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横浜市磯子区洋光台にて強風により棟板金が飛散してしまった原因は貫板の経年劣化にありました

更新日:2020年8月6日

 横浜市磯子区洋光台にお住まいのK様より、どうやら自宅屋根の板みたいな物が一部なくなっているようだとの事でどうしたらいいかとご相談がございました。ご近隣の方が洗濯物を干しにバルコニーに出た際にK様邸の屋根の異変に気付き教えてくれたそうです。ただ、雨漏りもしていないし数年前に塗装のメンテナンスもされているとの事。一部がなくなっているとは何かを調べる為現地調査にお伺いいたしました。

 緊急事態宣言は出ておりませんが未だに収まる気配がないコロナウィルスの影響がございますが、街の屋根やさんでは引き続き対策を講じて現地対応にあたらせて頂いておりますのでご安心ください。

 

屋根からなくなっていたのは棟板金でした

寄棟屋根の隅棟板金の飛散

 

 K様邸の屋根に上がらせて頂きすぐに目に入りましたのは、写真の様に棟板金が飛散し貫板(ぬきいた)と呼ばれる下地木があらわになってしまっている様子です。こちらが強風時、または経年劣化により飛散してしまったのでしょう。最後に屋根から下りて庭先を見て見ましたら棟板金が落下しておりました。

 K様邸の屋根は寄棟と呼ばれる四面から構成される屋根の形状です。今回飛散した棟板金は隅棟と呼ばれる、屋根の一番高いところに設置してある大棟から隅へと下っている棟の事を指します。大棟と隅棟部の継ぎ目を見ますと、まるで紙が千切れたように捲れてしまっています。

 

棟板金が飛散してしまう理由は思いのほか多いのです

貫板の腐食は棟板金の飛散に繋がる 飛散した所からルーフィングが見えますが雨水を吸って変色し傷んでおりました

 

 棟板金が飛散した所をじっくり見てみましょう。貫板が雨水や湿気等の影響で腐食し黒ずんでいる様子が窺えます。新築時、そのほとんどのお住まいの棟板金の固定方法は、貫板へ向けて板金を釘で打ち込んで固定している事が多く見受けられます。その施工方法自体は問題ありません。しかし、内部の貫板が腐食してしまいますとその釘が抜けかかり浮いてきます。そこへ強風があたりますとさらに釘の浮きが進みます。また、浮いた釘から内部へ雨水も伝わります。悪い流れは止まりません。一度雨水を吸い始め腐食が進んでしまった貫板は交換が必要なのです。

 板金が飛散した所から化粧スレートの端部やルーフィングも見えます。本来保護されているべき建材があらわになっておりますので本来の姿に戻す必要がございます。傷んでしまっては雨漏りに繋がる事もございます。写真右には野地板と呼ばれる下地に向かって貫板を固定する為に釘が打ち込まれておりますが、そちらの釘頭も赤錆が相当前から起きている様子が窺えました。

 

棟板金にもコーキングは使われている 釘が浮いている箇所が多く散見される場合は交換工事が必要

 

 飛散している以外の棟板金も見てみる事に致しました。ちょうど飛散している反対側の棟板金の継ぎ目、重なり部には隙間が大きく出来てしまっています。本来であればここにコーキングが打たれておりその隙間を埋め、内部へ雨水が入り込むのを防いでくれます。また、釘が浮いている箇所も多く散見されます。

 今回は飛散した部分の応急的な部分修繕よりも、全体的な棟板金の傷みが確認できたためにK様にご報告し今回はお住まい全体の棟板金交換工事のご提案をさせて頂きご用命頂きました。塗装でのメンテナンスでは表面は綺麗になりますが、内部の貫板の劣化は元通りにはなりません。どんな屋根材でも棟は必ずメンテンナンスする必要がございます。たとえ釘が一本しか浮いていなかったとしても、飛散してしまう事もございます。

 私達、街の屋根やさんではお客様の心配や不安を取り除くのはもちろんですが、きちんとそうなってしまった理由をご説明し、工事内容に納得いただけるようご提案させて頂いております。屋根のリフォームは街の屋根やさんへお任せください。

 

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