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横浜市保土ヶ谷区権太坂にて擁壁の上に建てられた賃貸物件、瓦棒葺きから立平葺きへ屋根葺き替え工事を行いました
【施工前】
【施工後】
施工内容部分塗装、屋根葺き替え
築年数約40年以上
平米数約60㎡
施工期間7日間(足場工事除く)
使用材料ビルトマテリアル デコルーフ
費用詳しくはお問合せください
保証詳しくはお問い合わせください
ハウスメーカーハウスメーカー不明地元工務店



【お問い合わせのきっかけ】
担当:新海
「以前から気になっていた屋根の状態を知りたい、屋根の葺き替えを検討している為、最適な提案をして欲しい。」と、横浜市保土ヶ谷区権太坂にお住まいのお客様よりお問合せを頂きました。
さっそく日程調整しご訪問させて頂き、屋根の調査をさせて頂きました。擁壁の上に建てられており、片流れ形状の屋根で瓦棒葺き、またパラペットで囲まれているという少し特殊な形状の屋根でした。取合い部分からの漏水を心配になります。
細かく見ていきますと、瓦棒葺きの弱点でもある軒先の心木が雨水を吸ってしまい腐食し、ボロボロな状態でした。固定する為の釘も抜けかかっている箇所が多い為に、早めに修繕をする必要があると分かります。瓦棒葺き表面も錆が多く散見され、漏水が心配になってしまいます。また、笠木と袖壁の経年劣化も散見された為に笠木も下地から交換する必要があると思われます。
T様に現状を報告させて頂き、今よりも漏水しにくいガルバリウム鋼板を用いた立平葺きにて屋根葺き替え工事のご提案をさせて頂き、ご用命頂きました。屋根は普段見えにくい箇所でもありますので、定期的なメンテナンスが必要です。下地から新しくなる屋根葺き替え工事ですが、あまりにも雨漏りを放置してしまうなどありますと、大工工事が必要になったりと予想外の予算をとらねばならなくなりかねません。屋根の劣化は早めの対応が安心です。
さっそく日程調整しご訪問させて頂き、屋根の調査をさせて頂きました。擁壁の上に建てられており、片流れ形状の屋根で瓦棒葺き、またパラペットで囲まれているという少し特殊な形状の屋根でした。取合い部分からの漏水を心配になります。
細かく見ていきますと、瓦棒葺きの弱点でもある軒先の心木が雨水を吸ってしまい腐食し、ボロボロな状態でした。固定する為の釘も抜けかかっている箇所が多い為に、早めに修繕をする必要があると分かります。瓦棒葺き表面も錆が多く散見され、漏水が心配になってしまいます。また、笠木と袖壁の経年劣化も散見された為に笠木も下地から交換する必要があると思われます。
T様に現状を報告させて頂き、今よりも漏水しにくいガルバリウム鋼板を用いた立平葺きにて屋根葺き替え工事のご提案をさせて頂き、ご用命頂きました。屋根は普段見えにくい箇所でもありますので、定期的なメンテナンスが必要です。下地から新しくなる屋根葺き替え工事ですが、あまりにも雨漏りを放置してしまうなどありますと、大工工事が必要になったりと予想外の予算をとらねばならなくなりかねません。屋根の劣化は早めの対応が安心です。
担当:新海
現地調査時の様子
現地調査時の様子です。擁壁の上に建てられている賃貸物件でした。梯子を架けるスペースがなかったために共用廊下部分に脚立を立てさせて頂き、屋根調査を行わせて頂きました。
屋根に上がるとすぐに目に入るのがトタンの瓦棒葺き表面に見られる「錆」です。赤茶色の錆が屋根全体に出てしまっており、直下の室内へ漏水していないか心配になるほどでした。幸いにもまだ室内への漏水はないとの事でしたので、屋根工事だけで済みます。あまりにも漏水が酷い状態で屋根を放置してしまいますと、下地組みから始めなければいけない事もあり、大工工事も必要になる事がございます。さらに細かく見ていきます。
瓦棒葺き部の合羽部分は殆どが赤錆の症状が出てしまっておりました。トタンや鉄はある程度であればケレン作業と塗装でメンテナンスが可能ですが、あまりにも錆の度合いが進行してしまいますと、塗装でメンテナンスが不可能になります。錆が出るという事は保護している塗膜も劣化し雨水を弾けなくなっている事が殆どです。
合羽とドブ板を固定する釘も写真右の様に抜けかかっている箇所が多く、このまま劣化が進みますと釘が抜けてしまい合羽も外れ、ドブ板が強風時に飛散してしまうなどの二次被害も考えられます。築20年~30年を超えましたら屋根葺き替え工事をお勧め致します。
瓦棒葺きの弱点は、雨樋と接する事になる「軒先」から、内部にあります木下地、心木が雨水を吸いこんでしまって腐食し、ボロボロになってしまう事も挙げられます。
瓦棒葺きはこの心木に固定を頼っている為に、このように腐食してしまっていては固定が強固にできずにドブ板部分が飛散してしまう可能性が高まります。今回行わせて頂く屋根葺き替え工事は、この心木を使用しないで済むメリットがあり、より漏水しにくくシンプルに屋根に落ちた雨水を雨樋へ流れせる事が可能な立平葺きです。また素材はガルバリウム鋼板になっておりますので、より腐食しにくく耐久性が高い屋根材になっております。
屋根葺き替え工事着工
まずは片流れになっている「棟板金」部分を撤去し、合羽部を全て撤去していきます。その後平板である溝板、ドブ板の撤去を行っていきます。下地である心木が腐食している部分が多いとはいえ、釘が残っている部分も多く手間がかかります。この時点で黒いルーフィング部分が見えてきますが、下地含めてまだフカフカな絨毯の様な箇所はなくこのまま問題なく、見立て通りに屋根葺き替え工事を実施できることが確認出来ました。
合羽、溝板撤去後に心木の撤去を致します
トタンの袖壁も釘を抜いて浮かせながらドブ板を全て撤去致しました(写真左)。その後は腐食して黒ずんでいる「心木」を撤去していきます。こちらは腐食している事もあって簡単に取れてしまいます。逆を言いますと、もう少しこのままの状態であれば屋根本体が外れてしまい飛散しかねない状況だったという事です。
心木を綺麗に撤去した後この後の工程の為の段取り、清掃をしておきます。屋根葺き替え工事の次の工程は新しい下地の重ね張りになります。
構造用合板重ね張り、ルーフィングの敷設
こちらは新しい下地となる構造用合板の重ね張りの様子です。JAS規格に沿った厚さ12mmの構造用合板を重ね張りした後に、田島ルーフィングの遅粘着性ルーフィングであるタディスセルフを敷設していきます。紫色ですでの一目で分かりますね。なぜ今回の屋根葺き替え工事に採用したかと言いますと、勾配が緩い為に非粘着の釘打ちで固定する商品よりも、釘打ちしなくても粘着力で固定できる為により漏水しにくいメリットがある為に採用致しました。
屋根工事でも全て同じルーフィングが使われるわけではございません。お住まいの勾配や形状、使用する屋根材によって等で最適なルーフィングは変わってまいりますので、予算次第ではありますがよくご検討された方が良い部分になります。
軒先水切り取付、新規屋根材取付
防水紙の敷設と同時に軒先に水切りを取り付けておきます。こちらは今後取付を致します新規屋根材が掴み固定する為に必ず必要な役物になります。破風板に直接雨水が流れないようにもなっておりますので大変重要な役物になっております。
その後袖壁を固定している釘を抜き、袖壁自体を浮かせた後に新規屋根材、ビルトマテリアルのデコルーフを取り付け致します。綺麗なシルバー色の本体を左側から取り付けていきます。
立平葺きのデコルーフを今回は葺かせて頂きました。棟との取合いは板金つかみで本体を掴み、立上りを作っておきます。こうする事で棟からの雨水の浸入を防ぎます。
元々雨漏りに強い構造をしている立平葺きですが、このような箇所をしっかりと納める事でより雨漏りに強い屋根に生まれ変わらせることが可能です。本体は溝板、ドブ板と言いますが一枚一枚立上りを作っておきます。
その後、立平葺きの特徴である途中で横に継ぎ目の出来ない嵌合式の屋根材本体を取り付けていきます。
全て取り付け終えましたら、今回はパラペットの笠木板金も同時に行わせて頂きました。さすがに築30年以上で何もメンテナンスをされておりませんでしたので下地が腐食しておりました。幸いにも重ね張りは出来るほど生きてはいましたので新しく構造用合板を重ね張りした後に、高耐久ルーフィング材であるニューライナールーフを敷設し最後に寸法を事前に測って作成してあります笠木の取付を行いました。
また、片流れ棟部との取合いですので、笠木取付前に雨押え板金も取り付けます。板金の継ぎ目から雨水が入りませんように重ねると見えなくなる箇所にシーリングを打ち雨仕舞を強化致します。ちょうど写真右がそれにあたります。
錆が多く散見された袖壁も綺麗に塗装致しました
調査時に気になっていた袖壁部分も綺麗に塗り替える事に致しました。せっかく屋根葺き替えをし屋根材が新しくなったとしても、袖壁の錆が雨が降ってきた際に流れ落ちて屋根表面に流れてしまいます。それを防ぐ為に、また屋根材も長期使用に耐えられるようにこのように袖壁のメンテナンスも行っておきます。ケレン、清掃した後に白い錆止め塗料を塗布し、屋根材と同じグレーで仕上げとして二回塗りして仕上げました。
袖壁は今回予算の関係で交換は致しませんでしたが、塗装する事により綺麗に生まれ変わりました。但し、錆が酷く孔が開いてしまっている様な箇所には塗装はむいておりませんので注意が必要です。塗装できるのはあくまで素地が生きている場合のみです。塗装しても無駄になってしまう箇所に塗装するのは、メンテナンスとは言えません。
横浜市保土ヶ谷区権太坂、T様所有の賃貸物件の屋根葺き替え工事が無事に竣工となりました。工事中はお住まいの方にもご迷惑をおかけしておりましたが、ようやく工事が終わり足場も解体できます。施工中の写真や、仕上がりの写真をT様に確認頂きまして、大変満足いく施工になったと思っております。
私たち、街の屋根やさんでは屋根葺き替え工事を税込1,097,800円より承らせて頂いておりますのでお気軽にご相談ください。今後も何かありましたらご相談頂けますと幸いです。
この度はご利用いただきまして、誠にありがとうございました。
記事内に記載されている金額は2023年05月11日時点での費用となります。
街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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