瓦の山と谷、歩いていいところはどこ?DIY補修をご検討中の方は要注意!

HOME > ブログ > 瓦の山と谷、歩いていいところはどこ?DIY補修をご検討中の方.....

瓦の山と谷、歩いていいところはどこ?DIY補修をご検討中の方は要注意!

更新日:2023年11月16日

皆さんは瓦に上られたことありますか?

 

小さい頃は上ったという方もいらっしゃるかもしれませんが、通常瓦屋根に上る経験はないですよね?

 

瓦といえば山になった部分と谷になっている部分がありますが、実は歩いてよいところ・歩いてはいけないところがあることはご存じでしたでしょうか?

 

養生をしておこう、少し様子を見ようと瓦を踏んで割ってしまっては本末転倒です。

 

そこで今回は滅多に上らないが、上る機会があれば気を付けたい瓦屋根の歩いていいところをご紹介します。

 

ついでに瓦の特徴を把握しておけばさらに安心ですね(^_^)/

瓦屋根の歩いていいところ

瓦って割れやすいの?

瓦は吸水性が低く雨水によって劣化しないため、破損さえしなければ半永久的に使用することが可能です。

 

そのため他の屋根材で葺き替えカバー工法を行わなくてはならない場合でも、瓦を再利用して葺きなおすことも可能です(^_^)/

 

築100年が経過しているお住まいでも瓦が使用されていることがあることから「瓦は丈夫なんだ!」と思われている方もいらっしゃると思いますが、瓦の強度自体は高いのですが衝撃に対しては脆いのです(+_+)

 

そのため金属屋根であれば凹むだけで済むところが、瓦の場合は割れてしまいます

 

少し重たいものを落とすだけで被害が出てしまうことがありますので、ご自身で補修される際、自然災害がい発生した際などはあらかじめ把握しておきましょう。

瓦のひび割れ 瓦の割れ

瓦の歩いていいところ・悪いところ

では今回の問題になる「瓦はどこを歩けばいいの?」ということですが、山部分・谷部分で考えるとどちらの方が丈夫に感じますか?

瓦の山谷 山部の浮き

厚みもありそうな山部分は歩きにくいけど頑丈そう、そう思いませんか?

 

実は山部分は瓦が3枚重なっている部分でさらに浮いていることがあります。

 

そこに負荷をかけると瓦が動きガタガタしてしまうため非常に危険なのです。

 

では谷部分なら歩いていいのか」というと、ここでも注意点があります!

 

谷になっている平らな部分は中央の下が空洞になっているので、大人の体重を乗せてしまうと割れてしまうことがあり危険ですし、雨漏りの原因にもなってしまいます。

 

子供時代に瓦屋根に上ったという方等、昔の感覚で勢いよく瓦屋根に上ると、大体歩きやすい中央部に乗ってしまい後々割れていたというトラブルにつながることもあります。

 

谷部分は谷部分でも、瓦と重なっている下側・小口が一番安全な部分になります。

瓦の谷部小口付近がオススメ

DIYでの瓦補修はオススメしません

瓦が割れない方法を把握しているからといって瓦屋根のDIY補修はおすすめできません(-_-;)

 

まず一つ目の理由は、割れる・割れないにかかわらず瓦は滑りやすく危険だからです!

 

続いて破損箇所等がわかっても、雨漏りしている場合は瓦ではなく下地に原因があるため、その場では補修ができない可能性のほうが高いからです。

 

瓦のずれ等であればその場で補修可能ですが、ご自身を危険に晒して補修を行うべき状態ではないということです。

 

平屋であればまだしも、2階建て住宅の場合は勾配が急・緩いにかかわらずその危険度は桁違いになります。

 

屋根の状態が気になるという場合もまずは目視で確認し、雨漏りがあれば室内にバケツを置くなど、手の届く範囲で雨漏り被害を拡大させないよう努めましょう。

 

そして屋根工事業者に瓦屋根の状態確認をしてもらいましょう。

 

私たち街の屋根やさんでは、天候回復次第の調査、被害が生じていた際の工事お見積り作成は無料で承っています(^_^)/

 

自然災害が原因での補修工事においては、火災保険や共済を利用しての補修工事もご提案させていただきますのでご安心ください(*^^)v

瓦の捲れ修正 防水紙の穴あき

まとめ

瓦屋根は下から上に重ねるように葺いていますので、その特徴を理解したうえで状態を確認することが非常に重要です。

 

瓦屋根自体は非常に厚く頑丈ですが、衝撃に弱く割れてしまうこともあります。

 

また大人の体重で踏みどころが悪ければ割れてしまうため、歩いていいところ・いけない所を知っておく必要もありますよ(^_^)/

 

瓦に乗る際は必ず浮いている可能性もある山部分ではなく谷部分、さらに中央ではなく下の瓦と重なっている小口付近にゆっくり体重を乗せるように歩きましょう。

 

簡単だろうという思いで瓦屋根のDIY補修を検討されている方は危険ですので、必ず屋根の専門業者に連絡しましょう。

 

補修のために上がっても防水紙や漆喰に問題があればその場で補修することができないからです。

 

雨漏りが発生してしまっている場合は業者に連絡したうえで、室内にバケツを置くタオルを敷くなどの対応をとり被害の拡大を防ぐ努力に努めましょう。

 

私たち街の屋根やさんは火災保険や共済を利用しての復旧工事等も承っております。点検・お見積りは無料ですので、気になる方はお気軽にご相談ください。 瓦屋根工事 瓦工事は専門家へ

 記事内に記載されている金額は2023年11月16日時点での費用となります。
 街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
 そのほかの料金プランはこちらからご確認いただけます。

2024年最新情報!補助金でお得にリフォーム!

関連動画をチェック!

防水紙(ルーフィング)は雨漏り防止の要【プロが解説!アメピタ!】

 今回の記事で登場した工事やお住まいのトラブルに関連する動画をご紹介します!


 こちらの動画では、工事の内容やお住まいのトラブルの対処方法などをより詳しく説明しています。
 お役立ち情報が満載ですのでぜひご覧になってみてください。


このページに関連するコンテンツをご紹介

瓦屋根のさまざまな補修とリフォームの費用と価格
  瓦に飛来物が当たり割れてしまった場合、また風によって少しずれてしまっている場合、雨漏りが起きていなくとも防水紙の劣化に繋がりますので、補修は必要です。瓦の差し替え工事瓦の並び戻し工事    漆喰が剥がれることによって内部の土が露出し、雨水で流れ出てしまいます。そのまま放置してしまうと棟自体の並…続きを読む
高所作業はとても危険、間違った施工をしないためにも 屋根のDIYは行わないでください
 屋根のDIYが危険視されるのは、その作業が高所であるためです。  毎年、屋根工事に関連した転落事故が絶えません。プロでも命を落とすことがあるほど、これは一般の方には非常に難しい作業です。  「手っ取り早い応急処置だけだから」とか「予算を抑えたいから」といった理由であっても、絶対に屋根に上らないで…続きを読む

街の屋根やさん横浜

    1. 電話 0120-989-936
      株式会社シェアテック
      1. 〒222-0033
        神奈川県横浜市港北区新横浜3-2-6
        VORT新横浜 2F
        店舗詳細はこちら
    1. 街の屋根やさん横浜支店
      街の屋根やさん横浜支店
      お問い合わせはこちらから スタッフ紹介 お問い合わせはこちらから スタッフ紹介

      あなたの近くの街の屋根やさんはこちら

       街の屋根やさんは神奈川県以外にも東京都、千葉県などでも屋根工事を承っております。日本全国に展開中ですので、貴方のお住まいの街の屋根さんをお選びください。

      お近くの施工店を探す 北海道 宮城県 福島県 茨城県 栃木県 群馬県 埼玉県 千葉県 東京都 新潟県 石川県 山梨県 長野県 岐阜県 静岡県 愛知県 三重県 滋賀県 京都府 大阪府 兵庫県 奈良県 和歌山県 岡山県 広島県 山口県 香川県 愛媛県 熊本県 宮崎県 鹿児島県

      あなたの近くの街の屋根やさんはこちら

       街の屋根やさんは神奈川県以外にも東京都、千葉県などでも屋根工事を承っております。日本全国に展開中ですので、貴方のお住まいの街の屋根さんをお選びください。

      お近くの施工店を探す 北海道 宮城県 福島県 茨城県 栃木県 群馬県 埼玉県 千葉県 東京都 新潟県 石川県 山梨県 長野県 岐阜県 静岡県 愛知県 三重県 滋賀県 京都府 大阪府 兵庫県 奈良県 和歌山県 岡山県 広島県 山口県 香川県 愛媛県 熊本県 宮崎県 鹿児島県

      防水工事を行った現場ブログ

      2024/04/9 陸屋根のデメリットとは?雨漏りリスクの高さに注意が必要です!

       一口に屋根と言っても「切妻屋根」や「片流れ屋根」など、その形状は様々です。 そうした中で、屋根を生活スペースとして使用できるのが「陸屋根(ろくやね)」と言われる屋根形状です(^^) しかし、陸屋根にもデメリットがありますので採用をご検討されている場合には注意が必要です(;_;) 今回は、陸屋根のデ...続きを読む

      2024/03/22 FRP防水がひび割れた!?補修やメンテナンスのことなら街の屋根やさんにお任せください!

      FRP防水とは  FRP防水とは、Fiber Reinforced Plastics(繊維強化プラスチック)の略称であり、液状のものを流して防水層を作る塗膜防水の一種です。シート防水と異なりつなぎ目がない特徴があり、強度が高く軽量なのでどんな場所でも使用できます。ただし、費用が高いというデ...続きを読む

      2024/03/7 コーキングとシーリングの違いとは?施工を必要とする工事事例をご紹介!

       コーキング・シーリングと聞きますと、何となく「浸水を防ぐ役割を持っている」と分かるもののその違いについて分からないと言う方も多いのではないでしょうか(・・? この記事では、コーキングとシーリングの違いや役割と併せて必要とする施工箇所の一例をご紹介致します!コーキングとシーリングの違い 結論からお話...続きを読む

      その他のブログ一覧→

      防水工事を行った施工事例

      施工内容
      その他塗装
      築年数
      約25年
      使用材料
      ロンシール ニューベストプルーフ 塩ビシート防水 機械固定工法

      その他の施工事例一覧→

      お問い合わせフォーム



      お名前
      必須

      例:屋根 一郎

      ふりがな
      【任意】

      例:やね いちろう

      ご住所(工事地住所)
      必須

      ※郵便番号入力で町名まで自動入力されます。

      郵便番号
      -

      番地・ビル・マンション名

      E-mail
      (半角英数)
      必須
      電話番号
      (半角英数)
      【任意】
      例:045-XXX-XXXX
      お問い合わせ
      【任意】

      入力内容をご確認の上、よろしければ「確認画面へ」ボタンを押して入力内容確認画面へお進みください。

      個人情報の取り扱いにつきましては、プライバシーポリシーをご覧ください。

      点検・調査・お見積りなど無料で承ります!お気軽にお問合せ下さい!


      お電話でのお問い合わせは

      通話料無料

      0120-989-936

      8時30分~20時まで受け付け中!