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ニチハパミールの屋根は塗装工事ができない!?今後のメンテナンスで知っておきたい解決策とは?
更新日 : 2024年04月22日
更新日 : 2024年04月22日

まるでミルフィーユ!?何層にも剥がれるスレート屋根材「パミール」とは?
パミールは、スレート(化粧スレート・カラーベスト・コロニアル)と呼ばれる屋根材の一種としてニチハ株式会社により1996 ~ 2008 年まで販売されていた屋根材です。しかし、劣化が早く剥離のひどさが全国的に社会問題となっています。表面の剥がれは築7 年程度で起こり、築10年も過ぎるとかなりボロボロに崩れてしまいます。2022年現在、パミールの発売当初に「新築時にパミールを屋根材に選んだ 」というケースなら、20数年は経過しているでしょう。パミールが発売終了の頃に新築したお住まいでも、10数年経っていることになります。 パミールは、20~25年以上の寿命があると言われている一般的なスレート屋根よりも遥かに短命です。すでに、あちこちで剥離のトラブルが起こっている屋根材ですが、どのようなメンテナンスをすればいいのでしょうか。

一般的なスレート屋根とは全く違う! パミールの劣化と不具合とは?

●屋根材の裏側への湿気が溜まりやすい。防水紙や固定している釘に及ぼす湿気の影響が大きい

●屋根材にズレや落下が生じる

●雨水が滞留しやすい下端の断面が変色してくる

●下端の断面から剥離が始まる

●剥離は左右の端に拡大し何層にも…まるでミルフィーユのような剥がれが起こる

●剥離でもろくなった部分が崩れて落下する
スレート屋根にお住まいの方、まずは屋根材の確認を
ほとんどの方は「我が家はスレート」「うちは金属屋根」というように、ご自身のお住まいの屋根材の素材に関しては、なんとなくご存知かと思います。ただ、なかなか「どこで製造した屋根材か」「どのメーカーで販売しているか」など、詳しい情報はお分かりにならないかもしれません。 お住まいの屋根材について、詳しい情報を知る手がかりになるのが施工時の図面や仕上げ表です。メーカーや製品名の記載をご確認いただき、メーカー名がニチハではなく、他のメーカーであればパミールの可能性は低いでしょう。しかし、悪質な業者ですと図面や仕上げ表にメーカーや製品名の詳細な記載を敢えて省いているケースもありますので注意が必要です。


図面などをご覧いただいても「何の屋根材か分からない」という場合もあるかと思います。「パミールだったらどうしよう…」とご不安ですよね。そんなときは、街の屋根やさんの無料点検をご利用ください。点検にて、パミールか、違うものなのかを正確にご報告いたします。
無料点検の詳細はこちら>>屋根塗装はダメ! パミールの最適なメンテナンス方法は
パミールは塗り替えメンテナンスが無意味!?

一般的なスレート(カラーベスト・コロニアル)屋根なら、メンテナンス方法は屋根塗装が一般的です。適切なタイミングでの塗装が、屋根材の寿命を延ばすことに繋がります。 しかしパミールの場合は、屋根塗装のメンテナンスをしても意味がありません。と言うのも、屋根塗装は「塗膜を作り屋根材を保護する」メンテナンスですから、屋根材自体が剥離するパミールには無駄なことなのです。
パミールのメンテナンスは「屋根カバー工法」か「屋根葺き替え」

1996年頃に屋根材をパミールにした方は20数年、販売終了間際のときなら10数年は経過しています。すでにメンテナンス時期に突入していますから、早めの対応をおすすめします。しかし、ここまでお伝えしたようにさまざまな問題点があるパミールです。有効なメンテナンス方法について見ていきましょう。 パミールには塗装ができないので、屋根メンテナンスの選択肢としては「屋根カバー工法」か「屋根葺き替え」しかありません。
カバー工法も葺き替えも、塗装よりも高額な工事です。ただし、コストパフォーマンス的にはそうとも言い切れません。 なぜなら、一般的なスレート屋根の場合、今回屋根塗装をすれば約10 年後の次回のメンテナンスでは「屋根塗装・屋根カバー工法・屋根葺き替え」のどちらかをやらなければなりません。今回、屋根塗装をしても10年後にはカバー工法や葺き替え工事をすることになりつまり、「パミールだから塗装できずコストがかかる」というよりも、今カバー工法や葺き替えで新しい屋根材になって寿命がリセットできれば、次回のメンテナンス時期も寿命も延ばせるという考え方もできるのではないでしょうか。メンテナンスに費やす総額としては、リーズナブルとなるかもしれません。
また、過去のスレート屋根にはアスベストが含有されているものもありますが、実はパミールはノンアスベストの屋根材です。一般的にアスベスト含有のスレート屋根は解体処分費用が高くなります。ノンアスベストのパミールは、アスベストの屋根材と比べるとコストをおさえて解体ができます。
パミールのメンテナンス事例紹介(スーパーガルテクトによる屋根カバー工法)
こちらの築16年というお住まいでは、屋根材が剥がれて庭に落下してきたということでご相談をいただきました。屋根が剥がれたので葺き替えすべきか、それともほかに方法があるのか…と、最適なメンテナンスを教えてほしいというご依頼でした。調査を行い、最適な施工方法を提案させていただきます。
点検時の様子


カバー工法

カバー工法完成

【パミールのメンテナンス事例紹介】横暖ルーフきわみによる屋根カバー工法
屋根塗装を検討しているというご相談をいただいたお客様宅へお伺いしました。点検を行い確認したところ、パミールの屋根材でした。既に剥離が始まり塗装メンテナンスができない状態ということで、屋根カバー工法をご提案しました。
点検時の様子

カバー工法



カバー工法完成

解決策はほかにも!こんな方法でもお悩みが解消されます!















パミールのまとめ
●パミールはスレート屋根材のひとつですが、一般的なスレートの半分にも満たない耐用年数です。築十数年もすると屋根材として機能がなくなりボロボロとなります ●パミールには屋根塗装をしても無駄になってしまいます。仮に塗装をしても、剥がれを止めることはできません ●パミールのメンテナンスの選択肢は「屋根葺き替え」か「屋根カバー工法」からお選びいただくことがおススメです ●屋根材がパミールなら、雨漏りトラブルが起こる前に屋根リフォームをご検討ください ●お住まいの屋根が「パミールかもしれない」とご不安な場合、図面や仕上げ表、仕様書などで確認することができます ●図面などがなくご自身で確認できない場合、専門業者へ点検依頼をすることで屋根材を知ることができ、現状の把握も可能ですパミールに関する施工事例一覧
川崎市麻生区上麻生で表層剥離が起こったパミールをエコグラーニ(オニキス)へ葺き替え工事を行いました
【施工内容】
屋根葺き替え
【使用材料】
エコグラーニ(オニキス)
横浜市青葉区千草台にて劣化が進んだニチハ・パミールへ軽量なエコグラーニを使って安心な屋根にリフレッシュ!(税込1,070,000円)
【施工内容】
【使用材料】
ディートレーディング エコグラーニ 色:カフェ
横浜市保土ヶ谷区鎌谷町にてニチハ「パミール」へオークリッジスーパーにて屋根カバー工事、天窓も撤去し雨漏り不安解消です!(税込1,400,000円)
【施工内容】
屋根カバー工法
【使用材料】
オーウェンスコーニング オークリッジスーパー 色:オニキスブラック
パミールに関するブログ一覧
パミールに関するお客様の声一覧!
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