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大和市桜森で台風被害、漆喰の劣化と台風により棟が倒壊してしまいました

更新日:2019年09月12日

大和市桜森にお住まいのI様より、台風後に屋根から瓦が落ちてきたとの事がきっかけで屋根の調査依頼を頂きました。

築30年以上経過しているとのことですが、足場を架けてのメンテナンスは一度もした記憶がないとの事です。

幸い落下した瓦で被害はなかったそうです。

 

落下していたのは冠瓦と熨斗瓦でした

高台に建っており風の影響を受けやすい 落下した冠瓦

 

お伺いしますとI様邸は坂の途中、高台に建てられており風の影響を受けやすい立地でした。

現地にてお話を伺い、屋根に上がる前に落下した瓦がどれかを確認させて頂くと、写真右の丸い冠瓦とその下に通常置かれている熨斗瓦が割れた状態で庭先に落ちていたそうです。

ここだけでは棟の一部という事は分かりますが、どのあたりが崩れているのか分かりません。屋根にあがり場所を特定します。

 

鬼瓦もかろうじて残っている状態

鬼瓦も落下しそうな状態だった隅棟

 

屋根に上がって確認しますと、道路に面した側の隅棟が一部崩れてしまっており、土台の葺き土なども散乱している状態です。

このままですと、なにも固定されていない状態ですので緊急に修繕が必要です。特に道路側に面している事もあり、二次被害の可能性もあります。

 

少し離れてみると危険な状態である事がすぐに分かります 棟瓦の土台には化粧漆喰が使われています

 

崩れた所を少し引いたところです(写真左)。屋根に残っている他の冠瓦も辛うじて残っていてくれている状態です。原因は台風のみと考えがちですが他にも原因はあります。

土台に使われている化粧漆喰が剥がれて中に雨水が入り込んでしまい、表面に苔やカビが生えてしまっていました(写真右)。

漆喰は瓦同士の接着としての役目もあり、漆喰が意味を成さなくなると瓦同士の固定が崩れ歪みに繋がります。歪んだままにしてしまいますと、そのうちに正常に棟が固定できなくなってきて今回の様に台風が来ていなくても棟が崩れてしまいます。陶器瓦の屋根は長持ちで丈夫なのですが、土台に使われる漆喰は定期的なメンテナンスが必要です。

今回は他の部分も今後同様な状態になる事も十分予想できるために、崩れた部分だけではなく全ての棟の修繕として、棟取り直し工事を行う事となりました。

歪んでいる棟は雨漏りを引き起こす事もあります。雨漏りする前に定期的にメンテナンスをし建物を守りましょう。

 

 記事内に記載されている金額は2019年09月12日時点での費用となります。
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