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夏の暑さ対策は屋根リフォームで!省エネにもなる屋根塗装・換気塔設置をご紹介!
更新日 : 2023年07月14日
更新日 : 2023年07月14日
もし屋根のリフォームをお考えなら、暑さへの対策も考慮してみませんか?
通常、屋根のリフォームは主に雨風からの保護機能を回復させるために行われます。しかし、わずかな工夫とコツにより、これまで以上に快適な生活を手に入れることができることをご存知でしょうか。暑さや寒さを和らげ、光熱費を削減することも可能です。
・夏に2階が暑くてお困りの方
・屋根の塗り替えや葺き替えをご検討中の方
夏を快適で健康的に過ごすための暑さ対策の屋根リフォームをご案内いたします。
2階のお部屋の暑さ・湿気にお悩みの方
棟板金交換などのメンテナンスをご検討中の方
お住まいの小屋裏にこもった熱気を換気棟により排出
換気棟は、夏の暑さや湿気に対する効果的な屋根部材です。 屋根の下の小屋裏(天井裏)は、太陽によって照らされた屋根の熱が伝わってきて、夏の間は常に高温となります。室内との間には断熱材がありますが、断熱材は熱の伝導を遅らせるだけであり、結局は室内に熱が伝わってしまいます。 さらに、室内の暑い空気も小屋裏に上昇してきますので、熱気がたまりやすい場所です。換気棟は自然な方法で熱気を排出してくれる役割を果たしてくれます。
換気棟を屋根の棟に設けると、小屋裏の熱気を外に排出してくれます。この換気方法は自然の対流を利用しているため、電気代などの追加コストは一切かかりません。さらに、湿気も排出するため、結露の防止にも季節を問わず効果的です。
換気棟を設置する方法は屋根の棟に専用の通風孔を設け、既存の棟板金と交換するだけです。特に台風シーズン前に棟板金交換も兼ねて換気棟に取り替えることで、飛散の心配もなくなります。
※換気棟の設置が可能かどうかについては、お問い合わせください。
合わせて「軒先換気」「妻喚起」も重要
換気棟からの「排気」を適切に行うためには、「吸気」も効果的に行えることが非常に重要です。
そのため、換気棟を設置する際には、以下の2つの要素について確認してみましょう。
・屋根の軒先に設置される「軒先換気」
・建物の妻壁に設置される「妻換気(ガラリ)」
これらの換気システムが正しく機能しているかどうかを点検されることをおすすめします。
換気棟設置工事の様子
換気棟を取り付ける際には、最初に屋根に穴を開ける必要があります。この穴は約5㎝の幅です。
換気棟の長さに合わせて切断され、屋根材と屋根下地が切り取られ、屋根裏が見える状態になります。 開けた穴の周囲には「捨て水切り」と呼ばれる部品を設置します。この捨て水切りは、換気棟のために開けた穴から雨漏りを防ぐ役割を果たし、雨水を適切に排水します。
しっかりとシールを接続部に充填し、換気棟を取り付けています。屋根に穴を開けているので、最も重要なのは水の浸入を止める処理です。今回は、1メートルの換気棟を2つ並べて設置しました。
日中に限らず夕暮れ以降も室内の暑さにお困りの方
小さなお子様・ご高齢の方がご家族にいらっしゃる方
暑さに限らず冬の寒さにもお困りの方(断熱塗料のみ)
屋根塗装の定番になっている遮熱塗料
屋根の暑さ対策として、遮熱塗料をご提案させて頂くケースが多くございます。通常の塗料と比べて価格はそれほど高くありませんので、屋根塗装を行う際に多くの方が「せっかくなので」と遮熱塗料を選ばれています。実際に遮熱塗料を塗布した方々からは、「大変満足しています」といった喜びの声が非常に多く寄せられています。
お客様からよくいただく感想として「昼間はエアコンの設定温度を控えめにできるし、日が沈むとすぐにエアコンを使わずに快適に過ごせる」というものです。遮熱塗料は太陽光を反射し、建物に蓄積される熱を防ぐため、日が沈むとすぐに涼しくなります。
遮熱塗料の効果とは?
日本ペイント「サーモアイシリーズ」
「サーモアイ」は、住宅用塗料メーカーの大手である日本ペイントが提供している遮熱塗料です。 ブリキ板に「一般的な屋根用塗料」と「サーモアイSi」を塗り、赤外線ランプを照射した所、一般的な塗料を使用した場合は表面温度が70℃以上に上昇した一方で、サーモアイを使用した場合はその温度よりも19.7℃も低くなる実験結果もございます。
※日本ペイント株式会社サーモアイカタログより
※(基材)ブリキ板 (色相)当社一般屋根用塗料:ブラック サーモアイSi:クールブラック
実際に夏の屋根表面は80℃にも達することがあります。点検で上らせて頂きますと、素手では触れることができないほど熱いです。もしその熱を抑えることができれば、室内の温度上昇も軽減できますね。
あるお宅では、暑さ対策や節電のために、スレート屋根をサーモアイ4F(クールライトグレー)で塗り替えました。その結果、電気代が約27%も削減されたというお話もございます。
⇒サーモアイについて詳しくはこちら
断熱塗料は、夏の高温環境だけでなく、冬の寒さにも効果を発揮します。価格は遮熱塗料よりも高めですが、夏と冬の両方で光熱費を節約できる利点があります。
それぞれのメーカーより遮熱・断熱塗料をラインアップしております。
詳しくは塗装施工店にお問合せください。
・エスケー化研「クールタイトシリーズ」
・ダイフレックス「スーパーセランシリーズ」
・日進産業「ガイナ」
など
暑さ対策には明るい色が最適?
※日本ペイント遮熱塗料「サーモアイ」
屋根に遮熱塗料や断熱塗料を選ぶ場合、暑さ対策としては、明るい色をオススメします。 皆さんもご存知の通り、白い服よりも黒い服の方が熱をもちやすいですよね。
同様に、塗料も明るい色を選ぶと遮熱効果がより発揮されます。一番効果が高いのはホワイトですが、屋根の色としては、明るめのグレーやグリーンなどが人気です。
陸屋根・屋上にも適用できる遮熱塗料
「屋上の下の階が非常に蒸し暑い」「屋根が屋上になっているため屋根塗装が困難」といった場合には、遮熱機能のあるシートやウレタンを使用して防水工事を行ったり、トップコートを断熱効果のある塗料にすることも可能です。陸屋根や屋上があるお住まいでも室内の温度を下げることは可能ですのでご安心ください。
屋根全体のリフォームをご検討中の方
築年数が長く、屋根からの雨漏りなどにお困りの方
金属屋根であれば断熱材一体型がおすすめ
室内への熱の伝達は屋根材の種類や施工方法によって異なります。屋根リフォームをご検討中の方がおられましたら、暑さ対策も考慮した上で適切な屋根材を選ぶことをおすすめします。
一般的に、屋根瓦は厚く、瓦の下に適切な空気層を確保できるため、優れた断熱性能があると言われています。しかし、最近では瓦屋根は減少しています。軽量で施工が容易な屋根材が好まれるからです。
現在では、スレートやガルバリウム鋼板などの金属製屋根が人気となっていますが、これらの材料は薄いため、断熱性能が劣ると言えます。
特に金属が熱をよく伝えるということは、容易にお察しいただけるのではないでしょうか。
適切な断熱対策が施されていないトタン屋根にお住まいの方より、夏場には部屋が非常に暑くなってしまうというお話をよく聞きます。
金属屋根をご検討中の方には、『スーパーガルテクト』や『横暖ルーフ』など、内部に断熱材を備えた一体型の屋根材がおすすめです。これらの屋根材は、内部の断熱材と裏面のアルミ加工によって、熱を伝える金属の課題を解決しています。
屋根リフォームで断熱シートの設置も
金属屋根材に限らず、スレート・瓦などの屋根でも暑さ対策をする場合、屋根の下に断熱材(断熱シート)を設置する方法もございます。
住宅の省エネ基準はここ数十年で向上していますが、築年数の経った住宅は断熱性能が不十分かもしれません。屋根のリフォームと同時に暑さへの対策を見直してみましょう。
また、現在の屋根が金属やスレート、アスファルトシングルである場合、屋根カバー工法による改修が可能です。屋根が二重になるため、断熱性と防音性が向上し、暑さを軽減することができます。
※ただし、屋根の劣化状態によっては屋根カバー工法が適用できない場合もありますので、点検時に確認いたします。
小屋裏の換気や暑さ対策は適切に行われていますか?屋根工事やリフォームの際には、小屋裏の状態も確認してもらいましょう。
あなたのご自宅は、天井断熱と屋根断熱のどちらでしょうか?違いや特徴について、また屋根リフォームを行う際に考慮すべき適切な断熱方法について、ご説明いたします。
施工事例
瓦棒葺き屋根から葺き替えを行い断熱性を強化
お住まいは、築年数の長いトタンの瓦棒屋根です。
構造的に熱がこもってしまう状態でしたので屋根の葺き替えをご提案させて頂きました。
・断熱性のある屋根材
・断熱材の敷き込み
・換気棟の設置
様々な面から暑さ対策も同時に行っていきます。
まず既存の屋根を撤去した後、垂木を取り付けて基盤を強固にします。そして、軽量で丈夫な断熱材であるスタイロフォームを敷き詰めます。新しい屋根材であるMFシルキーにも断熱性能が備わっていますが、断熱材を併用することでより高い結果が期待できます。
その上からさらに構造用合板・防水紙を設置していきます。
写真の様に換気棟取り付けの為、頂部に穴あけを行いました。
この時、夏の暑い時期ですと内部から熱い空気が出てきますので換気棟の重要性が改めて分かります。
「エアコンが効かない」「湿度が高く暑い」といったお困りを解決する事が可能な屋根リフォームです。
ベランダ・バルコニーにて日差しの照り返しにお困りの方
ベランダ・バルコニーにおいて波板交換等のメンテナンスをご検討中の方
ベランダ・バルコニーの屋根を遮熱ポリカへ交換
「ベランダやバルコニーに屋根は備え付けられているけど簡易的な屋根で透明な樹脂でできているため、夏には強い日差しを反射し、部屋も暑くなる」という問題を抱えている方には、遮熱ポリカをおすすめします。
ベランダやバルコニーの屋根に使用されている樹脂波板を、遮熱機能のあるものに交換してみましょう。遮熱ポリカは、熱源となる太陽からの熱線を約50%カットする効果があると言われています。
80℃の直射日光にさらされた場合、通常の波板では温度が約70℃に上がりますが、遮熱ポリカの下では約50℃まで低減されるというデータがあります。この効果は非常に期待できますね。
遮熱ポリカは通常のポリカに比べて価格が高くなりますが、通常のポリカ自体が比較的安価です。
遮熱ポリカを使用することで、涼しさと快適さを手に入れることができます。加えて、将来的に毎年役立つことを考えると、高価とは言えません。
波板が経年劣化してきた場合、台風シーズン前に遮熱ポリカに交換することで、飛散の心配もなくなります。
既に天窓が設置されているが天窓を活用していない方
既に天窓が設置されているが固定タイプである為開閉が出来ず、可能なタイプへ変更したい方
勾配天井(平らな天井では無く屋根に沿った天井)のお住まいで暑さに悩まれている方
※勾配天井には比較的、簡単に天窓を設置することができます。
通常の天井にも設置できないことはありませんが、工程は多くなります。
古い天窓を放置していませんか?
新築の際に屋根に設置されたこだわりの天窓(トップライト)。締め切ったまま放置していませんか?
・経年劣化により開閉が難しくなった
・古くなり雨漏りに不安がある
そのような状態の天窓を新規のものに交換し、新築の時以上の換気機能を取り戻してはいかがでしょうか。
メンテナンスを希望される方々の中には、以前存在していた天窓メーカーがなくなってしまったため、どうすればよいかわからないという方もいらっしゃるでしょう
現在では、どのメーカーの天窓でも簡単に新しいものに交換することが可能になっており、さらには20年間の保証も付いています。
通気性については壁に取り付けた窓を開けるだけで十分とお考えになる方も多いかと思いますが、空気の流れを考えると理想的な通気には上部にも出口が必要となります。上部に天窓が設置されていれば、理想的な通気状態を実現することができ、また結露も予防することができます。
・屋根塗装を行う際に、遮熱塗料を使用する。
・屋根材の下に断熱材を施工する。
このような屋根リフォームによって、暑さを軽減するだけでなく、省エネ効果も得られます。光熱費の削減につながることで、さらに喜ばしい結果となります。
地域によっては、このような省エネを伴ったリフォームに関して補助金や助成金の制度があります。どのような工事やリフォームが対象となるのか、地域ごとに異なる場合があるため、確認してみることをおすすめします。補助金や助成金を活用することで、より経済的なリフォームが可能となります。
上記を活用する為には、一般的に工事前の申請が必要となる点に注意が必要です。
事前に自治体に確認を行い、申請の際には依頼する専門業者にも相談しましょう。
「お宅を雨や風から守る」というのが屋根の本来の役割ですが、屋根のリフォームによって、日常生活をさらに快適なものにすることが可能かもしれません。
暑さや寒さに悩んでいる方だけでなく、屋根のリフォームを考えている方も、是非とも屋根の暑さ対策をご検討ください。
ただし、暑さ対策(断熱)において重要なのは屋根だけではありません。屋根のリフォームによっても効果が期待できますが、お住まいの窓や壁、床からも熱の移動が行われています。
窓や外壁の断熱対策が不十分だと、せっかく対策した屋根の効果が半減してしまう可能性があります。
街の屋根やさんは屋根工事専門店です。
しかし、お住まい全体の問題やお困り事・お悩み事について可能な限りお伺いし、必要な工事をご提案させて頂きます。
まずは無料点検にて屋根・お住まいの状態を調査させて頂きます。
屋根リフォーム・屋根塗装・換気棟などにご興味をお持ちいただいた方がおられましたら、ぜひ街の屋根やさんまでご相談下さい!
夏の暑さ対策は屋根リフォームで!まとめ
●換気棟は2階の暑さ・湿気対策にオススメです。棟板金交換の際にぜひご検討ください
●夕暮れ以降の暑さにお困りの方には遮熱塗料による屋根塗装をオススメ致します
●断熱塗料は冬の寒さも対策することが可能です
●屋上・陸屋根であっても遮熱塗料などで暑さ対策が可能です。ご相談下さい。
●屋根全体のリフォームをご検討中であれば遮熱性能が高い屋根をオススメ致します
●ベランダ・バルコニーの日差しの照り返しにお悩みの場合、遮熱ポリカへの変更をオススメ致します
●天窓の設置・新規の天窓への交換も暑さ対策として効果的です。換気が可能なタイプを設置しましょう
●省エネリフォームでは、自治体によって補助金・助成金が使用可能な場合があります。工事前に確認されることをオススメ致します
換気棟に関する施工事例一覧
川崎市宮前区西野川で換気棟が無かった屋根に換気棟を新設しました
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横浜市保土ヶ谷区新桜ケ丘にて表層剥離が起きてしまうスレート瓦、ニチハのパミールにオークリッジスーパーでカバー工事を行いました
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【使用材料】
オーウェンスコーニング オークリッジスーパー
色:エステートグレー
換気棟に関するブログ一覧
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