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鎌倉市玉縄にて瓦(セキスイかわらU)が傷んだ屋根を金属屋根材を使った屋根葺き替え工事で改善
屋根材の劣化から屋根葺き替え工事を実施
本日は鎌倉市玉縄にて実施いたしました屋根葺き替え工事をご紹介いたします。屋根葺き替え工事は既存の屋根を撤去して新しい屋根を作る工事です。屋根材は防水紙、その下の野地板などが経年によって傷んでしまった場合に行うことも多いですが、屋根の見た目を替えイメージチェンジを狙った屋根葺き替え工事というケースもあります。
今回は屋根材が傷んでしまい、それを改善するために屋根葺き替え工事を行います。
経年でもろくなるセキスイかわらUが使われた屋根
屋根のことはなかなか自分の目で見ることは困難ですが、今回は屋根から屋根材が剥がれた破片が落ちてきて気が付いたそうです(左写真)。実際に点検にお伺いした時も軒下に何個か破片が落ちており、屋根に上がってみるとところどころ白く屋根材が剥がれていることが分かりました(右写真)。
セキスイのかわらUは、1970年から30年以上販売された屋根材で、今でも使用されている屋根があるほど多く使われた屋根材です。販売当時はアスベストが含まれていましたが、健康被害によりノンアスベストに変えて販売されていました。しかし、ノンアスベストのかわらUはもろくて割れやすいというクレームが多く問題を抱えた屋根材です。
金属屋根材「カバールーフ455」を使った屋根葺き替え工事
それでは屋根葺き替え工事の様子をみていきましょう。まずは屋根材を撤去し(左写真)、防水紙を取り付けます。かわらUは通常の瓦やスレートよりも軽量で、屋根カバー工法も可能ですが今回は野地板などの劣化も考慮し屋根葺き替え工事を実施いたしました。
新しい屋根は縦葺きの金属屋根です。カバールーフ455という屋根材です。棟板金や雪止め金具の設置が完了すれば屋根葺き替え工事は竣工となります。(屋根葺き替え工事の詳しい工程についてはこちら)
屋根材が傷んでしまうと、将来的には雨漏りなどに発展して、建物の寿命に関わる壁や柱を傷めることにもなります。そうなる前に屋根を新しくすれば今後も安心してお過ごしいただけます。
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