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スレート屋根のカバー工事とは?劣化した屋根を守るリフォーム方法【横浜市神奈川区】
【施工前】
【施工後】
施工内容屋根カバー工法
築年数約20年
平米数74.4㎡
施工期間約1週間
使用材料IG工業 スーパーガルテクト Sシェイドブルー
費用約130万円(税込)
保証10年保証
ハウスメーカー地元工務店



【お問い合わせのきっかけ】
担当:高田
現在、多くの住宅に使用されている「スレート屋根」。
このスレート屋根は、美観性とコストパフォーマンスの高さから人気を集めてきましたが、経年劣化によるメンテナンスの必要性が避けられません。
そこで注目されているのが、「カバー工事」という屋根のリフォーム手法です。
本記事では、街の屋根やさんが実際に横浜市神奈川区の住まいで施工したスレート屋根のカバー工事の様子をご紹介しながら、カバー工事の工程やメリット、注意点までを詳しく解説していきます。
このスレート屋根は、美観性とコストパフォーマンスの高さから人気を集めてきましたが、経年劣化によるメンテナンスの必要性が避けられません。
そこで注目されているのが、「カバー工事」という屋根のリフォーム手法です。
本記事では、街の屋根やさんが実際に横浜市神奈川区の住まいで施工したスレート屋根のカバー工事の様子をご紹介しながら、カバー工事の工程やメリット、注意点までを詳しく解説していきます。
担当:高田
スレート屋根の劣化とその問題点
スレート屋根は薄く軽量で、見た目もすっきりとした屋根材です。
しかし、10~15年を過ぎると防水性が低下し、ひび割れや剥離が生じやすくなります。
とくにニチハ製の「パミール」などの一部製品では、製品寿命を超えると層間剥離が発生することが報告されています。
本来であれば塗装メンテナンスも選択肢に入ってくるところが、パミールやコロニアルNEOといった初期型のノンアスベスト屋根は脆く崩れやすく、塗装に向かないので注意が必要です。
このような劣化を放置すると、雨漏りや構造部の腐食を引き起こし、結果的に大規模な修繕が必要になることも。。。
早めの対応が大切です。
カバー工事とは?既存屋根を撤去せずに施工可能!
スレート屋根の根本的な改修方法としては「葺き替え工事」と「カバー工事」の2つがあります。
その中でもカバー工事は、既存の屋根材を撤去せず、その上から新しい金属屋根材などを重ね葺きする工法です。
この工法は、解体費用や廃材処分費が抑えられるうえ、工期も短縮できるという大きなメリットがあります。
街の屋根やさんでは、スーパーガルテクトという高耐久・高断熱の屋根材を用いたカバー工事を推奨しています。
実際の施工工程をご紹介【横浜市神奈川区の事例】
それでは、実際の施工現場での流れをご紹介します。
① 既存スレート屋根の確認と準備
まずは既存のスレート屋根の状態をチェック。
今回は、表面のひび割れや剥離が目立っている状態でした。
パミールは全てのスレート屋根の中で最も湿気を溜め込みやすいスレートで、カバー工事はあまり推奨しておりません。
しかしながら、リスクを承知のうえで今回はカバー工事での工事をご希望されているお客様でしたので、カバー工事にて工事を承ることになりました。
施工前に、突起物である雪止め金具などを撤去します。
この上から新しい防水紙を施工していくため、突起物を残したままでは工事を進めることができません。
また、切断は手作業で行い、錆などの飛散が無いように工夫いたしました。
② 防水紙(ルーフィング)の設置
次に、既存の屋根の上に全面粘着タイプの防水紙を設置します。
この工程はカバー工事において非常に重要です。
なぜなら、ルーフィングが雨水の侵入を防いでくれる最終砦の役割を持っているからです。
複雑な屋根形状の箇所には役物(谷板金やケラバ部材など)を先付けすることで、雨水の流れをコントロールして、雨漏りしない屋根に仕上げていきます。
③ スーパーガルテクトによる重ね葺き
ルーフィングの上から、スーパーガルテクトを順次取り付けていきます。
この製品は、ガルバリウム鋼板に断熱材を貼り合わせた高性能屋根材です。
非常に軽量で、耐久性・断熱性にも優れており、地震対策にも最適とされています。
④ 仕上がり(施工完了)
完成後の屋根をご覧ください。
シャープで洗練された見た目は、住宅の美観性も大きく向上させます。
1階部分の屋根も同様に施工することで、全体の統一感と防水性を確保しています。
1階の天窓は外壁に非常に近く、施工が難しい屋根でしたが、外壁側と板金を上手く組み合わせることで、綺麗に納めています。
スレート屋根のカバー工事のメリットとは?
ここで改めて、スレート屋根に対するカバー工事の主なメリットを整理しましょう。
-
屋根材の撤去が不要なため、コスト削減が可能
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工期が短く、住みながら施工できる
-
断熱・遮音性能が向上する.
-
新築のような美しい外観が得られる
-
屋根材が二重になることで防水性が高まる
特に、スーパーガルテクトのような高性能屋根材を使えば、20年以上の耐久性が期待できます。
カバー工事に適さないケースもある?
カバー工事は非常に有効な手段ですが、すべての屋根に適用できるわけではありません。
たとえば、
-
下地の野地板が腐食している場合
-
既に雨漏りを起こしてしまっている場合
-
瓦などのカバー工事できない屋根材が使われている場合
このようなケースでは、葺き替え工事のほうが適している場合もあります。
事前の現地調査がとても重要です。
街の屋根やさんでは、無料点検・調査・見積もり対応を行っていますので、ぜひお気軽にご相談ください。
まとめ|スレート屋根の劣化対策に「カバー工事」という選択肢を
スレート屋根は美観性に優れた屋根材ですが、10年を超えると定期的なメンテナンスが必要になります。
塗装が選択できない場合、コストを抑えながら高耐久なリフォームを実現できるのが「カバー工事」です。
横浜市神奈川区で実際に行った施工事例のように、美しい仕上がりと安心の性能を兼ね備えた屋根リフォームが可能です。
屋根の点検やリフォームをご検討中の方は、ぜひ「街の屋根やさん」にご相談ください。
記事内に記載されている金額は2025年07月17日時点での費用となります。
街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
そのほかの料金プランはこちらからご確認いただけます。

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