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「軒天」とは?読み方や「軒裏」の違いと併せて素材や劣化症状・よくあるトラブルまで徹底解説!
屋根は様々な部材によって構成されており、その場所・部分・種類によって名称が変わります。
そうした中、「軒天」の読み方や「軒裏」との違いについてお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そこで、この記事では軒天の読み方や軒裏の違いをはじめ、材質や劣化症状について詳しい情報を解説させていただきます😊
軒天の読み方・「軒裏」との違い
まず結論として、軒天は「のきてん」と読み、「軒裏」と「軒天」は同じ場所を指す言葉です(#^^#)
建物の屋根が外壁から突き出している部分を「軒・軒先」と呼び、その下側の天井部分を「軒裏」もしくは「軒天」と呼びます。
両者の違いがあるとすれば、それは「視点」にあると言えます。
屋根の内側・上から見下ろした場合は「軒裏(のきうら)」と呼ばれ、下から見上げた場合が「軒天(のきてん)」です。
その為、施工後の状態を指す言葉としては、軒天と称される事が多いかもしれませんね(^^♪
軒天の役割・特徴
軒天(軒裏)は屋根の中でもそれ程目立つ場所ではありませんが、それでも以下に様な重要な役割を担っています(#^^#)
〇屋根内部の保護
軒天の設置場所は雨風の影響を受けにくい場所ではありますが、それでも強風を伴う雨は屋根内部に吹き込む可能性があります。
屋根内部を軒天で保護する事で、構造部が傷んでしまう事を防いでいます。
また、穴あきの軒天材を活用する事で、屋根裏の換気性向上による湿気対策・結露防止の効果にも期待できます😊
〇建物の美観向上
もし軒天材が無ければ、屋根内部の垂木・野地板は剥き出しになってしまいます(>_<)
軒天を設置する事は、屋根内部を隠し美観を向上出来るメリットもあります。
〇延焼防止
軒は住宅の外周に位置する為、近隣住宅で火災が発生した際に延焼リスクが高い場所と言えます。
軒天材に耐火性に優れた素材を使用する事で、屋根へ延焼してしまう可能性を低減する事が可能です。
上記の通り、軒天は住宅の保護・美観の向上・延焼対策といった非常に重要な役割を担っています!
軒天に使用される材料について
軒天材として使用されていることの多い素材としては「ベニヤ板」「ケイカル板」が一般的です。
ケイカル板
まず、現在において軒天材の主流・人気の素材が「ケイカル板」です。
耐久性・耐水性に優れ、耐用年数も約15~20年程度と長持ちです。
また、耐火性素材としては国土交通省にも認定されている素材である為、万一の近隣で火事が発生した際にも延焼リスクが低減できる点もポイントです(#^^#)
ベニヤ板
一方、築年数が経過しているお住まいによく使用されているのが「ベニヤ板」です。
コスト・加工性に優れる事がメリットですが、その耐用年数は約5~10年程度と短くケイカル板と比較して耐久性は低いと言えます。
また、木材である事を理由に燃えやすく、延焼リスクを抑えると言う働きには期待できません!
その為、ケイカル板が登場してからベニヤ板はあまり使用されなくなりました😰
現在、お住まいの軒天にベニヤ板を使用されていると言う場合には、ケイカル板への交換をおすすめいたします!
軒天の劣化症状・よくあるトラブル
それでは、次に軒天の劣化症状・よくあるトラブルについて詳しくご紹介いたします。
塗膜の劣化
ケイカル板・ベニヤ板といった材質を問わず、軒天には塗装が施されています。
塗装は劣化が進行する事で色褪せ・変色・剥がれなどを生じさせ、美観を低下させてしまいます(>_<)
また、塗装によって形成される塗膜は防水・撥水性を向上させる役割を担っていますが、劣化進行に伴いその機能も徐々に低下してしまいます。
軒天の保護機能を維持する為にも、屋根・外壁と併せて定期的に塗装メンテナンスを行いましょう。
雨染みの発生
軒天は屋根の最下部にある部材です。
その為、屋根で雨漏りが発生した場合に雨水が流れ着きやすく、それによって雨染みなどが生じてしまう可能性があります😰
そうした以上は「雨漏りが発生している可能性を示すサイン」と捉え、早急に雨漏りの原因調査・修理をご検討下さい!
軒天材の落下
上記の様な浸水被害の影響を強く受ける事で、軒天材が落下してしまうケースも少なくありません。
大きな注意点となるのが、軒天材が落下した場所が小動物・鳥類が浸入してしまう隙間を生じさせてしまう事です(>_<)
住み着いてしまえば騒音被害や糞尿による屋根構造部の劣化促進・健康被害など、非常に大きなリスクに繋がります。
こちらも発見した場合は放置をせず、早期にご対応頂く事が大切です。
雨漏りによる軒天剥がれの現地調査事例
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