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瓦屋根のさまざまな補修とリフォームの費用と価格
更新日 : 2024年06月04日
更新日 : 2024年06月04日





瓦の差し替え工事
瓦の並び戻し工事



漆喰詰め増し工事
漆喰詰め直し工事
漆喰の劣化具合により、詰め増しで対応できるのかは変わります。広い範囲にわたって割れと剥がれるだろうという箇所がある場合は既存を撤去してから詰め直し工事を施工させて頂きます。



棟の取り直し工事


棟は住宅によってのし瓦の段が違います。棟の段が多いほど、高級な屋根を指しますが、瓦工事の工程も増えますので補修費用も掛かります。



屋根葺き直し工事
屋根葺き直しのメリットは、屋根材は変えずに再利用することです。その為、屋根材の費用は掛からず、また見た目も変わることがありません。瓦は使っていたい、費用をかけたくないという方にはお勧めです。



屋根葺き替え工事
野地板増し張り
野地板張替
屋根葺き替え工事は屋根材を新たなものに取り替える為、既存瓦の撤去、新規屋根材の費用がかかります。しかし、屋根材の撤去の際に防水紙と野地板の腐食状態をしっかりと点検出来ますので、今の屋根の状態確認、必要な下地補修をすることが出来ます。 更に軽量金属屋根材に葺き替えることで、住宅にかかる負担を最大限軽減させることが出来ます。

長く親しまれていた瓦ですが、あることをきっかけに瓦から軽量な屋根材への葺き替え工事をされるお客様が急増しました。

1995年の 阪神淡路大震災

2004年の 新潟中越地震

そして2010年の 東日本大震災
(写真の出典)一般財団法人消防防災科学センター
いつの時代にも地震が絶えない日本ですが、 地震によって瓦の落下・住宅倒壊が起こりました。
瓦が落ちたから、重たい屋根だから住宅が倒壊した、という話が広がりました。住宅に負担がかかっているから倒壊するというのは間違いではありません。 しかし話を法隆寺に戻しましょう。大きな建築物でたくさんの瓦を使用しているにも関わらず、全ての地震で被害がありません。これは瓦の重さが原因ではなく、瓦の重さに対する耐震構造が住宅にないのです。今までなにも無かったのに、地震で倒壊したのは経年による劣化です。

瓦屋根の住宅はスレート屋根で建築した住宅よりも 耐震性能に優れています。
その為、軽い屋根材への葺き替えは容易に出来ます。しかし、スレート屋根で建築した住宅の場合、何の気なしに瓦へ葺き替えることは不可能です。瓦に耐えられる耐震構造ではないからです。

屋根の補修工事はどれも高額になりがちです。その際、何社かと相見積をされる方が多いのですが、どこも違う項目や単価や面積の捉え方。 一式というのはとても曖昧で疑うのは無理もありませんが、㎡(平米)や坪での見積もりの出し方は会社毎に違ってきてしまいます。
1坪はおよそ3.3㎡、つまり3坪と書かれていた場合、およそ10㎡になります。この面積を知っているだけでおよその単価の違いが分かるかと思います。屋根補修の項目も様々です。漆喰は詰め増しなのか詰め直しなのか、下地の野地板は補強増し張りなのか、撤去張替なのか、屋根材はコロニアルなのか、ガルバリウム鋼板なのか、施工内容・使用材料が違えば費用もバラバラ、安いのか高いのか、適正はどこなのかもわかりません。

建材の名称と単価は明記されていますか



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昔は「土葺き工法」を採用していました。瓦の下に土を葺くことで、瓦同士を接着させていました。 土は湿気取りにも有効的で壁にも使用されていましたが、重たいんです。雨水を含むと更に重たくなり、住宅の倒壊を招く・土が吸い込みきれない雨水が雨漏りになるといった問題になります。

そこで瓦屋根の構造は更に改良され、現在「引っ掛け桟瓦葺き工法」が主流になっています。 これは葺き土で接着していた部分を桟木と呼ばれる木材を釘で固定、そこに瓦自体を引っ掛けることで土分の重さが軽減されましたが、防水紙は当時ありませんでしたので葺き土を使っていました。



長い年月が経ち、更に住宅に負担をかけないように防水紙(ルーフィング)を下葺き材に使う事が多くなりました。 紙にアスファルト(道路に使われる材料)を染み込ませて敷いていたものが、雨水を浸透させないように徐々に改良され、今では数種類の特徴的なルーフィングが出回っています。




実際にご自身の住宅にこのようなことが起こったら、この程度の補修費用はかかると相場を頭に入れておき、いざという時にスムーズに対処できるようにしましょう。

瓦屋根の豆知識
建築物の定義は 屋根及び柱若しくは壁を有するもの
建築物の定義は「屋根及び柱若しくは壁を有するもの」です。至って簡潔にまとめられていますが、建築物とは屋根があり壁があり、時には設備が揃っており、外壁材や屋根材等の改良を重ね、お洒落に和風・洋風に仕上げています。

日本最古の建築物は 飛鳥時代607年建立の法隆寺
日本最古の建築物は飛鳥時代607年建立の法隆寺、そして法隆寺は世界最古の木造建築物とも言われています。法隆寺は腐食する木材と重量のある瓦屋根で成り立ち、焼失で建て直しを考慮しても1300年以上は変わることなく、そこにあり続けています。
瓦屋根の補修、瓦工事まとめ
やはり、耐震性が一番の問題になりますが住宅全体のメンテナンスを怠らなければ構造的には心配ありません。


また瓦屋根の補修費用は高いと思われがちですが、瓦がメンテナンスフリーと言われ、補修箇所は漆喰と防水紙が大多数です。

ROOGA(ルーガ)の特徴
瓦の持つ耐久性、高級感、重厚感、質感も従来のものとほとんど変わらない! 瓦軽くて丈夫! しかも重量は半分

瓦屋根に関する施工事例一覧
相模原市中央区宮下本町で瓦屋根からエコグラーニ(エバーグリーン)への屋根葺き替え工事を行いました。
【施工内容】
屋根葺き替え
【使用材料】
エコグラーニ(エバーグリーン)
横浜市泉区中田南で重い瓦屋根から軽くて丈夫なガルバリウム鋼板の板金屋根に葺き替え工事!
【施工内容】
屋根葺き替え
【使用材料】
IG工業 スーパーガルテクト Sシェイドワインレッド
横浜市旭区上川井町にて陶器瓦屋根のメンテナンス、雨漏り解消の為に谷樋交換工事と棟取り直し工事を行いました
【施工内容】
【使用材料】
南蛮漆喰シルガード(黒)
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