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相模原市緑区東橋本にて谷板金交換工事を実施して屋根からの雨漏りを改善!
【施工前】

【施工後】
施工内容雨漏り修理
築年数30年以上
平米数4m
施工期間3日間
使用材料ガルバリウム鋼板製棟板金0.35mm厚
費用詳しくはお問合せください
保証保証は付けておりません
ハウスメーカー地元工務店


【お問い合わせのきっかけ】

担当:高田
相模原市緑区東橋本にお住まいのW様から、「二階の部屋で雨漏りが発生しているので調査と修理をお願いしたい」とのご相談をいただいたことが、今回の工事のきっかけでした。
室内の雨漏り箇所を確認した後、屋根裏の状況も点検させていただいたところ、谷と呼ばれる部分からの浸水が疑われました。さらに屋根に上がって詳しく確認したところ、谷板金に穴が空いているのを発見し、雨漏りの原因はこの箇所でほぼ間違いないと判断いたしました。
W様からは「必要な範囲での修繕を希望したい」とのご要望をいただいておりましたので、谷板金の交換工事をご案内し、施工を実施いたしました。
作業後は雨漏りも完全に解消し、W様にも安心してお過ごしいただける状態となりました。
室内の雨漏り箇所を確認した後、屋根裏の状況も点検させていただいたところ、谷と呼ばれる部分からの浸水が疑われました。さらに屋根に上がって詳しく確認したところ、谷板金に穴が空いているのを発見し、雨漏りの原因はこの箇所でほぼ間違いないと判断いたしました。
W様からは「必要な範囲での修繕を希望したい」とのご要望をいただいておりましたので、谷板金の交換工事をご案内し、施工を実施いたしました。
作業後は雨漏りも完全に解消し、W様にも安心してお過ごしいただける状態となりました。

担当:高田
2階の雨漏り箇所を点検調査
2階の雨漏り状況を確認

相模原市緑区東橋本にお住まいのお客様から、「急に二階の部屋で雨漏りが発生したため点検をお願いしたい」とのご連絡をいただき、現地調査を行いました。
雨漏りが起きたお部屋の天井を確認すると、水分を含んで膨らみ、ぶよぶよとした状態になっており、化粧ベニヤも一部剥がれ始めていました。
雨漏りが発生して間もない状況でもこれほどの影響が見られることから、雨漏りを放置することが建物にとって大きな負担となることがよく分かります。
屋根裏に入り内部の状況を確認

原因を確認するため、押し入れの天井に設けられた点検口から屋根裏へ入り、内部の調査を行いました。
入口がかなり狭かったものの、慎重に進入して確認を進めることができました。
雨漏りが発生していた位置付近まで進むと、水が染みている部分が確認できました。
屋根の形状から判断すると、「谷」と呼ばれる屋根と屋根がV字に交わる箇所が浸水の原因であると考えられます。
なお、家の内部に水が入り込むようになったのは最近でも、屋根裏では以前から雨漏りが続いていたというケースも少なくありません。
しかし今回は、周辺の木部がまだきれいな状態を保っており、今回が初めての雨漏りであることが確認できました。
もし雨漏りが長期間続いていた場合、木部が腐食していたり、湿気の影響でキノコが発生していることもあります。
穴の空いた「谷板金」の状態を確認

原因箇所の予想がついたため、屋根上からさらに詳しく点検しました。
屋根に上がると谷板金があり、赤く変色している部分は全て錆によるものでした。
屋根の谷は降った雨を集めて流す箇所のため、錆が発生しやすく雨漏りが起きやすい場所です。
詳しく点検したところ、錆が原因で穴の開いた箇所を確認でき、この部分が今回の雨漏りの主要な原因であると判断しました。
傷んでいる「棟瓦」の状態を確認

雨漏りとは直接の関係はありませんが、谷板金の上に設置されている棟瓦の漆喰が劣化し、ほとんど剥がれ落ちている状態でした。
谷板金を交換する際には、この棟瓦も一度取り外す必要があるため、同時に補修を行うこととなります。
お客様にご希望をお伺いしたところ、「屋根全体の工事ではなく、必要な範囲での修繕を行いたい」とのご意向でした。
そのため、今回は谷板金の交換工事を中心に施工を実施する内容でご案内いたしました。
谷板金交換工事
谷板金交換工事を着工

工事を開始しました。
屋根は比較的勾配の緩い形状でしたが、屋根の端まで行き来しながらの作業となるため、安全確保のために足場の設置が必要となります。
谷部分を中心に部分的な足場を組む形でしたが、小規模なものであっても設置には最低2名、解体にも2名が必要です。
今回の屋根は瓦屋根でしたが、以前の工事で「ラバーロック」と呼ばれる施工が行われていました。
左の写真にも見られるように、瓦同士をコーキング材で固定する方法ですが、実際には屋根にとって好ましくない工事です。
一見すると地震対策に思えますが、瓦が一体化してしまうことで、地震時にはまとめて落下しやすくなり、また点検や部分的な補修が難しくなるなどのデメリットが多くあります。
現在ではほとんど採用されていない施工方法です。
今回は工事に支障が出ないよう、カッターを使って慎重に切り離していきました。
さらに、屋根には太陽光パネルも設置されており、谷部分に一部干渉していたため、作業の妨げとなる数枚のみを一時的に取り外しました。
比較的簡単に取り外し可能な構造だったため、スムーズに作業を進めることができました。
谷周りの瓦を取り外し

谷板金の交換工事は、一見すると単純な作業のように思われがちですが、実際には棟板金だけを簡単に取り替えられるものではありません。
谷板金を取り外すためには、その上に重なっている瓦をすべて取り外し、さらに先に棟がある場合は棟部分の解体も必要になります。
瓦は葺く際にその位置にぴったり合うよう、形を調整したり割ったりして仕上げられています。
そのため、外した瓦を適当に戻してしまうとサイズや角度が合わず、綺麗に収まらなくなってしまいます。
そこで、取り外した瓦には一枚ずつ番号を付け、元の位置が正確にわかるよう管理しながら作業を進めていきます。
雨漏りの原因箇所を特定

瓦の取り外しが完了し、ようやく谷板金を撤去できる状態になりました。
周辺を確認すると、谷以外の部分の防水紙は比較的新しく、お客様にお話を伺ったところ、2~3年前に瓦の葺き直しと同時に防水紙の張り替えを行っていたそうです。
ところが、その際に谷板金とその下の防水紙は手をつけずに残していたとのことで、雨漏りはまさにその部分が原因となっていました。
谷は屋根の中でも特に雨水が集中しやすく、雨漏りを起こしやすい箇所です。
もし前回の工事の際に谷部分も一緒に交換していれば、今回のような被害や費用の負担を防ぐことができたかもしれません。
適切な提案をしなかった前回の施工業者には、少し残念な印象を受けます。
谷板金を取り外した下の防水紙を確認すると、大きく裂けて穴が空いており、ここから雨水が侵入していたことが明確に分かりました。
防水紙を敷設し板金を設置

新しい防水紙には、田島ルーフィング社製の「ライナールーフ」を採用しました。
30年以上の耐久性を誇る高品質な防水材で、特に雨水の集中しやすい谷部分には最適な製品です。
雨漏りを再発させないためにも、今回は耐久性と信頼性を重視して選定しました。
谷板金にはガルバリウム鋼板製のものを使用しています。
以前主流だったトタン板と比べて約3倍の耐久性があり、錆びにくく長期間にわたって美観と機能を保つことができます。
耐候性にも優れているため、今後も安心してお過ごしいただける仕上がりとなります。
取り合い部分にコーキング処理

谷板金を重ねて取り付ける部分には、あらかじめコーキング材を打ち込み、重なり目から水が侵入しないよう処理を行います。
完成後には見えなくなる箇所ですが、雨漏りを防ぐためには目に見えない部分こそ丁寧な施工が不可欠です。
再発防止を最優先に考え、細部まで注意を払いながら作業を進めました。
棟瓦をシルガード(南蛮漆喰)で補修

傷んでいた棟は一度取り外した後、改めて取り直しました。
漆喰には「シルガード」という南蛮漆喰を使用して仕上げています。
以前は棟工事といえば土葺き工法が主流で、内部に土を盛り、棟を取り付けた後に側面から漆喰で固める方法が一般的でした。
しかし、この工法では地震などの影響で棟がズレやすく、耐久性に不安が残ることがありました。
南蛮漆喰は、盛り土と漆喰の両方の役割を一体で担うよう設計されており、内側までしっかり固まるため非常に耐久性が高い製品です。
この特性により、丈夫で長持ちする棟を作ることができ、現在の棟工事では主流の工法となっています。
完工

取り外していた瓦や太陽光パネルを元の位置に戻し、谷板金の工事は無事に完了しました。
これまで赤く錆びていた板金は、黒く美しい谷板金へと生まれ変わりました。
その後の雨でも雨漏りは発生せず、お客様からも安心されたとのご連絡をいただいています。
記事内に記載されている金額は2025年11月13日時点での費用となります。
街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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