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横浜市緑区東本郷にてモニエル瓦のトップライト(天窓)撤去工事の様子

更新日:2019年01月25日

【施工前】
施工前

【施工後】
施工後

施工内容 トップライト撤去工事

築年数28年

施工期間2日間

使用材料モニエル瓦

【お問い合わせのきっかけ】


担当:増田


F様宅では数年前からトップライト(天窓)の木枠が腐食し、雨が降った際に風向きによっては雨漏りまで確認される様になっていたそうです。ここ最近になって通常の雨でも雨漏りが確認でき、室内の壁紙の剥がれも酷くなってきたことにより、本格的な調査のご依頼を下さいました。雨漏りの原因のひとつはトップライトの経年の劣化です。今回はそのトップライトの撤去を行い、穴を塞ぐ工事を行います。F様宅の屋根には(現在では製造が行われていない)モニエル瓦が使われております。まずはトップライト分の穴を塞ぐための瓦を探すことからはじまりました。また、屋根の工事とあわせ、室内に足場を組んでの壁紙(クロス)の貼り替えも行います。それぞれの専門分野の職人が協力し合って作業を行い、2日間で仕上げることができました。
F様宅では数年前からトップライト(天窓)の木枠が腐食し、雨が降った際に風向きによっては雨漏りまで確認される様になっていたそうです。ここ最近になって通常の雨でも雨漏りが確認でき、室内の壁紙の剥がれも酷くなってきたことにより、本格的な調査のご依頼を下さいました。雨漏りの原因のひとつはトップライトの経年の劣化です。今回はそのトップライトの撤去を行い、穴を塞ぐ工事を行います。F様宅の屋根には(現在では製造が行われていない)モニエル瓦が使われております。まずはトップライト分の穴を塞ぐための瓦を探すことからはじまりました。また、屋根の工事とあわせ、室内に足場を組んでの壁紙(クロス)の貼り替えも行います。それぞれの専門分野の職人が協力し合って作業を行い、2日間で仕上げることができました。


担当:増田


「工事前調査の様子」

F様宅は築28年、8年前に屋根と外壁の塗装を行ったそうですが、トップライト(天窓)に関しては今まで一度もメンテナンスを行ったことがないそうです。一般的にトップライト(天窓)の寿命は20年と言われております。設置から10年程では窓枠廻りのパッキンやシール材の劣化が予想されますので、補修などの定期的なメンテナンスは必要です。F様宅では28年間メンテナンスが行われていないこともあり、トップライト(天窓)廻りの板金の浮きやビスの浮き、シール材の劣化が顕著です。屋根下地(防水紙)の寿命もあり、雨漏りを起こしてもおかしくない状況が重なっておりました。築年数も考慮に入れ、屋根全体を見直すご提案をさせていただきましたが、今回はご予算などの都合もあり、トップライト(天窓)の撤去を行い、部分的な葺き直しの工事のご依頼になります。

F様宅で使用されている屋根材は現在では製造が行われていないモニエル瓦です。屋根全体、または屋根面での部分的な葺き替えでしたら、別の屋根材を使用することも可能ですが、一部分の復旧には同じ素材の屋根材を用意する必要がございます。少なからずトップライト(天窓)を塞ぐための枚数のモニエル瓦は必要です。工事を行う前にいくつかの問屋さんに掛け合い、中古のモニエル瓦を確保するのに一苦労いたしました。若干の色の違いは出ますが、将来的には屋根全体の葺き替えも検討されるとの事で、今回は全体的な塗装までは行わず、部分的な復旧工事を行います。

工事前の室内の状況ですが、ご覧の通り、トップライト(天窓)廻りの壁紙が剥がれております。雨水が落ちてくるまでには至っていなかったそうですが、雨が降る度に少しづつ剥がれていったそうです。ちなみに雨漏りの兆候が確認されたのは2年も前からとの事です。トップライト(天窓)を撤去する際には室内からも穴を塞ぐ必要がございます。トップライト(天窓)のある天井までの高さは7m程はありますので、作業を行うための足場は必要になります。室内用の足場を設置するので、剥がれた壁紙(クロス)の貼り替えも一緒に行います。

「工事開始~トップライト(天窓)廻りのモニエル瓦撤去」

まずはトップライト(天窓)廻りの瓦を外します。通常は大工さんがトップライト(天窓)の撤去を行い、下地組みを行った後に屋根やさんが屋根復旧の工事を行います。今回は在庫が無い瓦でもありますので、瓦の扱いに慣れている屋根やさん(瓦職人)がはじめに瓦の撤去を行います。勿論、工事中に割れてしまうリスクも考慮に入れ、数枚の瓦は余分に確保しておきます。

「トップライト(天窓)本体の撤去」

続いてトップライト(天窓)本体の取り外しを行います。その際にトップライト(天窓)廻りから雨水が浸入した形跡がはっきりと確認できます。トップライト(天窓)の枠に設置されている木が腐食し、廻りのビスや鉄部分がサビています。窓枠のパッキンもなく、経年での劣化がはっきりと窺える状況です。定期的にメンテナンスを行い、雨漏りなどの不具合が起きる前に交換や撤去工事を行えるのが理想ですが、F様と同じ様に雨漏りや不具合が起きてから、トップライト(天窓)のメンテナンスの必要性を知る方も少なくはございません。

「木下地組み」

トップライト(天窓)の撤去を行った後は、トップライト(天窓)のあった箇所に木で下地を組み、野地板を張り穴を塞ぎます。野地板の上には防水紙を敷き、そこから屋根材を葺いていくのですが、今回は瓦を葺くため、瓦用に瓦桟の設置もおこないます。

ここまでの下地造りを大工さんと屋根やさんが協力して行いました。ここから屋根の復旧には屋根やさん(瓦職人)が行い、大工さんは室内からのトップライト(天窓)のあった穴を塞ぐ内装の復旧工事(下地造り)を行います。ちなみにトップライト(天窓)の撤去を行っている間に室内では足場やさんによる室内用の足場の設置が行われております。翌日には壁紙を貼り直すためにクロスやさんが入りますので、今回のトップライト(天窓)撤去工事には4種の専門の職人さんが関わることになります。段取りよく工事を進めていくためにはそれぞれの職人さんの協力は必要不可欠です。

「モニエル瓦復旧」

トップライト(天窓)のあった箇所へ設置する瓦は中古で集めた瓦を使用するため色の違いがございます。もともとは黒や茶色とまばらなこともございましたので、事前に塗装を行い設置する瓦の色は均一に揃えました。既存の瓦との色の違いは出てしまうので、設置後にあらためて全体的に塗装を行うご提案もいたしましたが、今回はF様のご要望もあり、そのままの瓦を使用する容で収めます。尚、瓦はただ並べるだけではございません。壁との立ち上がり部分には板金やシール材を活用し、雨水の浸入を防ぐ処置を施します。隙間なくしっかりと収められるのも瓦専門のベテランの職人さんあってこそです。

「内装復旧の様子」

室内はトップライト(天窓)を撤去した後に下から断熱材を入れ、ボードを張り、穴を塞ぎます。内装工事は翌日にクロス屋さんが入り、天井のクロスの貼り替え、剥がれかけた壁紙の貼り直しを行いました。クロス貼りの工事は行う範囲にもよりますが、パテ補修や糊付けなど乾かす時間も必要なため、一日作業になります。また、今回の様に貼り替えを行う箇所によっては作業用の足場の設置が必要な場合もございます。室内工事は立会も必要になりますので、足場の設置や撤去を含め、段取りよくスムーズに進めるための事前の打合せや準備は不可欠です。

「トップライト(天窓)撤去工事完了」

トップライト(天窓)の撤去工事完了です。今回は室内用の足場の設置も行いましたが、トップライト(天窓)の撤去と室内工事を同時に行いましたので、2日間で収めることが出来ました。雨が降る度に心配されていたそうで、今回の工事で不安が一つ解消されたと、F様もご安心されておりました。雨漏りが伴うトップライト(天窓)の交換や撤去には室内の工事も絡むため、必要以上に時間やコストが掛かります。事前に定期的な点検やメンテナンスを行うことは大切です。F様ともこれかれは屋根の点検を含め、末永くお付き合いをさせていただきたいと思っております。

 

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