HOME > 施工事例 > 大和市深見にて雨漏りしていたトップライトを撤去しコロニアルN.....
大和市深見にて雨漏りしていたトップライトを撤去しコロニアルNEOと呼ばれるスレート屋根にスーパーガルテクト(Sシェイドブルー)で屋根カバー工事
【施工前】
【施工後】
施工内容屋根カバー工法、 トップライト撤去、塞ぎ
築年数13年
平米数約56.9㎡
施工期間4日間(足場工事を除く)
使用材料IG工業 スーパーガルテクト 色:Sシェイドブルー
費用113万円
保証8年
ハウスメーカー地元工務店
【お問い合わせのきっかけ】
担当:新海
大和市深見にお住まいのT様より、「強風が過ぎ去った後に、庭先に自宅の屋根材かわからないが破片が落ちているので、自宅のものか調査してほしい。」と屋根点検のご依頼がございました。詳しくお話をお伺いしますとT様邸はまだ築13年程のお住まいで、そろそろ外装のリフォームを検討し始めていたとの事でした。そこへ庭先に見慣れない破片が落ちている事に気付き、何なのかを調べられた所化粧スレートと呼ばれる屋根材の破片という事が判明、もしや自宅の屋根のものではと、心配になられお問い合わせを頂きました。
屋根に上がる前に落ちていた破片を確認しますと確かに化粧スレートが割れたであろう破片でした。まだこの時点ではT様邸のものかは確定できない為に屋根に上がってみました所、ケラバ付近の化粧スレートが割れてなくなっておりました。落ちていた破片を持って屋根に上がっていた為に、屋根の上に破片を置いて経年での劣化具合や色を確認したところT様邸の物で間違いありませんでした。
その後に屋根全体の調査をしてゆくと、全体的にクラック(ひび割れ)が縦や横に多く入っている事に気付きました。これはアスベスト規制が入る前に製造販売されていたクボタのコロニアルNEOによく見られる劣化の仕方です。もともと脆弱な上、クラックが入りすぎてしまう化粧スレート屋根材で塗装をしても無意味になってしまう化粧スレートのうちの一つです。また他にも天窓からの漏水も確認できました。
屋根材がT様邸のものであった事や、使われている化粧スレートがコロニアルネオであった事、またトップライトから雨漏りしている事をT様にご説明し、工事内容のお打合せをさせて頂いた所、天窓は必要なくなったので、できれば撤去してほしいとのご要望がございましたので、今回は雨漏り原因となっていた天窓の撤去をしてそちらを塞ぎ、今後雨漏りしないように早期に屋根カバー工事をする運びとなりました。
私たち、街の屋根やさんでは新型コロナウィルス感染拡大防止の為、ソーシャルディスタンスやこまめな消毒、マスク着用の徹底に努めてまいります。
屋根に上がる前に落ちていた破片を確認しますと確かに化粧スレートが割れたであろう破片でした。まだこの時点ではT様邸のものかは確定できない為に屋根に上がってみました所、ケラバ付近の化粧スレートが割れてなくなっておりました。落ちていた破片を持って屋根に上がっていた為に、屋根の上に破片を置いて経年での劣化具合や色を確認したところT様邸の物で間違いありませんでした。
その後に屋根全体の調査をしてゆくと、全体的にクラック(ひび割れ)が縦や横に多く入っている事に気付きました。これはアスベスト規制が入る前に製造販売されていたクボタのコロニアルNEOによく見られる劣化の仕方です。もともと脆弱な上、クラックが入りすぎてしまう化粧スレート屋根材で塗装をしても無意味になってしまう化粧スレートのうちの一つです。また他にも天窓からの漏水も確認できました。
屋根材がT様邸のものであった事や、使われている化粧スレートがコロニアルネオであった事、またトップライトから雨漏りしている事をT様にご説明し、工事内容のお打合せをさせて頂いた所、天窓は必要なくなったので、できれば撤去してほしいとのご要望がございましたので、今回は雨漏り原因となっていた天窓の撤去をしてそちらを塞ぎ、今後雨漏りしないように早期に屋根カバー工事をする運びとなりました。
私たち、街の屋根やさんでは新型コロナウィルス感染拡大防止の為、ソーシャルディスタンスやこまめな消毒、マスク着用の徹底に努めてまいります。
担当:新海
【調査時の様子】
さっそく現地調査にお伺いしますと、T様邸は「片流れ」と呼ばれる棟から軒先へと、一方向だけに勾配がついている屋根でした。
さっそく今回のお問い合わせのきっかけになった庭先に落ちていたという化粧スレートの欠片を見させて頂きます。緑色の化粧スレートの様です。(写真右)
これがT様邸のものかどうかを確認するため、また他にも屋根が傷んでいないかの確認も含め屋根に上がらせて頂きました。
T様邸の屋根は勾配、屋根の角度が約30度ある6寸勾配の屋根になっておりました。
もともとは緑色に近い色だったように見える屋根ですが、経年で表面のコーティングが薄れている影響で雨水を吸ってしまっており、表面にカビが生えている所が多く散見されます。また、クラック(ひび割れ)も横や縦に多く見つかりましたが、こちらはノンアスベストスレートが販売され始めた頃によく使われていたクボタのコロニアルNEOと呼ばれるスレートです。塗装が無駄になってしまう化粧スレートの内の一種です。
スレートは本来、おおよそ8年~10年程で塗装でのメンテナンスが必要な屋根材です。美観の回復もそうですが、防水性能をもっていない屋根材ですので塗装で補う事が必要です。防水性能が失われてしまうと、写真のように雨水を吸い屋根材が弱ってしまいます。
また、庭先に落ちていた化粧スレートの欠片も持って屋根に上がっておりましたので全体の点検を始めます。すると、ケラバと呼ばれる役物近辺の化粧スレートが縦に割れており、部分的になくなってしまっておりました。落ちいていた欠片を合わせてみますと色味や劣化が具合が一緒で、T様邸にの屋根材が落下していたのは間違いないようです。
また調査中に気になりましたのは明り取りであるトップライト(天窓)が設置されております。こちらも耐用年数が決まっており、メンテナンスがされていないと雨漏りに繋がる箇所ですのでこの機会にしっかりと点検してみます。
通常どのメーカーのトップライトでも、枠とガラスの取合いには隙間が出来てしまうためにパッキンやコーキングが打たれており隙間から内部へ雨水が入り込まないようになっておりますが、T様邸のトップライトを確認してみますとその取合いの部分に打たれていたコーキングが紫外線等の過酷な屋根の環境に一年中にさらされている影響で、切れてしまっておりました(写真左)。
手持ちのカッターの先端部分を当ててみますと抵抗もなくスッと入り込んでしまいます。これを踏まえ室内へ雨漏りしているのではと思い、屋根の調査を終えた後に室内へ上がらせて頂き、トップライトが設置されているお部屋を見させて頂いた所、既にクロスが雨水を吸っておりグローブを外して直に手で触ってみますとここ数日雨が降っていなかったのにも関わらずかなり湿っておりました。
【施工中の様子】
屋根カバー工事は最初に既存の棟板金の撤去や雪止め金具の切断作業などを行い下地調整をしてから防水紙、ルーフィング敷設を行いますがT様邸でのカバー工事ではまずはトップライトの撤去、またその後の塞ぎ工事が一番最初に行う作業になります。
トップライトの撤去には既存の化粧スレートを何枚も撤去し、トップライトを外せるように段取りしなければなりません。何枚も化粧スレートを撤去してゆくと、緑色のルーフィングが見えてきます。こちらは田島ルーフィングのPカラーと呼ばれるルーフィングで新築現場でよく見かけます。
改修で主に街の屋根やさんで使用する、またはご提案させていただくルーフィングは約20年以上心配なく使用いただけるものだけです。せっかくの屋根工事、ルーフィングの性能にもこだわりたいものです。
こちらはトップライト廻りに設置されている水切り等の板金も撤去しようやく二人がかりでトップライトを撤去した直後の様子です。室内の様子が分かります。
この時に室内側へ廃材が落下してしまうために、先行して室内には養生をしておきます。この後は新しく用意した構造用合板をこちらを塞ぐために加工致します。
加工し、塞いだ所です。この後に防水処理を施し用意した新しい化粧スレートを差し込み固定し、塞ぎ作業の完了です。今回の工事の大きな山場はここでしたので、ここまで何事もなく無事施工が進み一安心です。
それではいよいよ屋根カバー工事が本格的に始まります。
【下葺きと役物の設置】
屋根カバー工事は既存の屋根の上にルーフィングを敷設するところから始まります。これと同時に軒先の水切りといったガルバリウム鋼板製の役物も設置してゆき、軒先から棟へルーフィングを敷設してゆきます。
今回使用するルーフィングは田島ルーフィングの「タディスセルフ」です。通常のルーフィングは既存の屋根の上に転がしながら敷設し、釘で既存屋根を貫通させながら野地板に固定致します。ただ、T様邸の屋根のように傷みが進みクラックが多く出ているような屋根に極力必要ない孔は開けたくないものです。
そこで、釘で固定ではなく自ら溶着し食いついてくれる粘着性のルーフィングが今回使用するタディスセルフの特徴です。敷設してすぐには屋根にはくっつかずにおおよそ2~3時間で屋根につかむように食いついてくれます。釘穴シール性に優れている為に屋根カバー工事には最適なルーフィング材です。
また屋根の端から端まで転がし、一列終わったらまた一列と重ねて敷設してゆきますが、気を付け粘らないのが重ねる部分です(写真右)。ルーフィング同士を10センチ以上重ねて敷設し、雨漏りリスクに備えておきます。
軒先から片流れ屋根の棟までルーフィング敷設、役物の設置が完了しました。
6寸の急勾配での作業になった為に時間はかかりましたが、スーパーガルテクトを葺き始める前の準備は万端になりました。それでは次はスーパーガルテクト本体の設置に移ります。
【スーパーガルテクト設置】
IG工業のスーパーガルテクトは幅約3m程で一箱に6枚梱包されております。現場に搬入する時、一般的な戸建て住宅の屋根であれば13箱から15箱ほどを現場で使用する為にある程度のスペースの確保が必要です。ガルバリウム鋼板は化粧スレートに比べるととても軽量ですが、いざこの一箱を持ち上げるとなると結構な重さになります。
梱包をばらし屋根に上げて段取りをしているのが写真右となります。電動カッターや板金バサミを使用してスーパーガルテクトを加工、切断してゆきます。
まずは軒先、雨樋が設置されている所へ引っ掛けるように最初の列を設置してゆきます。
ちょうど二列目と三列目に雪止め金具を設置しておきます。あまり雪が降らない所にはいらないのではと思われるかもしれませんが、万が一に備えておかなければなりません。
雪止め金具を設置しない場合、もし大雪が降った場合に雨樋にのって破損させたり、自宅やお隣のカーポートを破損させたり、通行人の方へなど物的や人的に被害を出してしまう可能性がある為に、あまり注目されないかもしれませんが、雪止め金具は重要な役物です。
左から右へと、ジョイント部分は嵌合させながらスーパーガルテクトが葺かれてゆきます。上下の重なり部分も嵌合する為にがっちりと固定できます。
【役物納め、本葺き完了】
最後にT様邸は片流れの途中が出っ張っているような特殊な納めになっていた為に片流れの棟を設置しながら同時にケラバも設置しなければなりませんでした。
少々手間がかかる納めになりましたがここもしっかりと職人さんに屋根の上で板金を加工してもらい、無事に納まりました。
スーパーガルテクト葺きの完了です。よく片流れ屋根は強風や台風時などに棟部分が築年数関係なく被害に遭われてしまっているお住まいも多いために、片流れ部分の納めもしっかりと行い確認致しました。吹き上げる風が隙間に入る様に新築時は施工されている事が多いのですが、しっかりと破風板にステンレスビスで固定している為に安心です。
【屋根カバー工事、竣工】
大和市深見T様邸のスーパーガルテクト(Sシェイドブルー)を使用した屋根カバー工事が無事完了となりました。雨漏りの要因になっていたトップライトを撤去し、元々設置されていなかった雪止め金具を設置し葺きあがった様子です。金属屋根材を用いた屋根カバー工事の概算の目安ですが、税込8,800円/㎡~承っております。立地や屋根の形状などによって金額は変動致しますのでご了承ください。
防水性能が失われて苔やカビ、黒ずんでいた化粧スレートに綺麗なSシェイドブルーのスーパーガルテクトが映えます。
完成後にT様に屋根全体がどうなっているか確認したいとの事で、ドローンでの撮影を行いました。あいにく撮影日は風が少し吹いており、近くにある木々が揺れて屋根に影がおちてしまいましたが、全体が綺麗になっている事にT様も感動されておりました。
今回使用しましたIG工業のスーパーガルテクトは、Sシェイドブルーのほかにもブラック、ブラウン、グリーン、チャコール、ワインレッドと計6色からお選び頂けます。金属屋根ですが表面に意匠が施されている為、高品質と一目でわかる屋根材となっております。今後はこのドローンを用いての点検、アフターメンテナンスでお伺いさせて頂きます。
この度はご利用いただきまして誠にありがとうございました。
記事内に記載されている金額は2022年07月07日時点での費用となります。
街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
そのほかの料金プランはこちらからご確認いただけます。
工事を行ったT様のご感想をご紹介いたします
T様のアンケート
【工事前】
【工事後】
T様のアンケートを詳しく見る→
関連動画をチェック!
工場・倉庫の屋根修理は屋根カバー工法がお得!【街の屋根やさん】
今回の記事で登場した工事やお住まいのトラブルに関連する動画をご紹介します!
こちらの動画では、工事の内容やお住まいのトラブルの対処方法などをより詳しく説明しています。
お役立ち情報が満載ですのでぜひご覧になってみてください。
このページに関連するコンテンツをご紹介
【特徴】成形加工で表情を出し、焼付け塗装を行って色付けしたものです。瓦に比べ軽量です。新築時の塗装耐久性能は7~8年と言われています。【メンテナンス】外的要因によるズレ、割れ、浮きが生じる可能性があります。折部・留部の金属の板金は強風や台風で浮かされやすいのが特徴です。塗装が7~8年経…続きを読む
あなたの近くの街の屋根やさんはこちら
街の屋根やさんは神奈川県以外にも東京都、千葉県などでも屋根工事を承っております。日本全国に展開中ですので、貴方のお住まいの街の屋根さんをお選びください。
このページと共通する工事内容の新着施工事例
大和市と近隣地区の施工事例のご紹介
同じ工事のブログ一覧
点検・調査・お見積りなど無料で承ります!お気軽にお問合せ下さい!
お電話でのお問い合わせは
通話料無料
0120-989-936
8時30分~20時まで受け付け中!