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相模原市南区東林間にて飛来物で凹みが出来た瓦棒屋根を部分的に屋根カバー工事

【お問い合わせのきっかけ】

点検の様子～大きく凹んでしまった瓦棒屋根

　施設ということもあり、屋根の上には空調設備など様々なものが載せられているようで、すぐにアクセスできるよう梯子が備え付けてありました。ピカピカの金属製の梯子ですから、築年数がそれほど経過してないことが分かります。しかも、近年の流行りのパラペット付きのキューブ型の建物です。

　その瓦棒屋根にはお客様の言ったとおり、大きな凹みが出来ていました。これだけ凹んでいるとなると、下地もダメージを受けていることは確実ですが、それほど深刻なものではないようです。周辺は傷みがありませんので部分的な屋根カバー工法で直せます。

施工の様子～瓦棒屋根へ部分的に屋根カバー工法

　ちょっと分かりにくい画像ですが、下地のかなり凹んでいるようです。下地から既存の屋根が浮いてこないようにビス止めしたところ、かなりの広範囲で凹んでいました。かなり重量があるものが落ちたのでしょう。瓦棒(屋根の凸部)の部分を外すため、棟も一旦、取り外します。

　瓦棒を外したところ、その下の心木が腐食していました。先端は崩れてなくなっている部分もあります。まずは凹んだ部分を板金でカバーしてしまいましょう。板金はお馴染みのガルバリウム鋼板です。左右の幅に合わせて凹状に加工し、釘で固定していきます。

　透湿性のある防水テープで取り付けた板金の端を覆います。心木も腐食した部分は切除し、新しいものを取り付けて、透湿性のある防水テープで覆いました。その上に防水紙を敷いていきます。

　ガルバリウム鋼板を幅に合わせて凹状に加工し、これで屋根カバー工法を行います。凹んだ部分を棟から軒まで覆い、瓦棒を被せて、釘で固定します。色が違うのが目立ちますが、屋根の上なので普段は誰の眼にも触れませんので、問題ないでしょう。

竣工、瓦棒屋根への部分名的な屋根カバー工事

　部分的な屋根カバー工事が完成しました。冒頭の部分で触れましたが、私の実家も強風で近隣の家の瓦が飛来し、瓦棒屋根に穴が開き、防水紙も破れました。瓦棒屋根の利点は部分的に屋根カバー工事ができたり、その部分の鋼板(屋根材)を交換できることです。古臭いとも言われる屋根の形状ですが、こうやって考えて見ると実は様々な知恵が隠されていることが分かります。これで問題も解決し、丈夫な屋根となりました。

　記事内に記載されている金額は2020年08月24日時点での費用となります。
　街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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