瓦屋根のリフォームを費用を抑えて施工出来る?「葺き直し工事」の施行方法やメリット・デメリット

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瓦屋根のリフォームを費用を抑えて施工出来る?「葺き直し工事」の施行方法やメリット・デメリット

更新日:2025年03月03日

 は日本で古くから使用される屋根材であり、特に優れた耐久性が大きな魅力です!

 しかし、いくら瓦が丈夫でも下地材である防水紙や棟瓦を支える漆喰はそれほどの耐久性を備えておらず、「瓦の寿命が尽きる前に屋根リフォームが必要となるケース」がほとんどと言えます(>_<)

 そこで、現在使用されている瓦を再利用して屋根リフォームを行いたい方におすすめとなるのが「屋根葺き直し工事」です!

 今回は、屋根葺き直し工事の工事方法やメリット・デメリットまで詳しく解説いたします。

葺き直し工事の施工の様子

葺き直し工事とは?

瓦の撤去 葺き直し工事の施工の様子

 こちらは、横浜市青葉区のお住まいで施工させていただいた、葺き直し工事の様子です。
 葺き直し工事とは、既存の瓦を再利用して行われる屋根リフォーム方法の一つです!

 既存の瓦を一度取り外し、下地である防水紙・野地板のメンテナンスを行った上で瓦を再利用して復旧します(^^)/

 一方、葺き直しと似た工事に「葺き替え工事」がありますが、葺き替えは既存の瓦を撤去して新しい屋根材に交換する工事方法です。

葺き直し工事を行うメリット

瓦が撤去された瓦屋根

 葺き直し工事の一番のメリットは、現在使用している瓦屋根の景観をほとんど変えずに屋根リフォームを行う事が出来ることです!

 特に、「住宅の景観を大きく変えたくない!」と思われている方には、おすすめできる施工方法です。

 また、街の屋根やさんがご案内している費用の目安として、

 ・葺き直し工事 税込 10,450円/㎡~
 ・葺き替え工事 税込 14,300円/㎡~

 とあるように、新規屋根材を購入する必要が無いことから葺き替え工事と比較してその分コストを抑えられます!

 今ある屋根材を長く使用することから、環境にも優しい工事方法といえますね(^^♪

葺き直し工事のデメリット

 一方、葺き直し工事のデメリットと言えるのが、作業にかかる費用や期間は葺き替え工事とほとんど変わらない事です!

 そのため、「屋根材さえ購入してしまえば、そのコストを追加するだけで新しい屋根材に葺き替えることが出来る」とも言えます。

 瓦屋根の機能性や景観を重要視されていない場合、考えようによってはコスパが悪い工事方法となってしまいます(>_<)

 また、既存の瓦に欠け・割れが生じている場合には使用できず、全ての瓦を再利用できない可能性もあります。

 そうしたケースでは、新しい瓦の購入が必要になる点にも注意が必要です!

瓦以外の屋根材は葺き直しが出来ません!

スレート屋根 金属屋根

 「瓦以外で葺き直しが出来ないの?」と疑問に思う方もおられるかもしれませんが、一般的にスレートや金属屋根材は一度取り外してしまうと再利用する事は困難です。
 葺き直し工事は、瓦屋根だからできる施工方法と言えます。

 ただし、瓦の種類の中にも葺き直し工事を行う事が難しい、セメント瓦・モニエル瓦などの種類が存在します。
 葺き直し工事をご検討されている場合には、ご自宅の屋根に使用されている屋根材の種類も今一度ご確認されることが大切です!

まとめ

 今回は、葺き直し工事の方法・メリット・特徴について詳しく解説させていただきました。

 葺き直し工事は既存の瓦屋根を再利用して行われる屋根リフォーム方法であり、景観を保ちつつコストを抑えて工事を行う事が出来ます。

 一方、長い目で見れば一概にコストパフォーマンスが高い施行方法とは言い切れず、新規屋根材に交換できる葺き替え工事もお進めの選択肢です。

 街の屋根やさんでは、葺き替え工事・葺き直し工事、どちらの施工実績も豊富に持っております。
 葺き直し工事をご検討されている方、葺き直し工事と葺き替え工事で迷われている方がおられましたら、ぜひお気軽にご相談ください。

 点検・お見積もりの作成まで無料にて承っております!

 記事内に記載されている金額は2025年03月03日時点での費用となります。
 街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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