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相模原市南区下溝で塗装希望のスレート屋根を調査したところ、塗装不可のパミールが使われていました
屋根の塗装を考えているので状態を見てほしい
相模原市南区下溝にお住いのお客様より、そろそろ屋根塗装工事を考えているので状態の確認と工事提案をお願いしたいとお問い合わせをいただいて、現地調査にお伺いしてきました。
いくつかの業者さんで相見積もりとのことですが、私たちもしっかり状態を拝見してお見積りができればと思います(*^^*)
パミールは塗装してはいけないスレート屋根です
屋根を拝見したところ、パミールというスレート屋根が使われていました。
塗装工事をご希望ということですが、パミールは製品の特性上表層剥離という表面がバリバリに剥がれる劣化を起こすスレート屋根であり、塗装をしても改善することはありません。
塗装だけを生業としている業者さんは仕事欲しさにパミールだろうが何だろうが塗装できると言って塗装してしまいますが、それは住んでいる方のことを一切考えない工事です(;´･ω･)
予算の兼ね合いもあるので難しい部分もあるかと思いますが、パミールであれば塗装を諦めてもうしばらく様子をみるか、葺き替え工事を行うことをオススメいたします。
棟板金が踏まれていました
棟板金にところどころ足跡が付いていました(;´･ω･)
棟板金は0.35mmの薄い板金でできているので、踏めば歪むこともあります。
歪んだ部分は水が留まりやすくなってしまって錆の原因になる場合もあります。
お客様のものを大切に扱えない業者は良い業者と言えるでしょか？
釘が浮いていました
棟板金の釘は経年劣化で写真のように徐々に抜けてきます。
一本や二本が抜けたところで大したことはないですが、あまりに放置すると棟板金飛散などの被害の原因となる場合もあります。
一般的な棟板金の寿命目安は20年程です。
塗装工事の場合でも、棟板金は一緒に交換してしまう方が安心です(^^)/
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