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大和市下鶴間にて強風の影響で棟板金を固定する釘が外れ飛散しそうになっていた為に棟板金交換工事を行いました
【施工前】
【施工後】
施工内容棟板金交換
築年数20年
平米数22.5m
施工期間1日
使用材料ヨネキン グレー
費用18.1万円
ハウスメーカー地元工務店
【お問い合わせのきっかけ】
担当:新海
屋根の雨仕舞として、屋根材がぶつかり合う所には必ず「棟」が設置されております。今回はその棟に不安を抱えていらっしゃった大和市下鶴間にお住まいのO様より、棟についてご相談を頂きました。
2019年の令和元年東日本台風以降、訪問業者によく屋根の事に関して指摘される事が多くなり気にはされていたようです。しかし、ご自分で見える範囲で屋根を見ても異常もなく雨漏りもしていない為にしばらく放置されていたそうです。ただ、また大きな台風が来る前に一度専門家に見てほしいとネットで屋根専門で業者を探されていた所に街の屋根やさんを見つけ、ご連絡頂きました。
現地調査にお伺いさせて頂きますと、こちらのお住まいの屋根は切妻屋根と方形屋根が合体している様な形状、さらに屋根裏に採光を設ける為によく見られるドーマーがある複雑な屋根の形状をしておりました。
指摘されていたという棟をよく見ていますと、屋根の斜めに降っている場所に取り付けてあります隅棟の先端付近に釘が落ちていました。すぐ横の棟をよく見てみますと固定する為に打たれているはずの釘が抜けている箇所があり、きちんと棟板金が固定できていない状況でした。棟が少し浮いてしまっており、角度を変えると内部の貫板が見えてしまう程です。築年数も20年近く経過しているとの事でした。今回は本当に交換しなければいけない状況とは知らなかった事もあり、雨漏りや近隣への二次被害の事を考慮し、棟板金交換工事だけ行っておくお話となりました。
緊急事態宣言は解除になりましたが、コロナ禍におちて街の屋根やさんでは引き続きソーシャルディスタンスやこまめな消毒、マスク着用の徹底をし、お客様に安心して調査のご依頼や工事のご用命を頂ける環境つくりに努めてまいります。
2019年の令和元年東日本台風以降、訪問業者によく屋根の事に関して指摘される事が多くなり気にはされていたようです。しかし、ご自分で見える範囲で屋根を見ても異常もなく雨漏りもしていない為にしばらく放置されていたそうです。ただ、また大きな台風が来る前に一度専門家に見てほしいとネットで屋根専門で業者を探されていた所に街の屋根やさんを見つけ、ご連絡頂きました。
現地調査にお伺いさせて頂きますと、こちらのお住まいの屋根は切妻屋根と方形屋根が合体している様な形状、さらに屋根裏に採光を設ける為によく見られるドーマーがある複雑な屋根の形状をしておりました。
指摘されていたという棟をよく見ていますと、屋根の斜めに降っている場所に取り付けてあります隅棟の先端付近に釘が落ちていました。すぐ横の棟をよく見てみますと固定する為に打たれているはずの釘が抜けている箇所があり、きちんと棟板金が固定できていない状況でした。棟が少し浮いてしまっており、角度を変えると内部の貫板が見えてしまう程です。築年数も20年近く経過しているとの事でした。今回は本当に交換しなければいけない状況とは知らなかった事もあり、雨漏りや近隣への二次被害の事を考慮し、棟板金交換工事だけ行っておくお話となりました。
緊急事態宣言は解除になりましたが、コロナ禍におちて街の屋根やさんでは引き続きソーシャルディスタンスやこまめな消毒、マスク着用の徹底をし、お客様に安心して調査のご依頼や工事のご用命を頂ける環境つくりに努めてまいります。
担当:新海
【現地調査時の様子】
現地調査時の様子です。O様邸は隣家との距離が非常に近く、足場を架けるのが困難になるであろう立地でした。その屋根に上がりますと複雑な屋根形状になっておりました。切妻屋根の母屋下がり、谷ドーマーまであり板金の継ぎ目も多数あり、適切なメンテナンスをしておりませんと雨漏りしやすいと推測できる屋根形状です。シンプルな屋根ほど雨漏りしにくいのです。
2019年の台風以降、訪問業者に度々指摘されていた屋根を詳しく見ますと、まずすぐにわかりますのが全体に見受けられる経年による汚れです。黄色い苔が日当たりの悪い北面を中心に広がっている様子が写真からでも分かります。
気になる点を見つけました。屋根をくまなく歩いて調査をしておりますと、斜めに降っている所に取り付ける「隅棟」の先端近くの屋根上に釘が落ちていました。こちらは棟板金という屋根材同士がぶつかり合う場所に被せ雨仕舞としてある棟板金を固定する為の釘です。棟板金内部にあります下地に向けて打ちこんであるものですが強風や台風の影響、もしくは経年劣化の影響でしょうか。抜けて屋根上に落ちていたのです。他にも指先が簡単に入り込んでしまう程浮いてしまっている箇所もあり、まともに固定されていない箇所が多い事が確認できました。
今後、このままの状態で強風や台風が来た際、こちらの棟板金が飛散し二次被害が心配になります。それでは施工の様子です。
【施工の様子】
まずは既存の棟板金の撤去作業から始まります。釘抜きを使って棟板金側面に打たれている釘を抜き、まずは下地木である貫板から被せてある棟板金を外します。外していくと下地の状態があらわになりますが、どこを見ても雨水の染み込みが多く黒ずんで腐食している所が多い事が確認できます(写真右)。調査時に釘が屋根上に落ちていた事からこのような状態かもしれないと推測はしておりましたが、この時期に施工ができて良かったのではないでしょうか。この状態では他に釘が抜け始めてきちんと固定ができなくなった棟板金は強風や台風がぶつかると飛散する可能性がございます。
飛散した棟板金が近隣のお住まいや通行人に当たってしまったりなどの二次被害を引き起こしてしまう前に交換工事をしましょう。おおよそメンテンナンス時期としてましては立地や環境にもよりますが15年前後を過ぎたら交換する事をお勧め致します。
【雨水が廻り腐食していた貫板を撤去、清掃】
その後O様邸の複雑な屋根の棟板金を全て撤去し、それからは野地板へ打ち込んである貫板そのものを撤去致します。慎重に作業しませんと撤去する際に化粧スレートが割れてしまったりする事もございます。今回の施工は足場を架けずに行いましたので、普段よりも安全に気を使いながらの作業となり慎重に作業を行いました。
O様邸は今後隣家の方とも相談して足場を架けての外装工事を検討するとの事でした。自宅の敷地内だけで足場が納まらない場合、越境してしまう立地にお住まいの場合は近所の方とリフォーム時期を相談して越境する前提で足場を架けて同時期に施工をするといいでしょう。
【新規貫板取付】
既存の貫板を撤去し清掃、廃材を屋根から下したら新しい貫板をSUSビスを使用し野地板へ固定致します。踏ん張りながらですとズルズルと滑ってしまうので慎重にビスを打ち込みます。切妻屋根などの棟が直線だけで納まっている屋根の場合はそこまでではないのですが、寄棟や方形屋根や今回のO様邸などの複雑な形状の屋根の場合は屋根の上で貫板をカットしながらの取付となります。木くずなどの細かい汚れで足を滑らせないように清掃しながらの作業となりますので、時間がかかってしまいます。それでも無事に貫板の取付が終了しましたので、棟板金の取付の工程に移ります。
【棟板金取付、取合いシール施工】
屋根の下がっている所に取付る隅棟の先端に、まずは剣先を取り付けます。その後棟同士がぶつかり合う所までは板金を重ねて取り付けてゆきます。その際に棟板金の重なりには必ず隙間が生じてしまいます。そこから雨水が侵入しないようにシーリングを打っておき、雨水の侵入を防ぐ雨仕舞の加工を行っておきます。これは板金の重なり合う場所だけではなく、板金がぶつかり合う場所にも同様に継ぎ目が出来てしまいますので、同様にシーリングを打っておきます。
シーリングも永久にもつものではありませんので、定期的にシーリングが切れていないか点検する必要がございます。
複雑な形状の屋根でしたが無事に棟板金の取付工事が終わりました。
【棟板金交換工事、竣工】
大和市下鶴間O様邸の棟板金交換工事が無事に竣工となりました。複雑な屋根形状でしたが無事に取付が完了し棟からの雨漏りの心配はなくなりました。また、強風が当たったとしても下地が新しくなっており、また固定には釘ではなくSUSビスを使用している為に、耐えてくれるでしょう。街の屋根やさんの棟板金交換工事ではSUSビスでの固定が標準施工となっておりますので安心していただけます。
棟板金交換工事では目に見える板金だけではなく、下地である貫板も全て新しくする事に意味があるのです。金額が安いからと下地の貫板を交換せずに棟板金だけの交換を進めてくる業者には注意しましょう。特に目視が出来ない部分の施工を行うため、信頼できる業者選びが必要です。
この度はご利用いただきまして誠にありがとうございました。
記事内に記載されている金額は2021年10月22日時点での費用となります。
街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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工事を行ったO様のご感想をご紹介いたします
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