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【最新版】火災保険が適用される屋根工事
更新日 : 2024年07月25日
更新日 : 2024年07月25日
竜巻や突風などによる住宅被害が発生した方へ(2024/7/25追記)
7月24日、埼玉県で発生した竜巻とみられる突風被害が報道されました。
その威力は強く、多数の負傷者に加えて家屋への被害も報告されています。
アパートの屋根が半分以上飛散してしまったという被害も報じられており、突風が発生していた埼玉県や千葉県の一部では 住宅屋根にも「棟板金の飛散」「瓦のズレ」「倒木による破損」などが引き起こされている可能性があります。
竜巻などの突風被害は風災認定され、火災保険による補償の対象となりますので、被害箇所の復旧には保険金を活用することができます。
街の屋根やさんでは、火災保険申請に必要となる被害状況調査や見積書作成を無料で承っております。
被害に遭われた方や、もしかしたら何か影響が出ているかも?といったご不安をお抱えでしたらぜひご相談ください。
→無料点検の詳細はこちらからご覧いただけます
→ご相談メールフォーム
近年では地球温暖化の影響もあり、自然災害が増加しています。そのせいで、自宅の屋根が壊れてしまい損害保険を使って修理するケースが増えてきました。
自宅を新築した時に必ず加入するのが「火災保険」です。なんとなく「火災保険は火事の被害の補償」だと思っている方が多いようですが、「火災や天災」はもちろんのこと、風害(外部から岩石が飛んできたなどの衝突物による被害)や盗難にも対応しています。
「地震特約」をつければ、あらゆる災害に備えらえる万能型の保険であり、屋根の修理にも対応しています。保険の種類によっては「一部自己負担」になるケースもありますが、保険会社が修理代を負担して屋根修理を行えます。保険の種類や特約の有無など、契約内容によって異なりますので、ご自分が加入している火災保険の保険証書や資料をご確認いただけますと理解が深くなります。
火災保険の申請は非常に簡単ではありますが、屋根が壊れてしまえば有無を言わずに修理をしなければいけませんので「火災保険が使える」ことまで頭が回らないこともあるでしょう。後に「火災保険で修理ができたのに」と悔しがらずとも、原則として3年前まで遡り申請することができますのでご安心ください。ただし、火災保険の申請には必要となる書類があります。そのどれが欠けてしまっても申請することはできませんので、あらかじめ知識をもっておくことが大切です。
優良な工事業者であれば、あらかじめ火災保険への加入の有無や補償内容などを確認したうえで修理費の見積もり書類や現場写真などを用意してくれます。「自分の家は関係ない」ではなく万が一の時に焦らずに火災保険の申請ができるように、必要なことを押さえておきましょう。
ここでは、火災保険で屋根の修理はどこまでできるのか、どんな状態であれば火災保険の申請対象となるのか、そして気になる保険の金額までを詳しく解説していきます。
火災保険の対象になる事例
火事で家が燃えてしまったときの補償はもちろんですが、それ以外の天災による補償にも対応しています。私たちの生活の中でどれだけ火災保険が役立つのかを見ていきましょう。
対象となる災害
火災 | ご自宅から発生した火災のみならず 近隣からの延焼も補償対象 | |
落雷 | 落雷が原因による 被災や火災に対する補償 | |
爆発 破裂 | ガス漏れなどが原因による爆発・破裂 または火災に発展した場合の補償 | |
風災 | 暴風・強風による被害を補償、風による 飛来物によって受けた損害も補償対象 | |
雹災 | 雹(ひょう)による被災を補償 | |
雪災 | 積雪・雪崩(なだれ)といった 雪による被害による被災を補償 | |
水災 | 床上浸水や洪水による被災を補償、豪雨等が 原因による土砂崩れも水災に含まれます |
火災保険は「いつ起こるか分からない天災」から守ってくれる保険であることがわかります。また、保険の内容や特約によっては建物だけでなく、家財道具も対象となりますので非常に心強い保険であることがわかります。
屋根工事の場合には主に自然災害が関係しますが、積雪が多い地域では雪の重さで屋根が壊れてしまうことも考えられます。また、築年数が長い住宅では地震の揺れで屋根にまでダメージを受けますし、近年の台風被害も他人事ではありません。
今までは、どこも壊れなかった家も経年劣化によって災害のダメージを受けやすくなります。自分の家は丈夫だから最低限度の補償だけでいいと考えている方も、一度火災保険の見直しをおすすめします。但し、火災保険対象となるのは原状回復のための修理費用です。「どうせ直すのであれば最新のスタイルにしたい」などの場合には対象外となりますので、これはしっかり頭に入れて火災保険を利用してください。
風災・雹災・雪災はとても身近にある自然災害です。それでは、いったいどんな被害を受けるのでしょうか?1つずつ見ていきましょう。
風災
風災は身近なものでは台風、暴風や突風があります。時にはニュースになる竜巻も風災の1つです。日本は風土から台風が多いことから「暴風波浪注意報」などが発令されることも多いですね。
2021年(令和3年)1月上旬には冬型の気圧配置に伴い、日本海側を中心に大雪・暴風が発生しました。2020年(令和2年)の9月には台風による暴風で被害がありました。2019年の台風15号で千葉県のゴルフ場の鉄柱が倒れるショッキングな被害がありました。
「まさか」のような被害が今後起こらないとは限りません。安全と安心を得るためにも火災保険はとても重要な意味を持っています。
【街の屋根やさんにご依頼があった例】
台風によって瓦が何枚も割れてしまった
暴風で屋根が剥がれ飛んでしまった
暴風によって庭の木が折れて屋根を突き破ってしまった
雹災
霰(あられ)は分かるけれど雹(ひょう)って何だろう?と思う方もいるかもしれませんね。雹(ひょう)とは直径5mm以上の氷の粒で、局地的な被害があるのが特徴です。
困ったことに、雹(ひょう)は冬ではなく5月から7月の初夏に多く、前触れなく降り注ぐために被害に遭うと怪我をします。雹(ひょう)の恐ろしいところは、サイズが大きくなればなるほどに落下速度が早くなるのです。
直径5cmにもなると時速100㎞にもなるので、瓦をわってしまったり穴を空けることもあります。2014年(平成26年)6月には東京都三鷹市周辺で30cm程度積もりニュースになりました。
【街の屋根やさんにご依頼があった例】
雹(ひょう)で天窓が割れ、瓦にもヒビが入っていた
金属屋根がボコボコになってしまった
屋根だけでなく雨樋まで割れてしまった
雪災
豪雪地帯では毎年積雪が多く、高齢者の自宅の屋根をボランティアの若者が降ろしているのをニュースで見かけることも増えました。
昭和38年の38豪雪、日本列島を覆った昭和59年の59豪雪に平成18年には新潟県で記録的な大雪になりました。どの豪雪も記録だけでなく、死者が出るなど大きな災害として記録されています。
1㎡辺りに1cmの新雪が降り積もった場合、赤ちゃん1人分の重さが屋根にかかります。屋根が60㎡として10cmの雪が積もったと仮定した場合には新雪でも2000kg弱ですから、軽量の関取が屋根に15人~16人いるイメージです。これを屋根が支えているのですから、シーズンが終わればくたびれてしまうのにも納得がいきます。
【街の屋根やさんにご依頼があった例】
雪の重みで瓦がずれて雨漏りがするようになった
積雪量が多くトタン屋根が凹んでしまった
屋根の軒先が歪んでしまった
普段は目にすることのない屋根は経年劣化で修理するだけでなく、台風や雪、雹(ひょう)などの自然災害による修理が多くなっています。また、災害によって自宅が雨漏りしたり、室内に損傷が出た場合にも火災保険の対象となります。
自然災害は突発的に起こるものですから、事前に備えておくことが大切です。家を建てたら加入するものと簡単に考えられがちですが、万が一に備えて加入している火災保険の内容を確認し「自然災害でどこまで補償されるのか」把握しておきましょう。
自然災害で外装に被害が出れば火災保険を利用し修理を行えます。では、どのような被害が修理対象になるのでしょうか。実際の外装被害を例にご紹介します。
台風による軒天被害
軒天は住まいを守る大切な役目を持った場所です。紫外線や雨風の影響を受けにくい場所ですが、雨漏りや地面からの照り返しで老朽化していきます。とくに大きな台風の後には、雨風の影響を受けますので、このように剥がれてしまうケースがあります。
台風被害で落下した屋根の棟板金
棟板金は屋根の内部に雨水が入らないようにかぶさっていますが、老朽化によって釘が抜けやすくなってきます。グラグラなまま放置してしまうと、台風や暴風によって飛ばされてしまったり、大雪で滑り落ちてしまいます。
強風によるアンテナ倒壊
近年は台風が増えたことでアンテナの倒壊被害が増えています。「ニュースを見ていたら急にテレビが映らなくなった」そんな時にはアンテナ倒壊を疑いましょう。アンテナが倒れることで屋根にも何らかの影響が出るケースもあります。
雪による雨樋の破損
水を含んで重量が増した雪が屋根から滑り落ち、雨樋を変形させたり折ってしまう被害です。雨漏りの原因となるだけでなく、外壁の表面に雨が伝い剥がれるなどの二次被害がおきますので早めの修理がおすすめです。
雪の重みによって破壊されてしまったベランダ屋根
雪は20cmで交通に支障が、30cm積もれば屋根に何らかのトラブルがおきます。屋根の雪がベランダ屋根に落ちると、そのスピードと重量で破壊されてしまいます。耐積雪仕様であっても、老朽化や積雪の多さによって壊れてしまう可能性があります。
降雹によって凹んでしまった棟板金
屋根の上部にある棟板金は雹が降ると真っ先に被害を受けてしまいます。硬い棟板金も大きな雹によって凹みができます。衝撃を何度も受けてしまうと、釘がゆるくなり倒壊に繋がります。
降雹による雨樋被害
大粒の雹によって大きな穴が雨樋に空いてしまいました。このまま放置すると雨漏りしてしまいますので、早くに修理しなくてはいけません。
降雹による雨戸戸袋の凹み
大きな凹みは見た目によくありません。特に新築住宅では目立ちます。
降雹によって割れてしまったベランダ波板
「頭に当たったら…」を考えるとゾッとするような穴です。
火災保険は、屋根の修理だけでなく「雨樋」「ベランダ屋根・波板」「雨戸戸袋」「棟板金」など建物被害に対応しています。このような被害にあった場合には、速やかに保険会社に連絡して修理を始めてください。
最近の注文住宅はスレート屋根や金属屋根など釘で固定する屋根ですが、昔ながらの瓦屋根の住宅もまだまだ多くあります。
趣きのある瓦屋根ですが、風害や雪害でダメージを受けやすく、割れた瓦が飛散したりずれて雨漏りの原因となるケースも少なくありません。
強風によってずれてしまった瓦
突風はもちろんですが積雪が多いと、雪が滑り落ちる際に瓦がずれてしまうことがあります。そのまま放置すると、雨漏りの原因になりますので自然災害の後には必ずチェックしておきましょう。
ズレた場合、瓦に破損がなければ並び直し、破損があれば同じ大きさの瓦を新しく並べます。
台風による棟瓦の倒壊
棟部が割れて脱落すると下にある瓦の上に落ちるので、多くは屋根の上だけの被害で済みますが地震などが起きてしまうと屋根から瓦が落下します。
すぐに棟取り直し工事を行い、台風や地震に耐えられる棟瓦に施工しましょう。
突風による瓦の落下
瓦はしっかり組んであれば落下することはありませんが、経年劣化や度重なる自然災害でヒビなどが入るとちょっとしたことで割れて落下してしまいます。
瓦が落下したことで通行人に怪我をさせてしまったり、車を破損したなどのトラブルには火災保険は適応されません。「備えあれば患いなし」、定期的なメンテナンスを行うことで、このような二次被害を防ぐことができます。
毎年のように起こる台風だけでも辟易するのに、近年では地震が増え「いつ揺れるかわからない」恐怖に睡眠障害を起こす方が増えています。安心して暮らすために、傷んだ瓦を金属屋根などに葺き替えたいといった問い合わせも増えています。ですが、趣きのある瓦屋根を簡単に金属屋根などに葺き替えることができずに迷う方もいるでしょう。
瓦屋根は変えたくないけれど安全性を確保したいのであれば、防災性の高い軽量防災瓦をおすすめします。従来の瓦は桟木(さんぎ)の上に瓦を置くか釘打ちしていました。軽量防災瓦は、従来の瓦より軽く瓦同士がアームで補強し合いますので、暴風や地震でズレたり割れにくく落下などの二次被害も防ぐことができます。
新築で使われることの多いスレート屋根ですが、瓦と比較すると耐久性が低く自然災害でヒビが入ったり、板金部分が剥がれてしまうケースがあります。
強風の影響による屋根材の割れ
スレート屋根材を重ねて敷いていますが、重なった部分が雨風などで浮き上がり割れています。一部の破損の場合はスレート1枚からでも交換は可能ですが、スレートは軒先から棟に向かって設置するため、交換箇所まで剥がして施工をしなければなりません。
台風によって起こった屋根材の捲れ
屋根材と防水紙を釘で固定し浮き上がりなどを予防したストレート屋根ですが、経年劣化したところに台風で全体が剥がれてきました。この場合には、屋根全体を葺き替えします。
棟板金の剥がれ
棟板金は台風被害をもっとも受けやすい高い場所にあります。剥がれだけでなく、割れて屋根上に飛散する被害がもっとも多いのですが、全交換で対応可能です。
トタン屋根など、軽くて丈夫なイメージのある金属屋根ですが、実は台風や暴風など風害を受けやすい屋根材です。
強風によるトタン屋根の捲れ
元々が軽く風に弱いところに、台風によって浮き上がってしまいました。経年劣化や雨漏りなどが原因で下地が腐食していると、ちょっとした風で捲れが起こります。
このような場合には、全体的な葺き替え工事が必要です。
雹害による金属屋根の凹み
大きな雹が屋根にぶつかったことでできた凹みです。凹み部分から雨が入りこんでしまうとサビが広がってしまいます。状態によって塗装したり屋根を交換します。
まるでビルのようなモダンな住宅を見たことはないでしょうか。平屋根・フラット屋根とも呼ばれ、水平な屋根を指します。メンテナンスがしやすく、ガーデニングやベランダ代わりに使うことができるので、自宅でバーベキューなど色んな活用方法があります。
三角屋根と比べると陸屋根は水はけが悪いので、防水性を高めるためにシートや塗膜などによって防水層を形成しています。しかし、この防水処理が上手く働かないと雨漏りの原因になります。太陽光がダイレクトに当たり、劣化もしやすくなりますので定期的にメンテナンスを行いましょう。
台風による手すり柵の倒壊
強風によって手すり柵が倒れることで、防水層がダメージを受けてしまうと雨がしみ込んでしまい雨漏りの原因になります。部分的に傷ついた防水層は形成しなおせば機能します。
火災保険を使って屋根工事ができるか、できないかは、
の二つがポイントとなります。
自然災害での被害を保険会社に申請すれば、概ね認可され保険金が支払われます。ただし、「保険金はすぐに出ないのだから後でいいだろう」と放置してしまうと、保険金が支払われなくなるケースがあります。
台風や大雪が去っても、生活に支障を感じない限りは屋根に上ったり屋根回りを隈なく見回ることはありません。そのために保険の適用は「3年以内の自然災害によって受けたもの」と決められているのです。
その期間中に申請すれば問題はないのですが、3年を過ぎてしまうと保険の請求権が時効によって失われてしまいます。これは保険法第95条の規定により決められていますので、必ず期間中に申請を済ませましょう。
保険の適用は「3年以内の自然災害によって受けたもの」と覚えておきましょう。
火災保険を申請するにあたって、注意していただきたいのは「経年劣化による修理は対象外」となることです。
火災保険は「自然災害」によって建物に不具合が出た時に補償されるものですから、定期的なメンテナンスを怠ったことで破損した場合は対象外になります。自然災害に強く安心できる家の為にも、定期的なメンテナンスで不足がないようにしておきましょう。
保険金の支払いについて
自然災害や火災で住宅が損傷した場合、加入している災害保険を申請することで保険金が支払われます。火災保険の保険金額が「支払い限度額」となりますので、自分が加入している火災保険の限度額を頭に入れておくことも大切です。
一般的な損害保険は、20万円以上の被害に対しておりる保険(20万未満免責)が主流となっています。逆に言えば修理代金が20万以下の場合には、保険金が支払われないということです。
火災や自然災害で建物に不具合が出た場合、概ね20万円超の修繕費がかかりますので大きな災害の方が保険金も支払われやすくなっています。
現在の火災保険は、火事や自然災害などで住宅が全損したような場合、同じ物件を新建築か購入するのに必要な金額を保険金として受け取る事ができるように「新価(再調達価格)」がメインです。ですが、火災保険の見直しをせずに「時価」契約のままですと、経過年数によって価値が下がり十分な補償が得られません。
住宅のメンテナンスと合わせて、火災保険の見直しも5年毎などにしっかりしておくことをおすすめします。
火災保険と火災共済は何が違う?
火災保険と火災共済は、どちらも住宅を補償対象にするという点では同じですが、契約の性質や補償などに違いがあります。
火災保険は「誰にでも平等」に販売されますが、共済は「共済組合員」の中で平等原則に基づき最低限の補償確保を目的にしています。火災保険は自分の状況に合わせて保険をカスタマイズできる自由さが魅力です。また、保険会社が多いので常に最新のサービスや補償情報を受け取れます。保険量は共済と比較すると割高ですが、保険内容の見直しやサービス向上にも積極的で、火災だけでなく自然災害による損害補償がきちんとしています。
共済は掛け金が安く商品もシンプルでわかりやすくなっています。建物が古く、高額な補償も必要がないのであれば加入しやすいです。ただし、補償の面では火災保険と比較するとやや弱く感じます。補償金額が安いことや火災保険には地震は含まれませんので、地震共済に別で加入しなければいけません。
どちらがいいかは、建物の価値や生活状況によって異なります。迷った時には、資料を取り寄せて徹底的に比較検証しましょう。
火災保険 | 火災共済 | |
運営機関 | 民間の保険会社 | 特定の組合員によって 運営されている団体 |
補償内容と掛け金 | 各保険会社で違い | 特保険会社よりも安め |
保険金の支払い | 損害に対して 必要な補修費用が支払われる | お見舞い金として被害額に応じた 5万、20万等一定の金額 |
火災保険の申請手続きについて
火災保険申請は、原則として契約者本人が行います。まず、損害の状況を確認し火災保険の適用範囲内であれば、火災保険を使って屋根工事(その他工事)が可能です。
ただし、大きな台風や地震などの後は、申請が殺到してしまいますので「過去3年以内の損害であれば申請可能」を踏まえ、落ち着いたころに申請するのも方法です。実際に、どのような流れで申請するのかを解説します。
火災保険・申請手続きの手順
まずは被害状況の確認が必要です。見落としがないように、建物を隈なくチェックし火災や自然災害で被害を受けた場所の写真や動画を撮影します。できれば、被害直後で写真に日付が入ればベストです。
被害を確認したら、保険証書を手元に用意して事故受付用ダイヤルへ連絡します。連絡の際には、契約者本人が必ず連絡をしましょう。
契約者本人の名前・証券番号・被害にあった日時・場所・状況・損害の程度を伝えます。電話が込み合っている場合には、公式の事故受付用のウェブサイトのフォームに沿って内容を記入します。
保険申請には「修理見積書」「被害状況のわかる写真」が必要です。屋根工事会社に火災保険を使うことを伝え、見積もり依頼をしましょう。
その時に、写真も撮影してもらうことをおすすめします。専門業者が見れば「災害による被害か経年劣化による損傷」かがわかります。これは非常に大切なことで、少しでも虚偽の報告をすると保険金が下りなくなります。
申請後に保険会社から、保険金申請書・事故状況説明書が送られてきます。これはお客様自身が書き込まなければいけませんので、記入例を参考に記入していきます。詳細などは、街の屋根やさんの点検が終わるまでお待ちください。
無料点検では現状確認しながら、修理が必要な箇所の写真を撮影します。後日、お見積りと写真をご持参致しますので、ご確認いただき保険金申請書と事故状況説明書と併せて保険会社へご郵送ください。
火災保険申請は、修理業者に修理箇所を確認してもらい、損害箇所が自然災害によるものであることを書類に書き込んで保険会社に提出します。
保険会社は、申請書を精査しヒアリングした上で保険の対象となるかを判断します。申請すれば簡単に保険金が支払われると思うかもしれませんが、説明の不足によっては経年劣化とみなされ、十分な補償を受けられなくなります。
※補償の対象であることを確実に伝えられるように、点検時にはアドバイスも差し上げますのでお気軽にご相談ください。また、修理箇所の状態が複雑でうまく説明できない場合や、被災状況や見積内容については私どもより保険会社に説明いたしますのでご安心ください。
※保険会社より確認の連絡が入った場合、わかる範囲でお答え頂ければ十分です。私共にご連絡いただけましたら、保険会社に説明いたします。
申請から約2週間程度で保険会社から連絡が入ります。被害の状況によっては2週間以上かかるケースもありますのでご了承くださいませ。
承認・確定された内容を確認後、すみやかにご連絡いただきましたら詳細な打ち合わせに入らせていただきます。
工事内容や工事日程、工期など詳細な打ち合わせ行い、納得していただけましたらご契約→着工の流れになります。何か気になることや、ご希望などもお伺いいたしますのでご遠慮なくご相談くださいませ。
※災害による被害以外の修理も承りますが、別見積もり別工事となりますのでご了承ください。
火災保険は使わなければ使わない方がいいものですが、自然災害や火災はそうはいきません。急なことで火災保険を利用しなければならなくなった時、多くの方は「何をすればいいのか分からない」ものです。
そこで、これまでに火災保険を使った工事をお任せいただいたお客様から寄せられた質問をまとめてご紹介いたします。
こちらに掲載のない疑問や質問に関しましても、お答えいたしますので、ご遠慮なくお問合せフォームか無料点検の際にご相談ください。
車の場合には事故を起こすと保険料が上がりますので、不安に感じる方もいると思います。火災保険は「火災や自然災害」など不慮の災害による損失を補償するものです。
ただでさえ、高額な火災保険なのに使うことで保険料が上がってしまったら…と不安に思うことでしょう。ご安心ください、火災保険を使用しても以降の保険料が上がったりはしません。
火災保険は災害によって建物が受けてしまったダメージ回復に支払われる保険金です。損害が火災保険の補償対象かを判断するのは保険会社の審査担当者ですから、自己判断で「保険金がもらえる」からと勝手に見積もりしても認められません。
リフォームする場合、リフォームにかかる費用は自己負担となりますので、安易に業者の言葉を鵜呑みにしてはいけません。
絶対に、すぐに工事をしなければならないものではありません。修繕目的に使うために支払われるわけですから、保険金に自己負担でリフォームするのも自由です。
ただし、修理が必要な不具合の程度によっては生活に支障が出たり、建物の老化を早めてしまいますので注意しましょう。数年後に大々的なリフォームを検討している方は、建物の現状を把握した上で判断されると良いでしょう。
火災保険を使った建物や屋根工事、火災保険について解説してきました。災害で被害を受けた建物を保険で修理できるのですから、自己負担もなく安心です。ですが、普段使うことが無い火災保険について知識を持っている方は少なく、業者のいいなりになりやすい問題があります。
最近は、火災保険を使った悪徳な詐欺が横行しています。火災保険が対象になるのか決めるのは加入している保険会社で、建築業者ではありません。いくら業者が「こちらから話をします」と言っても信じてはいけません。皆さんが保険会社と契約しているには「被った自然災害に対する原状回復」のためです。正しい知識と使い方を理解し、見積もりを受けて申請しましょう。
また、保険を適用するかどうかは保険会社が決めるものであり施工会社が決めることがではありません。そもそも「うちの会社で申請すれば保険がおりる」なんてありえない話です。保険の種類や契約内容などによっては保険対応外とある場合もあります。
火災保険を活用した屋根工事・申請のお手伝いは街の屋根やさんにご相談ください。
地球温暖化の影響から台風やゲリラ豪雨、降雪量の増加など異常気象が問題になっています。2018年から2019年にかけては自然災害による保険金の支払いが増額傾向にあります。
ここ近年の自然災害で、火災保険の重要性を肌で感じている方も多いのではないでしょうか。災害もなく安全に過ごせるのが一番良いことですが、自然災害は防ぐことはできません。ですが、定期的なメンテナンスを行うことで被害を最小限度に抑えることはできるのです。
正しい知識を持っておくことは無駄ではありませんし、大切な住処を守るためにも必要なことです。気になる事、困ったことなどは、いつでも街の屋根やさんにお気軽にご相談ください。
火災保険が適用される屋根工事まとめ
●火災保険は被害箇所の原状復旧のための保険です。
●経年劣化による外装被害は火災保険の対象外となります。
●火災保険で補償の対象となるのは火災だけでなく、風災・雹災・雪災・水災、落雷などの自然災害です。
●火災、自然災害の被害を受けてから3年以内まで火災保険の申請が可能です。
●火災保険で保険金が支払われるのは修繕費が20万円以上の工事が対象です。
●外装被害のお見積りご相談の半数以上は、台風や暴風による屋根や屋根周辺被害か雹災、雪災による雨樋、屋根被害です。
●火災保険の申請は、保険契約者が申請しなくてはいけません。同居家族でも、勝手に申請することはできません。
●被害状況を確認し、記録を取ってから保険会社に申請を出しましょう。
●火災保険は「正しい情報」を提出しなければ申請が却下されてしまうこともあります。修復工事の依頼は、災害被害の修繕実績があり信頼できる業者に頼むと安心です。
●修繕が火災保険の対象になるのか分からない時には、お気軽に街の屋根やさんにご相談ください。
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