこれまでの屋根を撤去せず、その上に新しく屋根を被せるため、重量増は避けられません。そのため、弊社では軽い金属屋根材(ガルバリウム鋼板)をお薦めしています。一般的なスレート屋根に金属屋根材でカバー工法を行った場合、重量は約23~26kg/㎡になります。これでも一般的な瓦屋根、約60kg/㎡よりはかなり軽量です。

一般的な瓦屋根、金属屋根でカバー工法

工事の流れカバー工法

1板金の撤去と清掃

1板金の撤去と清掃

カバー工法に不要な棟板金を撤去します。

棟板金撤去の様子

棟板金撤去の様子

 左写真は屋根カバー工法を行う前の状態です。まずは棟板金と、その下に設置してある貫板を撤去します(右写真)。雪止めが設置されている場合はそれらも撤去し清掃を行います。屋根カバー工法はこの部分しか廃材が出ませんの、解体費と廃材処理費の節約になります。

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2ルーフィング工事

2ルーフィング工事

アスファルトルーフィングと呼ばれる防水紙を敷設します。

ルーフィングの設置

ルーフィングの設置

 元々の屋根の上に防水紙を設置します。左写真の様に、軒先から棟に向かって敷いていくのがポイントです。また、その時に上下の防水紙を10cmほど重ねます。そうすることで、仮に屋根材の下に水分が入り込んでも屋内まで浸入しないのです。防水紙の設置が終わりましたら、貫板と板金を取り付ける下地を設置します(右写真)。

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3屋根材の設置

3屋根材の設置

新しい屋根材を設置していきます。

貫板の設置

貫板の設置

 続いて屋根材を設置します。使用する屋根材はガルバリウム鋼板を使った横暖ルーフきわみです。屋根は軽い方が地震に強いです。横暖ルーフきわみは軽量なので、地震対策をお考えの方には、おすすめの屋根材と言えるでしょう。

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4貫板の設置

4貫板の設置

プラスチック樹脂製の貫板を設置していきます。

板金の設置

板金の設置

 屋根材の設置が終わりましたら、貫板を設置します。使用したプラスチック樹脂製の貫板は木製と比べて腐食しにくい特徴があります。左右の写真は貫板設置後、その両側に防水用のスポンジを貼り付けているところです。これにより棟板金の脇から雨水が入り込むのを防ぐことができます。

5棟板金の設置

5棟板金の設置

棟板金を設置していきます。

コーキング処理

コーキング処理

 貫板の設置が終わりましたら、次は棟板金の設置を行います。棟の形状に合わせ、調整が必要な場合は工具を使って加工します(左写真)。貫板の上に棟板金を被せ、SUSビスを使って固定していきます(右写真)。SUSビスはねじ込んで留めるので釘よりも固定力が強いです。特に棟板金は風の影響を受けやすいので、飛散しないようにしっかりと固定します。

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6コーキング処理

6コーキング処理

板金と板金の境目にコーキング処理を行います。

 板金の合わせ目から水分が浸入してこない様にコーキング処理を行います。左写真の様に周辺をテープで養生した後、コーキングを充填します。その後、ヘラなどを使い表面を整え、テープを外します。コーキングが固まったら工事完了です(右写真)。

7屋根カバー工法完了

7屋根カバー工法完了

横暖ルーフきわみを使った屋根カバー工法が完了です。

 ご覧いただいた様に、屋根カバー工法は屋根葺き替え工事と比べて工程が少ないです。それにより工期が短縮できる上に、廃材撤去費用などの節約にもなる利点があります。また、緩みにくいSUSビスを使って屋根材を固定していることも大きなポイントです。固定力が強力になった事で、台風などの強風にも耐えることができる強い屋根になりました!

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屋根カバー工法

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【施工内容】
屋根カバー工法

【使用材料】
IG工業 スーパーガルテクト 色:Sシェイドチャコール


中郡大磯町石神台で雨漏りを起こした屋根をカバー工事でリフレッシュ!

【施工内容】
屋根カバー工法

【使用材料】
IG工業 スーパーガルテクト Sシェイドワインレッド


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