屋根換気の重要性とは?屋根の換気が出来る4つの方法についてご紹介!

HOME > ブログ > 屋根換気の重要性とは?屋根の換気が出来る4つの方法についてご.....

屋根換気の重要性とは?屋根の換気が出来る4つの方法についてご紹介!

更新日:2024年12月17日

 屋根換気(屋根裏換気)とは、屋根・小屋裏内部の通気性を向上させて湿気・熱気を屋根の外に排出する機構のことを指します!

 しかし、屋根内部の換気性を向上させるメリットや、その方法をご存知ない方も多くいらっしゃると思います(>_<)

 そこで、この記事では屋根換気の重要性と併せ、その4つの方法について詳しい情報を解説いたします(^^)/

屋根換気(屋根裏換気)の重要性とは?

換気棟が設置された屋根

 冒頭でもお伝え致しました通り、屋根換気とは屋根内部の湿気や熱気を外に排出する事を指します。

 まず前提として、住宅の中でも高所にある屋根は湿気が溜まりやすく、さらに太陽光の影響を受ける事で熱気も籠りやすい場所です(>_<)

 屋根内部に滞留した熱気・湿気は「室内温度の上昇」「小屋裏と室内の温度差による結露の発生」を招きます。

 「冷房が効かない…」「結露により発生した水分による天井の染みやカビの発生してしまう…」など、生活に様々な悪影響を及ぼしてしまいます😥

 そこで、重要となるのが屋根換気(屋根裏換気)です!
 屋根内部を適切な気温・湿度に保つ事で、上記の様なリスクを押させることが出来ます。

 また、結露によって発生した水分は、建材を劣化・腐食させてしまう可能性を高くしてしまう原因になります。

 適切な屋根換気は、住宅全体の寿命をのばす効果にも期待できます(^^♪

屋根換気を行う4つの方法

 それでは、以下に屋根換気を行う4つの種類についてご紹介いたします。

軒天換気

 

軒天換気

 軒天換気とは軒天に穴あきボードを使用して換気を行う方法であり、屋根換気の方法の中ではもっともオーソドックスな種類と言えます!

 地面に向かうような形で穴が設けられていることから、雨水が入り込んでしまうリスクも少ないです(#^^#)

 しかし、その一方で軒天換気の役割は「吸気」にあります。
 後述する換気棟・妻換気といった「排出口」がなければ、その性能にあまり期待する事が出来ません。

天窓

 

開放された天窓

 天窓を設置するメリットと言えば、「太陽の光を室内へ取り込める」といったイメージが強いのではないでしょうか。

 ですが、開閉式の天窓であれば屋根の換気設備として有効です!
 特に、室内壁の窓と同時に開ける事で理想的な空気の流れが出来る為、非常に大きな効果に期待できます。

 ただし、屋根に設置されている窓である関係から雨天時には開放する事は出来ず、また雨漏りリスクが比較的高いという点にも注意が必要です。

妻換気(ガラリ)

 

妻換気

 妻換気(ガラリ)は、建物の側面(妻壁)に設けられる換気口です。
 他の換気方法と併せて設置する事で、換気機能を大きく向上させることが可能です!

 一方、壁面に設置される関係から台風や強風を伴う雨が吹き込みやすく、鳥が巣を作ってしまうケースも多いためしっかりとした対策が必要です。

換気棟

 

換気棟

 一般的に屋根の頂点部にあたる「棟」部分には、それを保護する棟板金が設置されます!

 換気棟は、その棟板金と併せて施工される換気機構です。
 屋根内部に滞留する熱気・湿気を自然に排出する事が出来ます😊

 ただし、換気棟の施工を行う上では雨水が入り込まないよう防水対策が非常に重要であり、施工の失敗は雨漏りを招く原因にもなります。

 どの様な屋根工事にも言える事ですが、施工を依頼する場合には実績・経験豊かな信頼できる施工業者・会社へ相談する様にしましょうね(^^♪
 

換気棟をご検討されているお住まいの現地調査事例

 次に、実際にお客様よりご相談をいただいた、「換気棟をご検討されているお住まい」の現地調査事例をご紹介いたします!

 

小屋裏の風景

 
 築年数はまだ数年ということで、非常にきれいなお住まいでした(゜o゜)

 では早速と思ってまずは小屋裏から状態確認をさせていただくと、、、ん???

 小屋裏なのにこんなに明るいなんて!と、思って見てみると、軒先全てから明かりが見えて、棟の部分にも換気用の隙間が確認できました。

立派な軒先換気!

 

軒先換気

 これはきっと。。。と、思いながら外部も確認してみると、やはりそうです、軒先換気です。

 リフォーム工事では屋根を全て剥がさなければならない関係で滅多にできない工事ですが、新築から施工されているなんて、二階リビングのお住いの快適性を考えた素晴らしい設備だなぁと思いながら見させていただきました(*^^*)

 換気、ありましたね。。。。

換気棟も設置済みでした!

換気棟もあり

 棟も確認してみたところ、やはりこちらにも立派な換気棟が設置されていました!(しかも3つ!!)
 これは換気棟設置の必要性はなさそうですね(;’∀’)

 お客様にはご状況をお伝えして、工事の必要性が無いとお話させていただきました。

 それでも暑い二階には、断熱塗料による塗装やインプラスなどの内窓設置でエアコンの効きを良くしたりなどの対策ができますが、今回はそこまでの予算は考えていないとのことでしたので、お見積りにはなりませんでした。

 

 建設当時ならまだしも、築年数が経過したお住まいでご自宅の屋根換気について把握されている方は少ないのではないでしょうか。
 住宅においては専門的な知識・用語・工法も多く、その構造や役割まで理解されることは難しいですよね(>_<)

 ですが、そうした中でも屋根換気は住宅やその中での生活に大きな影響を及ぼすポイントです!

 屋根換気についてのご相談・ご依頼も、ぜひ街の屋根やさんにお任せください。
 屋根のことでお困りごとがあれば、調査・見積を無料で対応しておりますので、なんでもお気軽にお問合せください。

 また、街の屋根やさん横浜では、今回ご紹介をさせていただいた横浜市瀬谷区におきましても多くの施工実績がございます。
 横浜市瀬谷区の屋根工事・屋根リフォームにつきましても、ぜひお気軽にご相談下さいね。

 記事内に記載されている金額は2024年12月17日時点での費用となります。
 街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
 そのほかの料金プランはこちらからご確認いただけます。

2025年最新情報!補助金でお得にリフォーム!

横浜市瀬谷区ではたくさんのお客様にご依頼をいただいております!

  • 工事種類

    防水工事

  • 工事種類

    その他塗装

関連動画をチェック!

【棟板金】釘浮き・錆 雨漏りを防ぐ棟板金チェックポイント【プロが解説!アメピタ!】

 今回の記事で登場した工事やお住まいのトラブルに関連する動画をご紹介します!


 こちらの動画では、工事の内容やお住まいのトラブルの対処方法などをより詳しく説明しています。
 お役立ち情報が満載ですのでぜひご覧になってみてください。


このページに関連するコンテンツをご紹介

夏の暑さ対策は屋根リフォームで!省エネにもなる屋根塗装・換気塔設置をご紹介!
 もし屋根のリフォームをお考えなら、暑さへの対策も考慮してみませんか?  通常、屋根のリフォームは主に雨風からの保護機能を回復させるために行われます。しかし、わずかな工夫とコツにより、これまで以上に快適な生活を手に入れることができることをご存知でしょうか。暑さや寒さを和らげ、光熱費…続きを読む

街の屋根やさん横浜

    1. 電話 0120-989-936
      株式会社シェアテック
      1. 〒222-0033
        神奈川県横浜市港北区新横浜3-2-6
        VORT新横浜 2F
        店舗詳細はこちら
    1. 街の屋根やさん横浜支店
      街の屋根やさん横浜支店
      お問い合わせはこちらから スタッフ紹介 お問い合わせはこちらから スタッフ紹介

      あなたの近くの街の屋根やさんはこちら

       街の屋根やさんは神奈川県以外にも東京都、千葉県などでも屋根工事を承っております。日本全国に展開中ですので、貴方のお住まいの街の屋根さんをお選びください。

      お近くの施工店を探す 北海道 宮城県 福島県 茨城県 栃木県 群馬県 埼玉県 千葉県 東京都 新潟県 石川県 山梨県 長野県 岐阜県 静岡県 愛知県 三重県 滋賀県 京都府 大阪府 兵庫県 奈良県 和歌山県 岡山県 広島県 山口県 香川県 愛媛県 熊本県 宮崎県 鹿児島県

      あなたの近くの街の屋根やさんはこちら

       街の屋根やさんは神奈川県以外にも東京都、千葉県などでも屋根工事を承っております。日本全国に展開中ですので、貴方のお住まいの街の屋根さんをお選びください。

      お近くの施工店を探す 北海道 宮城県 福島県 茨城県 栃木県 群馬県 埼玉県 千葉県 東京都 新潟県 石川県 山梨県 長野県 岐阜県 静岡県 愛知県 三重県 滋賀県 京都府 大阪府 兵庫県 奈良県 和歌山県 岡山県 広島県 山口県 香川県 愛媛県 熊本県 宮崎県 鹿児島県

      横浜市瀬谷区のその他のブログ

      2025/01/8 「軒天」とは?読み方や「軒裏」の違いと併せて素材や劣化症状・よくあるトラブルまで徹底解説!

       屋根は様々な部材によって構成されており、その場所・部分・種類によって名称が変わります。 そうした中、「軒天」の読み方や「軒裏」との違いについてお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか? そこで、この記事では軒天の読み方や軒裏の違いをはじめ、材質や劣化症状について詳しい情報を解説させていただきま...続きを読む

      2025/01/7 防水工事における「トップコート」の役割とは?劣化症状や塗り替え頻度の目安と併せてご紹介!

       防水工事によって形成される「防水層」は、ベランダ・バルコニー・陸屋根(屋上)からの浸水を防ぐ役割を担っています。 そうした中、「トップコート」は防水層の寿命を延ばす上で欠かせない存在です! 防水層が持つ本来の耐久性を活かす為にも、定期的なトップコートの塗り替え工事は欠かす事が出来ません! そこで、...続きを読む

      2025/01/6 ガルバリウム屋根にも必要!?落雪のリスクや雪止めのメリットを併せて解説

       「雪」はふわふわで軽いイメージが強いですが、降り積もる事でその重量・落雪によるリスクは大きくなります。 そうした中、屋根の上からの落雪を防ぐ上で非常に重要な役割を担うのが「雪止め」です! また、落雪はどの様な屋根材でも起こり得ますが、特にガルバリウム屋根などの金属屋根はそのリスクが大きいとも言われ...続きを読む

      その他のブログ一覧→

      横浜市瀬谷区のその他の施工事例

      施工内容
      棟板金交換
      築年数
      約30年
      使用材料
      ガルバリウム鋼板
      施工内容
      築年数
      20年以上
      使用材料
      ネオアルカディアAC120F

      その他の施工事例一覧→

      棟板金交換を行った現場ブログ

      2024/12/23 棟板金工事が必要な劣化症状とは?|場所・役割から交換費用の目安まで徹底解説!

       「棟板金(むねばんきん)」は目の届きにくい屋根上の中でも特に高い位置にある為、その異常が分かりにくい場所でもあります。 その為、知らず知らずのうちに劣化が進行し、特に台風・強風の影響を受ける事で捲れ・被害などを起こしてしまうケースも非常に多い場所でもあります。 そこで、この記事では棟板金の工事・メ...続きを読む

      2024/12/12 棟板金の交換が必要とされる劣化症状とは?浮き症状のリスクや工事費用の目安まで解説!

       スレート屋根や金属屋根におけるメンテナンスが必要な場所の中でも、忘れてはならないポイントが「棟板金」です! 棟板金の劣化を放置する事は捲れ・飛散など、大きな被害を招くリスクとなります(>_<) そこで、この記事では棟板金の場所・役割をはじめ、交換が必要とされる劣化症状やそのリスクについ...続きを読む

      その他のブログ一覧→

      棟板金交換を行った施工事例

      その他の施工事例一覧→

      お問い合わせフォーム

      お名前
      必須

      例:屋根 一郎

      ふりがな
      【任意】

      例:やね いちろう

      ご住所(工事地住所)
      必須

      ※郵便番号入力で町名まで自動入力されます。

      郵便番号
      -

      番地・ビル・マンション名

      E-mail
      (半角英数)
      必須
      電話番号
      (半角英数)
      【任意】
      例:045-XXX-XXXX
      お問い合わせ
      【任意】

      入力内容をご確認の上、よろしければ「確認画面へ」ボタンを押して入力内容確認画面へお進みください。

      個人情報の取り扱いにつきましては、プライバシーポリシーをご覧ください。

      点検・調査・お見積りなど無料で承ります!お気軽にお問合せ下さい!


      お電話でのお問い合わせは

      通話料無料

      0120-989-936

      8時30分~20時まで受け付け中!