屋根葺き替え工事は何日かかるの?工期と施工におけるポイントをご紹介

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屋根葺き替え工事は何日かかるの?工期と施工におけるポイントをご紹介

更新日:2021年07月02日

 屋根工事を行う際に気にされているのは費用や仕上がりかと思いますが、いざ着工し始めてから「何日かかるかな?」「雨が降ってしまったら?」「ご近所様へ迷惑とならないのか?」と気になることも出てくるかと思います。通常工事前には必ず説明がありますので、それらを加味した上で工事依頼をされるかとは思いますが、雨漏りで早く直したかった等お急ぎのケースでは話を聞きそびれ、後で気になることが出てくるということもあるかと思います。

 工事を行う際には足場仮設や作業車の出入り等、お客様だけでなくご近所様の生活にも影響が出てきます。そのためまずは施工内容や工期、注意点等を把握したうえで、後々トラブルが起きないような準備をしていきましょう。今回は屋根工事の中でも最も時間がかかる屋根葺き替え工事に関してご紹介したいと思います。

屋根葺き替え工事はどんな工事?

 屋根葺き替え工事とは瓦・スレート・金属屋根等、素材に関係なくすべてを新規屋根材で葺き替えて新築時の段階にまで状態を改善させる工事です。屋根の勾配(傾斜)によって使用できる屋根材も異なりますので注意は必要ですが、野地板の補修・補強も行うことができますので築30年以上のお住まいではカバー工法や葺き直し工事ではなく、葺き替え工事で下地の補修を行うことを検討されても良いかと思います。
屋根葺き替え工事は工事範囲の広さから費用も高額になりがちですが、屋根の状態を健全に保つため、長期的に安全なお住まいで生活するために行うものですので、施工後の仕上がりを他の工事と比較したときの費用対効果は高いと考えられます。

屋根葺き替え工事の施工工程と工期

 では屋根葺き替え工事とはどのように行われるものなのかをご紹介します。

1. 足場仮設

足場仮設工事

屋根葺き替え工事の際には廃材の荷下ろし、新規材料の荷揚げ且つ、作業スペースの確保も加え足場仮設がほぼ100%必要です。よっぽど平屋で施工しやすいケース以外はまず必要となります。足場仮設は一般住宅の場合半日ほどで終了しますが、午後からでは施工がほとんどできないため1日目は終了となることがほとんどです。

1.既存屋根材の撤去

屋根材の撤去 防水紙の経年劣化

続いては既存屋根材の撤去及び下地の確認です。屋根材は再利用できないためどんどん運搬車に積んでいきますがこの際に騒音が生じることがあります。またアスベスト(石綿)含有屋根材の場合、撤去に注意が必要ですし処分費用も適切な処分場に運ぶ必要があるため割高になります。屋根の面積次第にはなりますがこちらも1日で作業が終了となります。しかしここからは雨漏りを起こす可能性が急激に上がるため天候を見ての調整が重要です。

2.野地板の増し張りか張替

野地板の貼り替え

下地となる野地板は経年劣化により傷んでいる可能性があります。細い杉板で施工されているお住まいもあるでしょう。その状態のまま新規屋根材を葺いても歪み・たわみを起こす可能性があるため、構造用合板で増し張りか張替で補修・補強を行います。
こちらも下地の状態次第ではありますが大抵は1日で作業が終了します。

3.防水紙(ルーフィング)敷設

防水紙敷設 板金施工

雨水の浸入をさせないように防水紙(ルーフィング)を敷設していきます。防水紙を張ってしまえば雨漏りは起きないため、ここまでは手早く作業を進めていきます。作業時間は1日程度ですが、この段階で板金、瓦の場合は桟木も取り付けていきますので、作業工程は重複していきます。

4.新規屋根材での葺き替え

屋根葺き替え工事 屋根葺き替え工事完了

新規屋根材の施工はおおよそ2~6日です。屋根材によって施工方法は若干異なりますが、軒から棟に向かって葺き、雨水が入り込まないよう雨仕舞処理も含めての日数です。工期には面積も関係ありますが、スレート・金属屋根の場合は比較的早く、瓦は時間がかかる施工となります。

5. 足場解体

屋根の仕上がり確認、簡易補修を行い足場解体、住宅周辺の清掃を終えたら工事は完了です。ここまででおおよそ1日です。

以上のことから屋根葺き替え工事にかかる工期(日数)は7~10日ほどかと思います。施工スタッフの人数によってはもっとスムーズに終わることもございますが、施工内容が多くなるため、屋根カバー工法よりは時間がかかることはまず間違いないでしょう。

工期がずれこむ可能性

屋根工事の心配点 天候に左右される

 屋根葺き替え工事において工期がずれる可能性は主に2点、天候と下地の劣化具合です。天候は読めないため予想よりも時間がかかってしまうケースも多々あります。防水紙を敷設するまでは雨漏りのリスクも高いため、既存屋根材を撤去してから防水紙施工までは天候を慎重に判断しますが、やはり梅雨や台風、秋雨のシーズンは注意して臨みましょう。

 もう一つは下地の劣化具合です。野地板を増し張り・張替のみで計画していたところ垂木が傷んでいた、断熱材が濡れていたとなれば補修範囲も拡大してしまいます。それにあわせて補修費用も嵩んでしまいますので追加費用も考慮しておきましょう。

 私たち街の屋根やさんでは天候を加味した上での工期のご説明や工事前調査を徹底しておりますが、予期していないことが起こる可能性はいつでもあるため、広い計画性をもって屋根葺き替え工事に臨みましょう。

 記事内に記載されている金額は2021年07月02日時点での費用となります。
 街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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