相模原市緑区青根にて通気緩衝工法を採用した屋上防水工事を実施し雨漏りを改善

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相模原市緑区青根にて通気緩衝工法を採用した屋上防水工事を実施し雨漏りを改善

更新日:2025年10月28日

【施工前】
工事前

【施工後】
工事後

施工内容防水工事、雨漏り修理、雨樋交換

築年数築25年

施工期間3週間

使用材料シーカジャパン DSカラー

費用税込1,400,000円

保証5年

3階建て雨樋交換雨漏り修理防水工事

【お問い合わせのきっかけ】


担当:高田


相模原市緑区青根にお住まいのお客様より、「室内で雨漏りが発生しているので一度見てほしい」とのご相談を頂きました。
早速、無料点検調査にお伺いし、現地の状況を確認させて頂きました。
雨漏りは天井から壁面にかけて発生しており、原因を特定するため散水検査を実施致しました。
調査の結果、屋上の排水ドレン付近に水をかけた際、階下に雨漏りが確認されたことから、その周辺に原因があるものと判断致しました。
原因箇所の補修として改修用ドレンの設置を行うほか、配管にも不具合が見られたため、その修繕も併せてご提案させて頂きました。
また、お客様から「屋上全体の経年劣化も気になる」とのご要望を頂きましたので、今回は屋上全体の防水工事を実施し、併せて不具合箇所の修繕も行わせて頂く運びとなりました。
相模原市緑区青根にお住まいのお客様より、「室内で雨漏りが発生しているので一度見てほしい」とのご相談を頂きました。
早速、無料点検調査にお伺いし、現地の状況を確認させて頂きました。
雨漏りは天井から壁面にかけて発生しており、原因を特定するため散水検査を実施致しました。
調査の結果、屋上の排水ドレン付近に水をかけた際、階下に雨漏りが確認されたことから、その周辺に原因があるものと判断致しました。
原因箇所の補修として改修用ドレンの設置を行うほか、配管にも不具合が見られたため、その修繕も併せてご提案させて頂きました。
また、お客様から「屋上全体の経年劣化も気になる」とのご要望を頂きましたので、今回は屋上全体の防水工事を実施し、併せて不具合箇所の修繕も行わせて頂く運びとなりました。


担当:高田

雨漏り箇所の点検調査

雨漏り箇所直上となる屋上を点検

雨漏り箇所直上となる屋上を点検

まずは、現地調査時に確認させて頂いた、雨漏り箇所直上となる屋上部分の状況についてになります。

屋上付近の防水床面および立ち上がり部分を詳しく確認致しましたが、目立った亀裂や大きな損傷は見受けられませんでした。

しかしながら、築年数の経過もあり、防水層自体の経年劣化による不具合が雨漏りの一因となっている可能性は否定できません。

また、屋上には排水ドレンが設置されており、この部分が劣化や詰まり等により雨漏りを引き起こしている可能性も十分に考えられます。

排水ドレン周辺に汚泥の堆積が発生

屋上の状況をさらに確認したところ、排水ドレン周辺には汚泥の蓄積が見られました。

その影響により、雨天時には排水がスムーズに行われず、水が溜まりやすい状態になっているものと推定されます。

このような状況からも、排水不良が雨漏り発生の一因となっている可能性が考えられましたため、原因をより正確に特定する目的で、屋上から下部壁面にかけての散水検査を実施させて頂くご提案を致しました。

お客様にもご承諾を頂き、後日、検査を実施させて頂く運びとなりました。

散水検査を実施

散水検査を実施

散水検査の結果、壁面からの漏水は確認されず、特に問題は見受けられませんでした。

一方で、屋上の排水ドレン部分に水をかけた際には、階下天井に雨漏りの症状が再現されました。

このことから、排水が滞留する際に、ドレン内部から建物内側へ水が浸入している可能性が高いと判断致しました。

そのため、根本的な雨漏り対策として、防水性を高める改修ドレンの新規設置をご提案させて頂きました。

併せて、排水経路の状態も点検の上、必要に応じて配管部分の補修も行うことで、今後の再発防止を図ってまいります。

排水ドレン出口付近の配管取り合い部を点検調査

排水ドレン出口付近の配管取り合い部を点検調査

さらに詳しく確認を行ったところ、排水ドレン出口付近の配管取り合い部にひび割れが発生しており、加えて配管本体にも亀裂が生じていることが判明致しました。

これらの不具合を放置すると、雨水の浸入や漏水の再発につながる恐れがあるため、該当箇所の配管は新しいものへ交換し、接続部のシーリング処理も併せて実施することで、確実な補修を行わせて頂きます。

これにより、排水機能の回復と同時に、今後の雨漏りリスクをしっかりと防止できる施工内容とさせて頂きました。

通気緩衝工法を採用した屋上防水工事

屋上全体の防水工事を着工

屋上全体の防水改修工事を着工

雨漏り対策に限定した場合、先ほど申し上げたドレンおよび配管まわりの部分補修工事での対応となります。

しかしながら、これらの箇所以外にも経年による劣化や細かな不具合が各所に見受けられ、部分的な補修のみでは今後の再発リスクが残る状況でした。

そのため、お客様より「この機会に屋上全体の防水も一新しておきたい」とのご要望を頂き、雨漏り修繕工事と併せて屋上全体の防水改修工事を行う形でご依頼を賜りました。

今後は、確実な防水性能の回復と長期的な建物保護を目的として、順次施工を進めさせて頂きます。

高圧洗浄

高圧洗浄

防水工事の初日は、高圧洗浄による清掃作業からスタート致しました。

まず、屋上床面に付着した汚れや苔、ホコリなどを丁寧に洗い流し、防水層との密着性を高める下地づくりを行います。

特に、排水ドレン内部や周囲には汚泥の堆積が多く見られましたので、これらもしっかりと除去し、排水経路を確保した上で全体を綺麗に洗浄させて頂きました。

プライマー塗布

プライマー塗布

高圧洗浄による清掃作業が完了し、屋上全体の下地が整いましたので、続いて下地補修およびプライマー塗布の工程へと移行致しました。

下地のひび割れや不陸(ふりく)部分を補修したうえで、通気シートをしっかりと密着させるための「層間プライマー」を丁寧に塗布していきます。

この工程を丁寧に行うことで、防水層全体の密着性と耐久性を高め、後工程の仕上がりにも大きく影響する重要な下地づくりとなります。

改修ドレンの取り付け

改修ドレンの取り付け

プライマー塗布と並行して、改修ドレンの取り付け作業も進めさせて頂きました。

こちらが実際に設置する改修ドレンです。

既存の排水ドレン内部に差し込む形で取り付けることで、既存ドレンを撤去することなく新たな防水機能を確保できる構造となっております。

この工法により、排水性能を向上させつつ、ドレン周辺からの漏水リスクを大幅に低減することが可能です。

次に、その具体的な設置手順についてご紹介致します。

ドレン周囲には隙間が生じないよう丁寧にシーリング処理

改修ドレンの設置はこのような手順で進められます。

既存の排水口の内側に、一回り口径の小さい新しい排水ドレンを差し込み、内部に新たな排水経路を形成することで、既存ドレン内側の不具合箇所へ水が入り込まない構造と致します。

これにより、雨水は新設したドレンを通じてスムーズに排出され、漏水リスクを大幅に軽減することができます。

また、ドレン周囲には隙間が生じないよう丁寧にシーリング処理を施し、防水性能を万全な状態に仕上げております。

通気シートの敷設・ウレタン塗膜防水

通気シート敷設しウレタン密着防水

続いて、屋上全体に通気シートを敷設するとともに、脱気筒の取り付け作業も行いました。

この脱気筒は、通気シートと防水床面の間の空気の流れを確保する役割を果たします。

これにより、将来的に防水層が膨れるなどの不具合が発生するリスクを抑える効果があります。

通気シートと脱気筒の設置が完了した後は、ウレタン塗膜防水を施工し、新たな防水床面を構築してまいります。

この工程により、屋上全体の防水性能を高め、長期的に安心してご使用いただける状態に仕上げます。

ウレタン塗膜防水は屋上全体に2層塗り重ねる形で施工

ウレタン塗膜防水は、屋上全体に2層塗り重ねる形で施工を進めてまいります。

屋上床面は日常的に人が通行する箇所であるため、一定の強度と耐久性を確保することが求められます。

そのため、1層だけでなく2層塗り重ねることで、防水性能を高めつつ、摩耗や衝撃にも強い安定した床面を形成することが可能となります。

トップコートで仕上げ塗装し配管を新しく交換

トップコートで仕上げ塗装し配管を新しく交換

最後の工程として、ウレタン防水層の上にトップコートを塗布し、防水仕上げを完了させます

トップコートは、防水層の表面を保護する塗膜の役割を果たします。

これにより、雨や紫外線などの外的要因から新たに形成したウレタン防水層を長期間にわたり守り、耐久性を維持することが可能となります。

配管廻りの不具合を修繕工事

配管廻りの不具合を修繕工事

併せて、排水配管の不具合修繕も実施致しました。

確認の結果、配管本体にひび割れが生じており、ここから水が漏れると階下の外壁部分にも影響を及ぼす恐れがありました。

そのため、該当箇所の配管は新しいものに交換し、漏水リスクを解消するとともに、排水機能を回復させております。

外壁と配管の取り合い部分にはシーリングを丁寧に充填し水の侵入を防ぐ処置

さらに、配管には塗装を施し、周囲の既存配管との見た目の統一性も確保しております。

加えて、外壁と配管の取り合い部分にはシーリングを丁寧に充填し、水の侵入を防ぐ処置を行いました。

これにより、雨漏り対策に関する一連の施工は無事完了となり、今後の漏水リスクを大幅に軽減できる状態となりました。

完工

通気緩衝工法を採用した屋上防水工事

完成した防水床面の仕上がりがこちらです。

見た目にも非常に美しく整いましたが、何よりも今回の施工により防水層の耐久性が大幅に向上したことが最大のポイントです。

私たち街の屋根やさんでは、このような屋上防水工事はもちろん、配管交換や塗装、シーリング補修など多岐にわたる施工にも対応可能です。

それぞれの専門部門が連携し、雨漏り解消に向けて全力で取り組んでおります。

雨漏りや屋根・防水に関するお悩みをお持ちの方も、どうぞお気軽にご相談ください。

 記事内に記載されている金額は2025年10月28日時点での費用となります。
 街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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