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横浜市神奈川区にて台風によるアルミ製シームレス雨樋の破損調査
本日は横浜市神奈川区にお住いのA様より、「台風の影響で雨樋が折れてぶら下った状態なので対処をしてほしい」とのご相談を頂きました。A様宅の雨樋（軒樋）は、つなぎ目なしのシームレスタイプです。強風で外れてしまったが、飛ばされはせず、途中で折れてぶら下った状態のままです。飛散は免れたものの、風が吹くとぶら下った樋が外壁に当たり、音がすごいとの事です。そこで簡易的に固定をした様ですが、落下の恐れもあり、早急に対処を望んでおられます。
「台風の影響で変形した軒樋」
シームレスタイプはつなぎ目が無く、ほぼ直線のデザインで軒先をすっきりさせる印象を与えます。成型機を用いて現場で加工することもあり、特注になります。A様宅の破損した軒樋を修理するには軒一本を取り外し、改めて加工・施工する必要がございます。軒一本で１０メートル以上はあります。取付には作業用の足場も必要ですのでそれなりのコストと時間が掛かります。
このままの状態では危険も伴いますので、A様の許可をいただき、破損部分を切断・撤去いたします。アルミタイプで軽い様に思われますが、一般住宅で使用される雨樋より一回り大きいタイプで、重さもそれなりにございます。改めての強風などで外れて飛散しする恐れもあります。作業用の足場も無く、軒一本を取り外す事は困難ですが、折れ曲がって変形した箇所から、アルミ用のはさみを使用して取り外しました。
シームレスタイプの雨樋は途中からつなぐことが出来ないこともあり、今回のような被害での復旧はやや大変です。A様は特にシームレスにはこだわっていない様ですので、大きさが同じタイプの一般的な樋を使用しての施工のご提案もいたしました。風害との事もあり現状復旧には火災保険を適用しての工事が行えます。今後のメンテナンスや安全面も考慮に入れ、どの様に復旧（交換）するか、これから打ち合わせていきたいと思います。
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