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平塚市田村にて棟の取り直し工事で漆喰の剥がれと銅線の切れを改善

更新日:2023年12月04日

【施工前】
漆喰の経年劣化

【施工後】
棟の取り直し工事完了

施工内容屋根補修工事、棟瓦取り直し、漆喰工事、漆喰詰め直し、 波板張替

費用66.8万円

ハウスメーカーハウスメーカー不明

台風アイコン棟瓦取り直し漆喰詰め直し

【お問い合わせのきっかけ】


担当:増田


平塚市田村にある2階建て住宅の瓦屋根点検はリフォーム会社様からのご依頼でした。屋根は専門外ということで他の会社様からご相談をいただくことも多いのですが、もちろん街の屋根やさんでは点検・お見積りを無料にて承っておりますのでご安心ください。今回は築年数を考慮し、漆喰補修だけでなく棟の取り直し工事もご提案させていただきましたので、点検の様子から施工状況までをご紹介したいと思います。
平塚市田村にある2階建て住宅の瓦屋根点検はリフォーム会社様からのご依頼でした。屋根は専門外ということで他の会社様からご相談をいただくことも多いのですが、もちろん街の屋根やさんでは点検・お見積りを無料にて承っておりますのでご安心ください。今回は築年数を考慮し、漆喰補修だけでなく棟の取り直し工事もご提案させていただきましたので、点検の様子から施工状況までをご紹介したいと思います。


担当:増田


平塚市田村で瓦屋根の漆喰点検を実施

平塚市田村で漆喰補修点検 大棟の瓦点検

調査にお伺いしたのは大屋根だけではなく下屋と呼ばれる1階屋根もある2階建て住宅です。下屋があることでの状態や経年劣化を確認する事が出来ますが、形状次第では大屋根に梯子をかけられないパターンもあり点検時は慎重に考える必要があります。今回点検と必要に応じた補修方法についてご相談をいただきましたので、早速梯子をかけ大屋根を確認する事といたしました。

一見棟は綺麗に整列し漆喰も綺麗に塗られていました。平瓦にも歪みやズレがなくこれといった問題点は見られません。

隅棟の漆喰劣化 漆喰の剥がれを点検

しかし四方に伸びている隅棟は棟を固定している銅線が切れていること、漆喰が劣化しひび割れが生じ始めていることが確認できました。大棟と隅棟の取り合い周辺には漆喰の剥がれ等も目立ち、放置すると棟の崩壊・雨漏りを招く危険性を感じました。

雪止めに止まった漆喰の破損 駐車場の波板破損

雪止めにも剥がれてしまった漆喰がのっかかっている状態でした。現在は雨漏りもなく正常な状態を維持しているかと思いますが、このままでは棟内部に詰められた土が雨水を吸水したり流出してしまいます。そこで今回は棟の一部分だけ取り直し工事を行い棟の再形成と漆喰補修をご提案させていただきました。

駐車場のカーポート波板も一部破損がありましたのでこの機会に補修を行う事と致しました。街の屋根やさんはお住まいの屋根工事はもちろん駐車場やベランダの波板や雨樋・軒天工事も承っておりますのでお気軽にお申し付けください。

棟取り直し工事を実施

足場仮設工事 棟取り直し工事

棟の取り直し工事では廃材・新規材料(漆喰や下地木材)の搬入も必要なため、危険を感じる場合は足場仮設工事を行うこともあります。今回は剥がれた軒天も見られたため、その場所に合わせ足場仮設工事を行っています。再形成を行う棟は全て取り除いていき残土の撤去・清掃を行います。

既存棟の解体 下地の再形成

その後漆喰と木材で下地を作り直し瓦を綺麗に積み直していきます。棟に使用される瓦はのし瓦と呼ばれる平板の瓦と半月状の冠瓦ですが、昔はのし瓦が多く積み重なっているお住まい程高級・上品というイメージがありました。しかし現在は耐震性の向上が最優先され1段の棟が非常に多くなりました。瓦屋根のメンテナンスを行う際には、こういった耐震性等を考慮したメンテナンスをご検討されるのも良いかもしれませんね。

ちなみに乾式工法とよばれる棟形成工事は、金具と木材を下地に専用の乾式面戸シートを張り雨漏りを防止、その後木材に冠瓦を固定する方法です。漆喰や土を使用しない為従来よりも軽量に仕上げることが可能です。

漆喰の補修工事 波板張替工事

棟の取り直し工事を行った後、取り合い部分にも漆喰を塗り工事は完了です。漆喰は経年によりひび割れ・剥がれを起こしてしまう為、10~15年程度での塗り替えが必要です。その後20~25年程度で棟の崩れも目立つようになる為棟の取り直し工事、25年以降で防水紙が劣化し雨漏りを起こす危険性が高くなるため、葺き直し工事や葺き替え工事を検討する必要があります。瓦はメンテナンスフリーと言われていますが、瓦以外の素材は確実に経年劣化を起こしていきますので、必ず数年ごとに点検を行い必要に応じた補修を行っていきましょう。

足場解体後、駐車場の屋根は安価且つ高耐久なポリカーボネート製の波板で全交換を行いました。従来使用されていた塩ビ製やガラスネットはポリカよりも安価ですが、耐久力に乏しく5年程度で割れてしまう事がありました。その点ポリカは表裏を間違えずに張り替えれば10年以上持つとも言われているため、非常に経済的な素材です。割れが目立ってきた、汚れが酷い等張替えをご検討されている方は是非ポリカへ変更されてみてはいかがでしょうか?

工事を終えて

漆喰の詰め直し工事

棟の取り直し工事は棟瓦の歪みを直すだけでなく棟下地の補修と漆喰補修を同時に行う事が出来ます。また棟を解体した際に平瓦の歪みも改善することが出来る為、瓦屋根には欠かせないメンテナンス方法です。瓦屋根の施工方法・補修方法に関しては少しずつ変化していますので何十年もメンテナンスを行っていないというお住まいは補修を行い、地震や台風等の自然災害で被害を受けないように対策を講じていきましょう。街の屋根やさんは点検・お見積りを無料にて承っておりますので、費用が気になる、乾式工法を行いたい等気になることをお聞かせください。お住まいの状態に合わせて適切な補修方法をご提案させていただきます。

 

 

 記事内に記載されている金額は2023年12月04日時点での費用となります。
 街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
 そのほかの料金プランはこちらからご確認いただけます。

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