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雹被害へ火災保険を活用可能！屋根・波板カーポートなど雹被害のケース・実例をご紹介！

　近年、屋根修理などの際に、お客様から「火災保険を利用したい」という申し出を頂くことが増えています。火災保険は、台風や強風による被害にも適用できることが一般的に知られるようになってきました。

　火災保険は、火災による損害に対する補償を提供する保険ですが、一般的には火災以外の自然災害や盗難などの損害にも対応する保険となっています。

　さらに、雹による被害も火災保険の適用範囲に含まれる場合があります。

　ただし、具体的にどのような被害が保障されるのかは、契約内容や保険会社によって異なります。

雹被害の実例！火災保険が適用できる可能性があります！

　カーポートの屋根が損傷し、穴が開いてしまうケースが雹被害の中では最も多いです。
　近年では、ポリカーボネートなどの素材が使用され、カーポートの屋根は比較的強度が高まっています。しかし、古くから使用されていた波板や経年劣化したアクリル屋根は壊れやすく、穴が開きやすい状況になっています。

　雹は直径が5mm以下だと「アラレ」と呼ばれ、それ以上のサイズが「雹」と呼ばれます。カーポートの屋根に直径5mm以上の雹が直撃すると、例え劣化が進行していなくとも簡単に穴が開いてしまう場合もあります。

　稀にですがゴルフボールほどの大きさの雹が降り、カーポートを壊した上、車にも被害を及ぼすことがあります。（車の被害は火災保険ではなく、自動車保険の車両保険で補償されるでしょう。）

　カーポートの屋根が雹の直撃で損傷した場合、火災保険が適用される可能性があるので、確認されることをオススメ致します。

　ベランダやテラスの屋根には、カーポートと同様雹によって屋根が破れて穴が開くケースが多くございます。また、穴空きに繋がらなくとも雹の衝撃によって屋根の表面が傷ついたり、凹んだりすることもあります。

　塩ビ波板、アクリル、ポリカーボネートなど、さまざまな種類の材料がありますが、雹の被害があった場合には、新しいものに交換する必要があります。
　火災保険を利用する際に留意すべき点は、元々経年劣化が進んでいると判断された場合、保険が適用されないことが多いということです。

雹被害の実例｜ベランダ波板

24枚のポリカ波板を火災保険を適用して交換

　写真の様に降雹を受けてベランダ屋根の波板に穴が多数空いてしまっております。
　この写真だけでもいかに雹の威力が高いかを伺うことが出来ます。
　火災保険の申請の為、写真の撮影・書類作成や保険会社からの質疑応答などのお手伝いをさせて頂き、無事証人となったことで交換工事の施工をさせて頂きました。

　比較的大きいベランダでしたので、重なりを60cm程度設け、縦方向に2枚笠名なる形に施工させて頂きました。工事は、1日で完了しました。
　透明で綺麗な新しい波板屋根になりました。

　古くからご使用されている雨樋は、塩化ビニール製のものがほとんどです。
　その為、大きな雹が落下してしまいますとひびが入ってしまう場合があります。
　破損により欠損してしまう事も多いです。

　雹が降った後に雨樋の状態を目視で確認したくても高所にある為、難しいかもしれません。そのため、雨樋の点検は屋根専門業者に依頼する事が必用となります。

　雹による雨樋への被害を放置していると、雹被害によるものかどうか判断できずに保険でカバーされない可能性があります。また、当然ですが亀裂から雨水が落ちる事で、外壁などに悪影響を及ぼすこともございます。

雹被害の実例｜雨樋

雹被害に遭った雨樋・テラス屋根を火災保険を適用して修繕

　写真の様に、雹によってテラス屋根の波板への穴あき被害、雨樋の割れが発生しております。

　火災保険が無事適用されてることとなり、波板交換・雨樋の一部以外の交換をさせて頂きました。
　ご使用させて頂いたのは、パナソニック「アイアン」という雨樋製品で、スチールが芯に使用されている為、雹・積雪にも強い雨樋になりました。

　雹による被害を最も発見する事が難しいのが屋根です。
　しかし、瓦屋根では雹によって割れ・ヒビが発生する場合があります。
　雹の直径がゴルフボール程度の場合、丈夫な陶器瓦でも割れてしまう可能性もあります。

　セメントを主成分とするスレートですが、割れなくとも細かな傷（雹痕）がたくさんついてしまいます。

　また、耐久性が優れているガルバリウム鋼板などの金属屋根であっても、雹により傷つくことで錆の原因になり、腐食による穴空きの原因となりますので早期発見し、補修・張替えを検討する必要があります。
　ガルバリウム鋼板などの金属屋根は衝撃に衝撃に弱い特徴があり、傷・凹みが付きやすい為、注意が必要です。

　瓦屋根・金属屋根など、どの材質が使用された屋根であっても雹が降った際には屋根の専門業者へ点検を依頼し、被害の有無を確認されることをオススメ致します。
　街の屋根やさんでは、点検からお見積りの作成まで無料にて実施させて頂きますので、お気軽にご連絡下さい！

雹被害の事例｜雨屋根

雹により塗膜が剥離した金属屋根に火災保険の申請

　雹による被害によって、１階部分の屋根の塗膜が剥離してしまいました。
　雹によると思われる黒い斑点が所々にあり、塗膜が大きく剥離していることで下地が露出してしまっています。このままでは、錆の発生・腐食が広がってしまう可能性があります。被害状況を詳しくお伺いさせて頂き、火災保険を申請の上再塗装をさせて頂くこととなりました。

　　大きな雹が降ってきた場合、天窓は非常に危険性の高い箇所となります。
　　屋内の天井に取り付けられた天窓の雹による割れは、直接雨漏りへと繋がります。
　　意外にもガラス部分だけでなく、天窓周辺の部品が破損することもよくあります。

　また、外壁に関しても雹被害あってしまう可能性があります。
　外壁の種類やお住まいによっても変わりますが、雹の強い衝撃は割れやヒビ・塗膜の剥離や欠けを引き起こします。
　屋根と同じく外壁も高い部分は目視による確認が難しい為、専門業者に点検を依頼しましょう。
　

　

　網戸は、雹の影響を受けやすい場所の1つです。通常、網戸はサッシ窓の外側に設置されている場合が多い為、雹が降ると直接雹を受けてしまいます。

　網戸が破れたり、大きな凹みが生じてしまいますと網目が広がって本来の機能を果たせなくなることがあります。

雹被害の実例｜天窓

アクリルドームが割れてしまった天窓を火災保険を適用して修理

　雹により、天窓（トップライト）を覆うように設置されているアクリルドームが割れてしまいました。天窓の網入りガラスには、問題が見られないのが不幸中の幸いです。

　残念ながら同様のタイプのドームは廃盤になっておりました。その為、火災保険を適用し、ポリカーボネート製のカバーへ交換を実施させて頂きました。
　ポリカーボネートは、ガラスより強いと言われておりこれなら安心です。

　火災保険はもしもの時に非常に頼りになるそんざいですが、いつ・どんな時でも保険金を受給できる訳ではない為、注意が必要です。
　以下に、雹被害に火災保険を使用する際の注意ポイントをご紹介致します。

保険を下すことが出来ないケース

１．該当される災害補償に入っていない

　雹の被害に対する補償がない場合は、もちろん保険は適用されません。

　通常、火災保険には基本的な補償として、風災・雹災・雪災がセットになっていることがほとんどです。ただし、稀なケースですが、建物の保険がなく、家財のみが保障されている場合もあります。

２．経年劣化と判断された

　雹被害などの天災ではなく、経年劣化や摩耗などによる損害である場合、補償の対象外となります。

　例えば、カーポートの屋根が長年の経年劣化によって既にひび割れていたり、穴が開いていたりする場合などです。保険の適用可否は最終的に保険会社が判断しますので、簡単に「保険金が支払われます」と工事を契約しようとする業者には注意が必要です。

３．免責金額に達していない

　火災保険には免責金額が設定されることがあります。

　免責金額とは、設定した金額までは損害が発生しても自己負担となり、保険金は支払われません。しかし、免責金額を設定することで保険料が割安になるメリットがあります。

　実際に修理が必要な金額が免責金額に達しない場合、保険金は支払われません。
　免責金額を高すぎると、損害が発生した際の自己負担額が増えてしまうため、適切な金額に設定することが重要です。自己負担できる範囲内である金額を選ぶことが大切です。

　※保険会社・商品により内容は異なります

４．過去に同様箇所の損害を請求して修理をしていない

　保険金が給付された場合でも、保険会社はその使用方法について触れません。

　もしも他の修理に保険金を使用していて、修理が必要な箇所を修理しなかった場合、同じ箇所に新たな被害が生じても保険金は支払われません。

保証が全額とは限らない

　修繕を行う業者に見積もりを依頼し、保険請求を行っても、必ずしも全額が補填されるわけではありません。

　火災保険を利用することは、「元の状態に戻す」という意味の「原状復帰」のために使用する事が可能です。その為、

• ・部分的に壊れた真野を広範囲で修理する
• ・修理と合わせてグレードアップする

　上記の内容の際は、全額保証されません。

３年以内の申請が必要

　期限に関する注意点として、保険金の請求期限は、被害を受けた日から3年以内に申請しなくてはならないと保険法により定められています。

　ですので、被害が発生したら早めに専門業者に相談し、見積書などの必要書類を作成してもらいましょう。修理は後回しにせず、速やかに対処することをおすすめします。

　次に、火災保険の申請の手順をご説明いたします。

　必要であれば被害状況が良く分かる追加書類の準備など、保険申請のサポートをさせて頂きます。
　保険使用について経験豊富な業者程、良いアドバイスがもらえます。

保険会社による鑑定人の調査

　火災保険利用に関するトラブルは増加傾向にあります。「保険金を適用して住宅の修理が可能です」と勧誘する業者の中には、悪質な業者も存在します。

　

　見積もり通りの保険金が必ず下りるという保証はありません。緊急の場合を除いては、修理工事の契約は保険金の金額が分かってからでも問題ありません。まずは信頼できる専門業者に相談することをおすすめいたします。

　また、これまでの保険を利用した施工実績も参考にしてみてください。
　もし不安やおかしいと思った点があったり、トラブルが生じた際には消費生活センターなどに相談することもできます。

　降雹の後には街の屋根やさんにも多くのお問合せを頂きます。もし雹被害に遭ってしまった際は、お早めにご相談下さい。
　火災保険のご利用をご検討中ででありましたら、書類作成等サポートさせて頂きます。

　また、火災保険のご利用をお考えでない場合や、利用できるか判断が付かない場合であっても、お客様のご希望・ご予算にあった施工方法をご提案させて頂きます。高所や屋根の上などの普段において確認が難しい場所もしっかりと点検させて頂き、写真などをご提示させて頂きます。
　雹被害にお困りの方、被害を受けていないかご心配の方がおられましたら、ぜひ街の屋根やさんまでお問合せ下さい！

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