横浜市旭区鶴ヶ峰で強風で飛散した棟板金は火災保険で直します

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横浜市旭区鶴ヶ峰で強風で飛散した棟板金は火災保険で直します

更新日:2021年05月18日

 横浜市旭区鶴ヶ峰で屋根の調査をおこないました。最近風の強い日が多いのですが、今回のお問合せは強風が吹いた際に棟板金が剥がれてしまった様なので見て欲しい、という内容です。

 屋根はスレート葺きで、屋根面と屋根面が合わさった部分には棟板金が取り付けてありますが、被害を受けたのはこの棟板金で、下地の貫板から剥がされて屋根の雪止めに引っかかっていました。

屋根の状態を調べます

傷みが大分出ているスレート 飛ばされた棟板金

 スレート葺き屋根は塗装工事が必要な屋根材ですが、お伺いした建物は一度もメンテナンスをおこなった事が無いそうで、表面は劣化してコケがビッシリと生えていました。

 被害を受けたのは屋根の一番高いところに取り付けてある棟板金です。

剥がれた棟板金が屋根に乗っています

 剥がされた棟板金が雪止めにひっかかっています。この状態で放置しておくと落下して危険ですので、まずは取り除いておきます。

 今回被害を受けたのは風の影響によってですので、火災保険の風災が適用になります。風によって建物が被害を受けた場合に現状復旧する為に掛かる費用を保険会社が負担する仕組みになっていますので、ご加入の保険内容によっては自己負担なく元の状態に直す事が可能になります。

下地の貫板も被害を受けています

貫板が割れています 隅棟は差し棟でしたので影響ありません

 今回必要な工事は棟板金交換工事なのですが、棟板金の交換といっても板金だけを変える訳ではありません。交換する意味は板金よりも下地の貫板を交換する事が目的になります。

 貫板という木を屋根に固定して板金を被せ横から釘を打って固定してあるのですが、経年によって貫板が痩せたり劣化する事で釘が効かなくなってしまい、風の影響によって飛ばされてしまう事になります。今回は貫板の劣化が進行していましたので、固定する釘が屋根に刺さった状態で無くなっている部分もありました。

 横浜市旭区鶴ヶ峰で調査した屋根は、強風によって棟板金が飛ばされていましたので、火災保険の風災を適用しての交換工事をおこなう事になりました。

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 記事内に記載されている金額は2021年05月18日時点での費用となります。
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