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ガルバリウム鋼板が人気な理由は何?特徴やメンテナンス方法を徹底解説!
更新日 : 2023年07月23日
更新日 : 2023年07月23日

ガルバリウム鋼板製の屋根材や外壁材の人気がどんどん高くなっています。
屋根・外壁のリフォームを検討されている方であれば、業者やお知り合いからすでに勧められているかもしれません。
しかし、「ガルバリウム鋼板」は本当に信頼できる建材なのでしょうか?
直近20年間で急速にシェアを拡大しているガルバリウム鋼板。特に屋根材としては、粘土瓦やセメント系屋根材を追い落とし、トップシェアに躍り出ています。軽量さと耐久性を武器に、多くのリフォーム現場で採用されているのです。
このページでは、屋根・外壁リフォームを検討している方に向け、ガルバリウム鋼板の人気が高まっている理由や特徴について解説していきます。ぜひご参考ください。

ガルバリウム鋼板は耐食性の高いめっき鋼板
日本工業規格(JIS)で「溶融55%アルミニウム-亜鉛合金めっき鋼板」と規格されている建材がガルバリウム鋼板です。正確には、アルミニウム55%、亜鉛43.4%、シリコン1.6%の合金をめっきした鋼板です。
その歴史は古く、1972年にアメリカで開発された後、10年後の1982年に日本国内で製品化されています。

ガルバリウム鋼板の耐食性が高い理由
鉄などの錆やすい金属は、亜鉛やアルミニウムなどの錆にくい金属でめっきすることで、鉄が直接空気に触れなくなり、錆の原因である酸化が起こりにくくなるので、錆びにくく、耐用年数が長くなります。

ガルバリウム鋼板が登場する以前は、めっき鋼板と言えばトタンやブリキが代表的であり、特にトタンは屋根材や外壁材としてはおなじみの建材でした。
ガルバリウム鋼板がトタンの4倍もの錆びにくさを誇る秘密は以下にあります。
1.アルミニウムの不動態皮膜
めっきのアルミニウムが酸化することで、保護被膜を形成する。
2.アルミニウムの亜鉛の犠牲防食
めっきが傷ついて素地の鉄が露出しても、鉄が錆びるよりも先に亜鉛が水に溶け出すことで鉄の腐食を防ぐ


金属の建材はどうしても錆びやすいというイメージを持たれてしまうかもしれません。実際に、茶色く錆びてしまった屋根を見かけることも度々あります。しかし、それらの場合、築年数が経過していることが多く、築年数の長い住宅に使用されているのはほとんどがトタンです。
ガルバリウム鋼板の開発元であるベスレヘム・スチール社(アメリカ)の発表では、ガルバリウム鋼板のめっきの寿命は25年以上(塩害地域では15年)です。長らく金属の弱点であった錆問題を克服したガルバリウム鋼板は、まさしく革命的な存在でした。

ガルバリウム鋼板が登場するまでは、金属の建材と言えばトタンが主流でした。トタンは亜鉛めっきが施された鋼板であり、ただの鋼板よりは耐久性がありますが、ガルバリウム鋼板には遠く及びません。

亜鉛ではなく、錫(すず)でめっきされたものがブリキです。錫(すず)は人の体内に入ってもすぐに排出され、安全性が高いという理由から、長期保存を目的とした缶詰の容器にはブリキが使用されてきたそうです。
進化をとげたガルバリウム鋼板
エスジーエル

エスジーエルは、ガルバリウム鋼板の3倍の耐食性を持つと言われている素材です。ガルバリウム鋼板のめっき成分であるアルミニウム・亜鉛・シリコンに加え、マグネシウムが配合されています。
アイジー工業「スーパーガルテクト」、ニチハ「横暖ルーフプレミアム」、ケイミュー「スマートメタル」は、エスジーエルを使用して製造されています。(エスジーエルの使用が公表されていない製品もありますが、製品カタログにめっき組成が掲載されています。)
従来の製品では、海岸から5km以上離れていることが保証対象の条件でしたが、エスジーエルを使用した「スーパーガルテクト」 や 「横暖ルーフプレミアム」 は海岸から500m以上離れていれば保証対象となります。

ジンカリウム鋼板

金属屋根材には、塗装ではなく石粒を吹き付けられている製品も存在し、これらは非常にスタイリッシュでお洒落な印象を与えます。ディーズルーフィングの「エコグラーニ」などが代表的な製品で、ジンカリウム鋼板を使用しています。このエコグラーニの基材保証期間はなんと30年となっています。
ガルバリウム鋼板やエスジーエルとジンカリウム鋼板の違いは、やはりめっき成分にあります。比較してみましょう。

ガルバリウムの3倍の耐食性を誇るエスジーエルは、3つの中で最も亜鉛の比率が少なく、その分マグネシウムが追加されています。エスジーエルを開発した日本製鉄グループ会社は、マグネシウム2%が最適な配分率であると評価しています。

2021年度の国内屋根材出荷比率(素材別)では、金属屋根材が63.2%を占めています。

金属屋根材の需要が高まっている理由はどこにあるのでしょうか。
高い施工性と軽量さ
1995年の阪神・淡路大震災をきっかけに、瓦屋根が地震に対して弱いという印象が広まりました。その後、2011年の東日本大震災、2016年の熊本・大分地震、そして2018年の大阪府北部地震などの地震災害が発生し、印象はより強まっています。
こういった経緯があり、建物への負担が少なく割れることもない金属屋根材に注目が集まったのです。

被災地の復興においても、ガルバリウム鋼板の建材が重要な役割を果たしました。金属建材は軽量で運搬しやすく、施工効率にも優れているため、被災住宅の修理に広く採用されました。その結果、ガルバリウム鋼板の知名度は一気に上がり、被災地を中心に徐々に全国的に浸透していったのです。

外壁材についても、軽量であれば簡素な構造でも耐震性を確保することができます。耐久性の高い金属外壁材としては、以前からアルミニウム製やステンレス製の製品がありましたが、非常に高価であったため、限られた住宅でした使用されていませんでした。
そういった状況の中、リーズナブルで耐久性の高いガルバリウム鋼板製のサイディングに注目が集まり、普及していったのです。


金属サイディングの普及には、印刷技術の進歩も寄与しています。インクジェットプリンタの進化によって、従来にはなかったデザイン性の高い製品が登場したのです。
また、軽量な金属サイディングだからこそ可能な外壁カバー工法によるリフォームで、住まいのイメージを一新できるというのも、一般の方にとってはインパクトが大きかったのではないでしょうか。

これまで解説した通り、
上記の特性がガルバリウム鋼板の大きなメリットと言えるでしょう。
ひび割れない

ガルバリウム鋼板は金属ですから、経年劣化による脆化やひび割れが発生しません。また、他の建材で見られるような凍害によるひび割れとも無縁です。

水捌けが良い

ガルバリウム鋼板製の建材は水を吸い込むことがほぼありませんので、スレートやセメント瓦に付き物である苔やカビが繁殖しにくくなります。
縦葺きの屋根材であれば、雨水が流れる方向に継ぎ目ができませんので、雨漏りに強く、緩勾配の屋根でも施工できます。

金属屋根の施工方法は「横葺き」と「縦葺き」に大別されます。これらは、屋根材を横向きに葺くか縦向きに葺くかの違いです。縦葺きの場合には、棟から軒先までが一枚の板金になるため、排水を妨げるものがなく水捌けが良くなるので、2寸ほど勾配があれば施工できてしまいます。

ガルバリウム鋼板にかかるコスト
ガルバリウム鋼板製の製品は、スレートや窯業系サイディングといった主流な屋根材・外壁材よりも価格が高くなります。しかし、メンテナンスコストがあまりかからないため、総合的に見ると、コストパフォーマンスは高いと言えるでしょう。

屋根材を例に挙げてみましょう。
スレート屋根は10年周期での塗装メンテナンスが推奨されています。一方、スーパーガルテクトや横暖ルーフSといった金属屋根材は「塗膜15年」「赤錆20年」「穴あき25年」という長期のメーカー保証がついています。あくまで保証期間ですから、実際にはこれ以上の耐用年数が期待できるわけです。これは非常に魅力的な内容ではないでしょうか。


デザインがシンプル過ぎる?
ガルバリウム鋼板製の屋根材や外壁材は、「見た目がシンプル過ぎてつまらない」といった意見が出ることもありました。
しかし、横葺き屋根であればスレートと遜色ない見た目に仕上がり、金属ならではのスタイリッシュさも加わります。また、石粒が吹き付けられたディーズルーフィングの製品などは大変お洒落な外観になります。

外壁材においても、前述したインクジェットプリンタの進歩によって、窯業系サイディングに引けを取らない程、意匠性の高い製品が数多く販売されています。

遮音性・遮熱性が低い?
以前の金属屋根、とりわけトタン屋根は、雨音がうるさかったり、夏に暑くなったりと、ネガティブなイメージも多くありました。ガルバリウム鋼板もめっき鋼板には変わりませんから、単体では満足のいく遮音性や遮熱性は発揮されません。


しかし、スーパーガルテクトや横暖ルーフなどの製品は、屋根材と断熱材が一体になっており、従来の製品にはない遮音性・遮熱性を発揮します。あらかじめ遮熱塗料で塗装されているのも注目ポイントです。
また、ディーズルーフィングであれば表面の石粒層のおかげで温度が上がりにくく、音を拡散するので遮音性も高くなっています。




ガルバリウム鋼板製の外壁材もほとんどが断熱材一体型となっています。屋根と外壁のどちらであってもカバー工法を採用することで屋根・外壁が2重になりますから、音や暑さはほとんど気にならないでしょう。どうしても気になるという方は街の屋根やさんへご相談ください。お客様のご要望に沿ったリフォーム計画をご提案いたします。
確かに、ほとんどの金属は熱伝導率が高く、熱しやすく冷めやすい性質を持っています。そのため、冬には熱が容易に逃げてしまう可能性があります。ただし、屋根カバー工事で屋根が二重になれば、断熱性を向上させることができます。さらに、天井裏に断熱材を設置すれば問題は解決できるでしょう。
一方、結露には注意が必要です。断熱材が無かったり、不足している場合には追加で設置する必要が出てきます。湿気を排気するための換気棟を設置すると、より安心できるでしょう。



変形しやすい
屋根材・外壁材に関わらず、ガルバリウム鋼板の厚みはわずか0.4mm程です。
強風による飛来物などがぶつかれば簡単に凹んでしまいますし、最悪の場合には穴まで開いてしまいます。
穴が空いたり、塗装が剥がれたりすればそこから錆が広がってしまうため、気づいたらすぐに補修しましょう。
自然災害による被害であれば、火災保険が適用される場合もありますので、ご相談ください。


ガルバリウム鋼板を製造している企業
ガルバリウム鋼板の製造は日鉄鋼板、JFE鋼板、淀川製鋼所などの大手製鋼会社のグループ会社に限られています。これらの企業は製鉄から圧延、鋼板の成型、めっき工程まで一貫して行なっており、高品質なガルバリウム鋼板を生産しています。
めっきされた鋼板はロール状に丸められ、各建材メーカーへ出荷されます。つまり、どのメーカーの製品であっても、ガルバリウム鋼板としては大きな違いがないのです。

ガルバリウム鋼板製の屋根材・外壁材
ガルバリウム鋼板製屋根材
アイジー工業 | スーパーガルテクトシリーズ(エスジーエル) |
ニチハ | 横暖ルーフシリーズ(一部エスジーエル) |
ケイミュー | スマートメタル(エスジーエル) |
ディートレーディング | ディーズルーフィング(ジンカリウム) |
ガルバリウム鋼板製外壁材
金属建材の専門のメーカーと言えば超高耐久ガルバで『スーパーガルテクト』を製造している「アイジー工業」です。金属系サイディングの外壁も製造しています。
超高耐久の鋼板で横暖ルーフシリーズを製造しているニチハは金属系サイデイングだけではなく、窯業系サイディングも製造しています。
エスジーエルでスマートメタルを製造しているケイミューは新築からリフォームまで全てに対応できる総合建材メーカーで業界の最大手です。

「年に数回の水洗い」がメーカーの推奨
ガルバリウム鋼板の屋根材や外壁材を製造しているメーカーは、年に数回の水洗いによるメンテナンスを推奨しています。単純に水をかけ、水で流しただけでは落ちない汚れだけ、中性洗剤で洗いましょう。
この時、高圧洗浄機で洗ってしまうと、水圧が強すぎて塗膜まで剥がれてしまう場合がありますので、高圧洗浄機 の使用は控えてください。

春になり雪が降らない季節になったら、外壁全体を水洗いすることが重要になります。関東以南の温暖な地域でも、気温が下がり道路が凍結することもある山間部では、凍結防止のために塩化ナトリウムや塩化カルシウムといった塩分が散布されることがあります。寒波が予測される場合には山間部だけでなく市街地にまかれる場合もあります。春先には、これらの塩分が外壁に付着している可能性があるため、いつもよりもこまめに水洗いしてあげると良いでしょう。

雨樋の詰まりにも注意が必要です。落ち葉や土砂が堆積して雨樋が詰まると、水が溢れ、外壁に必要以上に水がかかってしまう恐れがあります。落ち葉や土砂は、雨樋の中で腐食していく際、酸性を帯びます。こうなると、金属材でなく、他の材質の建材にも悪影響が出てきます。

傷や錆はできるだけ早く補修する


外壁に何かしらがぶつかって傷ができると、めっきが剥がれて錆が発生する原因になります。住まいの点検で傷や錆が見つかったら、錆止め塗料でタッチアップしてもらうようにしましょう。
ご自宅の屋根や外壁がガルバリウム鋼板などの金属製である方は、ぜひ街の屋根やさんの無料点検をご利用ください。熟練のスタッフがお伺いしますので、小さな傷や錆を見落としません。また、問題のある箇所は全て写真を撮影し、お客様にもご確認いただきますので、ご安心いただけると思います。



ガルバリウム鋼板の錆の原因と種類
ガルバリウムが錆びる原因は、前述したもの以外にも以下のようなものがあります。
潮風
工場や自動車、バイクなどから排出されるガス
沿岸や工業地帯では、よりこまめなメンテナンスが求められます。
付近の金属建材廻り
異なる金属が接触すると、電位差によってガルバニック腐食が起こります。
錆には大きく分けて「白錆」と「赤錆」があり、最初は白錆が起こり、徐々に赤錆へと発展していきます。白錆の内は大きな影響はありませんが、放置して赤錆まで発展してしまうと、金属を傷め、補修も大変になってしまうので、白錆を発見した時点で、注意するようにしましょう。


ガルバリウム鋼板 関連リンク
瓦屋根のリフォームをご検討中におすすめ!ガルバリウム鋼板の屋根は和風住宅にマッチします。
→瓦屋根からガルバリウム鋼板製屋根への葺き替え
スレート屋根からのリフォームももちろん可能です。軽量なガルバリウム鋼板であれば、屋根カバー工法でも建物に負担をかけません。
→スレートからガルバリウム鋼板製屋根へのリフォーム
ガルバリウム鋼板屋根は暑さが気になる?
→ガルバリウム鋼板製屋根の断熱性・遮熱性について解説
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→ガルバリウム鋼板製のおすすめ屋根材を紹介!

ガルバリウム鋼板という名前が聞きなれず、不安をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。しかし、私たちの身の回りでは、様々な製品にガルバリウム鋼板が使用されています。
デスクトップPCのケースや冷蔵庫・電子レンジなどの家電、はたまた路上のガードレールなどにもガルバリウム鋼板が使用されている製品があります。

もちろん住宅においても、屋根・外壁以外にガルバリウム鋼板が使用されています。屋根の棟板金や谷板金、水切り板金、これらはほとんどがガルバリウム鋼板製でしょう。笠木や雨樋、雨戸がガルバリウム鋼板ということもあります。

このように、ガルバリウム鋼板は、私たちの生活になくてはならない建材となっていて、信頼も実績も十分です。
こうした需要の大きさは、ガルバリウム鋼板が金属建材のわりにリーズナブルな価格で提供されている理由の一つです。

街の屋根やさんには、数多くの金属屋根工事に携わってきました。小さな補修からカバー工事や葺き替え工事といった大規模リフォームまで、多種多様な実績と知識があります。
金属屋根へのリフォームをお考えの方、住まいに適した屋根材をお探しの方、街の屋根やさんへご相談下さい。経験豊富なスタッフが、最適なリフォームプランをご提案いたします。

ガルバリウム鋼板徹底解説!まとめ
●ガルバリウム鋼板は鉄板に亜鉛・アルミニウム・シリコンがめっきされた建材です
●ガルバリウム鋼板の耐食性はトタンの4倍と言われています
●ガルバリウム鋼板と似た組成の建材にエスジーエルやジンカリウム鋼板があり、エスジーエルは特に耐久性が高いめっき鋼板です
●ガルバリウム鋼板は軽量で施工性も高いです
●ひび割れない、水捌けが良いというのもガルバリウム鋼板の特徴の一つです
●ガルバリウム鋼板はセメント建材に比べて高額ですが維持コストはあまりかかりません
●ガルバリウム鋼板を製作しているのは大手製鋼会社のグループ会社です
●ガルバリウム鋼板を加工し、屋根材・外壁材として販売しているのが各建材メーカーです
●ガルバリウム鋼板のお手入れは水洗いが基本です
●めっきが剥がれてしまうと錆の原因になるので、業者へ補修を依頼しましょう
●ガルバリウム鋼板は住宅に限らず、身の回りの様々な物に使用されていますので、信頼と実績は折り紙付きです
ガルバリウム鋼板に関する施工事例一覧
横浜市港北区で強風で浮いた棟板金を税込み220,000円で交換工事しました


【施工内容】
棟板金交換
【使用材料】
ガルバリウム鋼板製棟板金
横浜市中区本郷町で割れやすいコロニアルNEOを軽量・長持ちなスーパーガルテクトでカバー工事!


【施工内容】
屋根カバー工法
【使用材料】
IG工業 スーパーガルテクト Sシェイドモスグリーン
川崎市宮前区神木本町でコロニアルNEOにスーパーガルテクト(Sシェイドチャコール)でカバー工事を行いました


【施工内容】
屋根カバー工法
【使用材料】
IG工業 スーパーガルテクト 色:Sシェイドチャコール
ガルバリウム鋼板に関するブログ一覧
ガルバリウム鋼板に関するお客様の声一覧!
あなたの近くの街の屋根やさんはこちら
街の屋根やさんは神奈川県以外にも東京都、千葉県などでも屋根工事を承っております。日本全国に展開中ですので、貴方のお住まいの街の屋根さんをお選びください。
点検・調査・お見積りなど無料で承ります!お気軽にお問合せ下さい!
お電話でのお問い合わせは
通話料無料
0120-989-936
8時30分~20時まで受け付け中!

「年に数回の水洗い」がメーカーの推奨
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春になり雪が降らない季節になったら、外壁全体を水洗いすることが重要になります。関東以南の温暖な地域でも、気温が下がり道路が凍結することもある山間部では、凍結防止のために塩化ナトリウムや塩化カルシウムといった塩分が散布されることがあります。寒波が予測される場合には山間部だけでなく市街地にまかれる場合もあります。春先には、これらの塩分が外壁に付着している可能性があるため、いつもよりもこまめに水洗いしてあげると良いでしょう。

雨樋の詰まりにも注意が必要です。落ち葉や土砂が堆積して雨樋が詰まると、水が溢れ、外壁に必要以上に水がかかってしまう恐れがあります。落ち葉や土砂は、雨樋の中で腐食していく際、酸性を帯びます。こうなると、金属材でなく、他の材質の建材にも悪影響が出てきます。

傷や錆はできるだけ早く補修する


外壁に何かしらがぶつかって傷ができると、めっきが剥がれて錆が発生する原因になります。住まいの点検で傷や錆が見つかったら、錆止め塗料でタッチアップしてもらうようにしましょう。
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ガルバリウム鋼板の錆の原因と種類
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沿岸や工業地帯では、よりこまめなメンテナンスが求められます。
異なる金属が接触すると、電位差によってガルバニック腐食が起こります。
錆には大きく分けて「白錆」と「赤錆」があり、最初は白錆が起こり、徐々に赤錆へと発展していきます。白錆の内は大きな影響はありませんが、放置して赤錆まで発展してしまうと、金属を傷め、補修も大変になってしまうので、白錆を発見した時点で、注意するようにしましょう。


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もちろん住宅においても、屋根・外壁以外にガルバリウム鋼板が使用されています。屋根の棟板金や谷板金、水切り板金、これらはほとんどがガルバリウム鋼板製でしょう。笠木や雨樋、雨戸がガルバリウム鋼板ということもあります。

このように、ガルバリウム鋼板は、私たちの生活になくてはならない建材となっていて、信頼も実績も十分です。
こうした需要の大きさは、ガルバリウム鋼板が金属建材のわりにリーズナブルな価格で提供されている理由の一つです。

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ガルバリウム鋼板徹底解説!まとめ
●ガルバリウム鋼板は鉄板に亜鉛・アルミニウム・シリコンがめっきされた建材です
●ガルバリウム鋼板の耐食性はトタンの4倍と言われています
●ガルバリウム鋼板と似た組成の建材にエスジーエルやジンカリウム鋼板があり、エスジーエルは特に耐久性が高いめっき鋼板です
●ガルバリウム鋼板は軽量で施工性も高いです
●ひび割れない、水捌けが良いというのもガルバリウム鋼板の特徴の一つです
●ガルバリウム鋼板はセメント建材に比べて高額ですが維持コストはあまりかかりません
●ガルバリウム鋼板を製作しているのは大手製鋼会社のグループ会社です
●ガルバリウム鋼板を加工し、屋根材・外壁材として販売しているのが各建材メーカーです
●ガルバリウム鋼板のお手入れは水洗いが基本です
●めっきが剥がれてしまうと錆の原因になるので、業者へ補修を依頼しましょう
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