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ガルバリウム鋼板屋根の色選びのポイント|人気色まで徹底解説!
更新日 : 2024年10月11日
更新日 : 2024年10月11日

アルミニウム・亜鉛・シリコンのめっき組成による耐久性・耐熱性に優れたガルバリウム鋼板屋根材は、非常に人気の屋根材です。
その為、新しい屋根材にガルバリウム鋼板屋根材をご検討されている方も多いと思います!
ですが、同じ屋根材でも屋根材の色が「黒」と「赤」ではその印象も大きく変わってきます!
ガルバリウム鋼板屋根材も各メーカーから法な種類が販売されているので、色や種類に迷われてしまいますよね。
そこで、この記事ではガルバリウム鋼板屋根材を使用した屋根リフォームをご検討されている方へ向け、各製品の種類や色選びのポイントまで詳しい情報を解説いたします!

まず、ガルバリウム鋼板屋根材はアルミニウム・亜鉛・シリコンによりめっきが施された金属屋根材を指します!
優れた耐久性・耐震性・デザイン性が評価されており、屋根・外壁などの住宅リフォーム建材として幅広く使用されています。

ガルバリウム鋼板屋根材の施工法には大きく2つの種類があります!
それにより、選択できる色の選択肢も変わってきますので注意しましょう。
施工方法 | 特徴 |
製品化された成型済みの屋根材で施工する | 決まった製品の色から選ぶ |
鋼板そのものを成形・加工して施工する | 色や質感の選択肢が多い |
まず、既に成型されているガルバリウム屋根材は商品化されている人気のラインナップから好きな製品を選ぶことが出来ます。
その為、色選びで失敗してしまうリスクは抑えられますが、多くの場合には横葺きが選択肢となります。
一方、鋼板から成型・加工される場合には、成型済みの屋根製品にはない色から選択する事が出来ます。
ガルバリウム屋根成型製品を使用する場合

ガルバリム鋼板の屋根製品は、各屋根材メーカーから様々な種類が販売されています。
その中でも特に人気があるのが、下記の2つです!
アイジー工業:スーパーガルテクト

アイジー工業が販売する「スーパーガルテクト」は、断熱材一体型のガルバリウム鋼板屋根材です。
その優れた性能から、令和4年には文部科学大臣表彰を受賞した屋根材でもあります。
カラーラインナップは、以下の6色が用意されています。
・Sシェイドブラック
・Sシェイドブラウン
・Sシェイドブルー
・Sシェイドモスグリーン
・Sシェイドチャコール
・Sシェイドワインレッド
参考:スーパーガルテクト|アイジールーフ 商品ラインナップ

※アイジー工業HPより
※ご利用端末の環境によって実際の色とは多少異なる場合があります。
どの様な外壁材にもマッチする落ち着いた色が展開されている為、ガルバリウム鋼板屋根を使用して初めて屋根工事を行う方にもおすすめです!
ニチハ:横断ルーフ

ニチハが販売する「横断ルーフ」は、断熱材一体型屋根材の先駆けとも言える製品です!
耐久性・遮熱性能に非常に優れた屋根材として評価されています。
スタンダードモデルである「横暖ルーフS」は、3色のカラーラインナップがあります。
〇横暖ルーフS(スタンダードモデル)
また、横暖ルーフシリーズにはフッ素樹脂遮熱鋼板が使用された高気密・高断熱モデルの「 横暖ルーフプレミアムS」、南欧スタイルを特徴としたデザイン性の高い「横暖ルーフα S 窯変」などの種類があります。
鋼板を成型・加工したものを使用する場合

一方、鋼板を成型・加工したものを屋根材として使用する場合には、各メーカーより販売される色・表面感などが違うガルバリム鋼板から選ぶ事が出来ます。
成型済みの製品と違い、赤・オレンジ・青・シルバーやホワイトなど、カラーラインナップも非常に豊富です。
また、一般的な住宅はもちろん、商業施設や地域のコミニティーセンター、レジャー施設など「景観面を重視する建物」にも多く採用されています!
カラー例:JEF鋼板「極みMAX」

グレーシルバー・バンブーグリーン・ライトキャメル・オータムレッド・ブライトレッド・マリンブルーなど、、、

※JEF鋼板HPより
※ご利用端末の環境によって実際の色とは多少異なる場合があります。
カラー例:日鉄鋼板「セリオスプライム」



※日鉄鋼板HPより
※ご利用端末の環境によって実際の色とは多少異なる場合があります。

上記の通り、ガルバリウム鋼板はカラーバリエーションが非常に豊富です!
色選びによってはお住まいのイメージを大きく変える事が出来ます。
次に、ガルバリウム鋼板の色展開の中でも、特に人気のあるカラー・特徴をご紹介いたします。
屋根の人気色 | 特徴 |
ブラック・ダークグレー | ・ガルバリウム鋼板屋根の定番色とも言える色です ・高級感と重厚感を兼ね備えた景観になります ・ダークグレーは汚れが目立ちにくい色です ・「つや消し」でさらに落ち着いた雰囲気を演出する事が出来ます |
ブルー・ネイビー | ・クールでかっこいい印象が大きいです ・爽やかで清潔感のある仕上がりとなります ・清楚でありながら洗練されたイメージも強いです ・目立ちすぎずに個性を演出出来ます |
オレンジ・ブラウン | ・穏やかで柔らかい印象が大きいです ・癒しや落ち着きを与えるような仕上がりとなります ・派手さはありませんがお洒落です |
屋根の色選びは家全体のデザインに大きく影響を与えるため、外壁や玄関ドア、窓枠との調和を考えて選ぶ方が多いのではないでしょうか。
そのため、「どの色が良いのかわからない」「決めるのに時間がかかる」と迷われてしまう方も少なくありません!
そこで、もし「どうしても色が決まらない!」と言う場合には、最も多くの人に支持されている「ブラック系」を検討してみてはいかがでしょうか。
黒はどんなスタイルの家にもマッチし、シンプルながらも洗練された印象を与える万能な色です。

耐久性・デザイン性に優れるガルバリウム鋼板は、近年非常に人気の屋根材です。
ですが、金属屋根材の熱のこもりやすさや色褪せ・錆を気にされる方もいらっしゃると思います。
そこで、次にそうした問題にも繋がるガルバリウム鋼板屋根の色選びについてのポイントを2つご紹介いたします!
遮熱性能は色によって変わる
じつは、ガルバリウム鋼板屋根に限らず、屋根の遮熱性は色によっても変わります。
以下はそうした研究結果の一つであり、明るい白系の色の屋根の方が遮熱効果に優れている事が分かります!
遮熱塗料に限らず遮熱効果の差異は塗装の色によって変動し、一般塗料でも明度の高い白色系の塗料を使用する事で相応の遮熱効果を期待する事ができます。

上記の研究結果から、ブラック系のガルバリウム鋼板屋根は太陽光を吸収して熱を持ちやすく、その一方でホワイト・淡いグレー・シルバーなどの明るい色であれば太陽光を反射して熱の吸収を抑える効果に優れます。
その為、ホワイト系と比較して、ブラック系のお色は2階の部屋が暑くなりやすいと言えます。
ブラックは定番カラーとも言える色ですが、断熱材・遮熱塗料などにより遮熱性への対策を検討する事も大切となります。

メンテナンス性も色によって変わる
ガルバリウム鋼板は耐久性・耐腐食性に優れる屋根材ですが、だからと言ってメンテナンスフリーという訳ではありません!
また、そのメンテナンス性は色によっても変わってきますので注意が必要です。
鮮やかな色ほど色あせを感じやすい

レッド・オレンジ・グリーンなどの色は鮮やかですが、その一方で色褪せが目立ちやすい色でもあります。
その為、見た目の劣化が気になりやすく、塗り替え・葺き替え・カバー工法などのリフォームが比較的早く必要となるかもしれません。
一方、ブラウン・グレーなどの色は色褪せが目立ちにくい色です。
その為、メンテナンスの間隔が比較的長くても見た目への影響が少ないと言えます!
屋根のメンテナンスの手間を出来るだけ少なくしたいと言う方には、グレー・ブラウン・モスグリーンなどの暗い色・中間色がおすすめです。

汚れを目立ちにくくする暗い色
退色が遅く汚れも目立ちにくい色とされるのが、ダークグレー・ブラウンなどの暗色系のお色です!
経年劣化による汚れも同化しやすく、明るい色と比較して汚れが気になりにくいメリットがあります。

ガルバリウム鋼板屋根の塗装メンテナンスについて詳しくはこちら
⇒ガルバリウム鋼板は塗装出来る?
ガルバリウム鋼板屋根の縦葺き・横葺きについて詳しくはこちら
⇒ガルバリウム鋼板屋根の横葺き・縦葺きとは?
ガルバリウム鋼板屋根のおすすめ製品についてはこちら
⇒人気上昇中のガルバリウム鋼板の屋根 おすすめ屋根材5選!

耐久性に優れるガルバリウム鋼板屋根ですが、それでも屋根材としての耐用年数は25~35年程度と言われています。
それでは、ガルバリウム鋼板屋根の寿命を延ばす為には、どの様なメンテナンスが必要なのでしょうか?
ガルバリウム鋼板屋根材のメンテナンスについて、以下にご紹介いたします!
定期的な塗装メンテナンス

ガルバリウム鋼板屋根材に必要なメンテナンスとしてまず挙げられるのが、定期的な塗装メンテナンスです。
コケ・錆・チョーキングなどを取り除いた上、新しく塗装を施す事で塗膜の美観・保護機能を回復します!
定期的な塗装は屋根の美観の回復だけでは無く、屋根材の腐食・劣化進行を防止する重要なメンテナンス方法です。
10年~15年を目安として、しっかりと行っていきましょう!
劣化サインである錆・色褪せ

ガルバリウム鋼板屋根材に限らず、金属屋根材の天敵は「錆」です。
万一屋根に錆が生じている場合には、表面の塗膜より下のめっき層も劣化が進行している可能性が高い状態です。
塗装のタイミングに迷われている場合には、以下の項目をチェックしてみましょう!

色褪せが目立っている

前回の塗装メンテナンスから10年以上経過している

屋根の表面に苔・カビの繁殖が目立つ

錆の発生が目立っている

錆をそのままの状態で塗り直してしまいますと、その部分は再び錆が生じるリスクが高くなり塗装面の劣化を招きます。
その為、ガルバリウム鋼板屋根材などの金属屋根を塗装する場合、下塗りと併せて防錆処理が必要になります!
また、金属の表面はツルツルとしていますので、塗料の密着度を向上させる下地処理作業が必要になる事も注意点の一つです。
ガルバリウム鋼板屋根に限らず、屋根の塗装メンテナンスは知識・技術を豊富に持っている信頼できる施工業者に依頼するようにしましょうね!

ここまでご紹介させて頂きました通り、屋根リフォームにおいては色選びも非常に大切です!
上記の様なご希望・ご相談ごとがございましたら、ぜひ街の屋根やさんまでお問い合わせ下さい。
専門スタッフにより徹底した現地調査をさせていただき、最適なリフォーム方法をご提案させて頂きますのでご安心頂ければと思います!

まとめ
●ガルバリウム鋼板屋根材の色の選択肢は施工方法によっても変わります●成型済みの屋根製品はどの様な屋根にもマッチする人気色が用意されています
●ガルバリウム鋼板を加工・成型した屋根材を使用する場合、色の選択肢はさらに広がります。
●ガルバリウム鋼板屋根材では、特にブラック・ダークグレー・ブルー・ネイブー・オレンジ・ブラウンなどが人気のお色です
●どうしても屋根の色が決められない場合、無難な選択肢としてブラックもおすすめです
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