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伊勢原市高森にて令和元年房総半島台風で被災した瓦屋根の復旧工事と軒天補修

更新日:2020年08月24日

【施工前】
令和元年に発生した台風で瓦が数枚ズレてしまった

【施工後】
屋根葺き直し工事と雨樋交換後の瓦屋根

施工内容部分塗装、屋根葺き直し、破風板・軒天部分補修、雨樋交換

築年数28年

平米数6㎡(葺き直し部分)

使用材料ケイカル板

費用詳しくはお尋ねください。

保証お付けしておりません。

足場アイコン台風アイコン破風板・軒天部分補修雨樋交換

【お問い合わせのきっかけ】


担当:白石


 令和元年房総半島台風の影響で、瓦屋根が被災してしまった伊勢原市高森にお住まいのお客様です。瓦が数枚ズレてしまい、雨樋も一部飛散してしまっている模様です。今回、屋根の復旧工事と一緒に、経年劣化で剥がれてきている軒天の補修も行いたいとの事でした。
 1Fの軒天や部分的な張替えを行う際には、足場なしで工事を行うこともあります。しかし、基本的には必要となる場合がほとんどで、建物の平米数や高さによって費用は異なります。足場を必要とする工事を幾つか検討している場合、まとめて行い足場の仮設を1回にすることで、足場代を節約することが可能です。
 令和元年房総半島台風の影響で、瓦屋根が被災してしまった伊勢原市高森にお住まいのお客様です。瓦が数枚ズレてしまい、雨樋も一部飛散してしまっている模様です。今回、屋根の復旧工事と一緒に、経年劣化で剥がれてきている軒天の補修も行いたいとの事でした。
 1Fの軒天や部分的な張替えを行う際には、足場なしで工事を行うこともあります。しかし、基本的には必要となる場合がほとんどで、建物の平米数や高さによって費用は異なります。足場を必要とする工事を幾つか検討している場合、まとめて行い足場の仮設を1回にすることで、足場代を節約することが可能です。


担当:白石


被災箇所の確認

令和元年房総半島台風の影響で瓦が数枚ズレ、雨樋が一部破損してしまった屋根

 令和元年房総半島台風の影響でズレてしまった釉薬瓦は、積まれて置いてありました。伊勢原市高森で築28年になるT様邸の屋根です。写真のような美しい光沢があるこちらの屋根材は、釉薬瓦になります。粘土の上から、うわぐすりをかけて焼成しており、優れた耐水性や耐久性が特徴です。幸い、ズレてしまった瓦に割れなどの破損は無く、再利用可能な状態でしたので、部分的な葺き直し工事をご提案させて頂きました。
 被災しているのは屋根だけではありません。写真右上に写っている茶色い管は這樋で、飛散してしまっている模様です。これでは屋根に降った雨水を上手く地上に排水できませんので、雨樋交換工事も行う必要があります。

部分的な屋根葺き直し工事

被災箇所の瓦を丁寧に取り外します 新しい防水紙を設置し瓦桟を打つ

 T様よりご依頼があり、被災箇所の屋根葺き直し工事を行うことになりました。まずは、瓦を撤去します。再利用しますので、丁寧に取り外していきます。そうすると土葺きに使用されていた土が出てきますので、こちらも綺麗に撤去します。
 その後、防水紙を敷設し、一定の間隔で瓦桟木を設置します。

令和元年房総半島台風で被災してしまった瓦屋根の復旧工事が竣工しました

 最後に、瓦桟木の上から瓦を葺き直していきます。飛散していた雨樋の交換工事も行い、屋根復旧工事が完了となります。同じ瓦を再利用していますので、工事箇所が分かりません。
 私たち、街の屋根やさんでは、部分的な屋根補修工事も行っておりますので、「1枚だけ破損してしまった…」などとお困りの方もご相談ください。雨樋は、色が違いますので、少し目立ちますが、塗装を行う事で、目立たなくすることもできます。

軒天は経年劣化で剥がれが目立ちます

経年劣化で剥がれてきた軒天

 軒天は経年劣化により、剥がれが目立ちました。下地の木材が見えてしまっている部分もあります。このままですと、湿気で腐食が進んでしまいますので、塗装や張り替え工事を行う必要があります。耐火性と耐水性を兼ね添えた素材もあるとお話をすると、そちらを使用した張替えを行いたいとのご依頼がありましたので、軒天張替えも行いました。

軒天張替え

劣化している軒天を外します ケイカル板を軒天のサイズに合わせてカット

 まずは、劣化した軒天を取り外していきます。その後、軒天に合わせて素材をカットします。今回の工事には、「ケイカル板」を使用しました。水酸化カルシウムと砂を混ぜ、状にした耐火断熱材です。 吸水性が少なく、火に強い特徴があります。湿気がこもりやすい軒天の工事にはうってつけと言えるでしょう。

ケイカル板を使用した軒天張替え

 軒天の張り替えが終わりました。これで、雨水によって腐食する心配がなくなりました。また、破風の剥がれも目立っていましたが、塗装を行い、綺麗になりました。軒天の劣化が気になる方は、ケイカル板で張替えてみるのも良いかもしれません。

 記事内に記載されている金額は2020年08月24日時点での費用となります。
 街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
 そのほかの料金プランはこちらからご確認いただけます。

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