【漫画】陸屋根は雨漏りしやすい？｜防水工事の重要性や種類について解説！

陸屋根（ろくやね）は、屋上スペースの有効活用やスタイリッシュな外観で人気のある屋根形状です。
しかし、平らな構造ゆえに「雨漏りしやすいのでは？」と心配される方も多いのではないでしょうか(>_<)　

実際、陸屋根は排水性が悪い事から、しっかりと防水工事を行っていかなければ雨漏りを招くリスクとなります。
この記事では陸屋根の特徴と注意点、防水層の劣化サインや防水工事の種類について詳しく解説いたします！

陸屋根の魅力と雨漏りリスク

画像は、横浜市南区宿町のお住まいで調査をさせていただいた陸屋根です(#^^#)

陸屋根（ろくやね）は屋根の勾配がほとんどなく、フラットな形状が特徴です。
シンプルでスタイリッシュな見た目から、現代的なデザインの住宅やビルなどで多く採用されています。

屋根の上をバルコニーや屋上庭園として活用できるのも大きな魅力です(^^♪

しかし、そんなおしゃれで機能的な陸屋根にも、注意すべきポイント…それが「雨漏りリスク」です(>_<)

勾配がない＝水が流れにくいため、排水がうまくいかないと水がたまりやすくなります。
わずかな防水層の破れや劣化からでも、雨漏りに繋がるケースが多いです。

雨漏りに繋がる防水層の劣化サインとは？

陸屋根から発生する雨漏りの原因として多いのが、防水層の劣化です。
防水層とは陸屋根の床面に形成されることで、雨水の浸水を防ぐ役割を担っています。

では、防水層の劣化サインにはどのような症状があるのでしょうか？
以下のようなポイントに注目してみてください！

・表面にヒビ割れや膨れが見られる
・雨が降った後に屋上に水たまりが残る
・コケやカビが発生している

これらの症状が見られたら、防水層が劣化している可能性が非常に高いです！
早期に専門業者へ点検を依頼しましょう。

防水工事の種類と特徴

防水層の劣化が進んでいる場合、「防水工事」を施す必要があります。
防水工事にはいくつか種類があり、陸屋根の状態や構造に応じて最適な方法を選ぶことが大切です(^^)/

代表的な防水工事の種類を以下にまとめました。

・ウレタン防水
液体状のウレタン樹脂を塗布して防水層を形成します。
継ぎ目がなく、複雑な形状にも対応できるのがメリットです。

ただし、塗膜を塗布する事で防水層を形成する事から、施工には熟練の技術が必要です。

・シート防水（塩ビ・ゴム系）
防水シートを貼り付けて防水層をつくります。施工が比較的スピーディで、既製品の防水材を使用することから品質が安定しています。

一方、複雑な施工箇所には不向きであることがデメリットです。

・FRP防水
ガラス繊維と樹脂を組み合わせた硬化防水です。
とても強靭で耐久性に優れていますが、柔軟性には乏しいためひび割れしやすい点に注意が必要です。

いずれの防水方法も一長一短があるので、建物の構造や施工箇所の状態、予算などを総合的に考えて選ぶことが大切です。

まとめ

陸屋根はおしゃれで機能的な屋根形状ですが、防水層の劣化には要注意です！

水たまりやヒビ割れなどの劣化サインを見逃さず、早めの点検と対策が大切になります。
ただし、防水工事にもさまざまな種類があるため、建物に合った施工を選ぶことが大切となります。

街の屋根やさんは屋根修理・リフォームはのもちろん、防水工事にもご対応可能です！

陸屋根やベランダ・バルコニーの防水工事をご検討されている方がおられましたら、ぜひお気軽にご相談ください(#^^#)