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鎌倉市岩瀬にて軒天調査、腐食した軒天の原因は建物以外にもある場合があります

更新日:2019年06月15日

軒天が傷み、白い表面に茶色く腐食した跡があるのがきっかけで鎌倉市岩瀬にお住まいのO様より調査の依頼を頂きました。

軒天はベニヤ板やケイカル板が使用されておりますが、屋根や外壁と同じくメンテナンスが必要です。

屋根の端、軒にありますのでもし屋根が傷み雨漏りしている場合などに、軒に雨水が溜まりやすく、その結果軒が腐食します。

 

平屋でお庭も広く屋根も外壁も金属が使われお住まいでした

軒天の継ぎ目が全て腐食し茶色く変色している様子

 

お伺いすると、平屋で敷地も広く綺麗なお住まいでした。ただし、軒天だけは違い写真の赤い丸で囲んでいる箇所は全て軒天の継ぎ目ですが、白い表面が茶色く変色してしまっています。

軒の出があると、雨が降っても外壁に雨水が伝わりにくくなるメリットがあります。ただ現在の新築ではあえて軒を出さないデザイン重視の建物も作られています。

それでは傷んでいる軒天を細かく見てみる事にします。

 

雨水を吸い込みすぎて軒天が剥がれている様子

継ぎ目に濁った雨水を吸い込んだ影響で茶色くなってしまっていまs 建物の奥行は10m以上、北側の全ての軒天継ぎ目が雨水を吸い込んでいます

 

こちらは北側、日当たりが悪く通常どのお住まいも水はけが悪いというお悩みがある側です。

玄関先から裏手までの軒天全ての継ぎ目に写真の様な茶色い染みが、軒天継ぎ目に必ず見受けられます。

木造住宅では破風板に木が使われており、そちらが水を吸って傷んでくるとそこから水を吸って内部に浸透してしまい、結果近くの軒天が腐食するなどありますが、こちらのお住まいは元々が板金仕様ですので、破風板の腐食による影響はありえません。ではどこから雨水が入り込んでいるのか。屋根に上がって見る事にします。

 

緩い勾配に金属屋根、縦葺きなので雨仕舞はいいほうですが、軒先に設置してある雨樋全面に落ち葉や泥が溜まってしまっており、降雨時に雨があふれて軒から水が建物内に入っている可能性があることがわかりました。 雨樋から視線を上げるとそこには今は空き家になっている敷地内に木々が多くありました

屋根は緩い勾配でおよそ1.5寸ほどの勾配で立平葺きで金属屋根が使われていました。

その先の軒天の真上、雨樋を見てみると写真左の様に落ち葉で埋まってしまっています。

これでは雨が降る度に下水管に水が流れる前に水が雨樋からあふれてしまい、軒先から建物内にあふれた雨水が入り込んでしまっている可能性がございます。

なぜここまで落ち葉が溜まるかと調べようと視線を上げると、そこにはお隣の庭の木々が目に入りました。どうやら相当前から空き家で庭木の手入れはされていないそうでした。

こちらの木々からの落ち葉が溜まりにたまり、雨樋を埋め尽くしているのだと思われます。

今回はまずお隣の方に、影響を受けているとのお話をされた方がいい旨を説明し、軒天補修工事を行う事となりました。

 

お住まい自体にはあまり問題はありませんでしたが、緩い勾配と雨樋のつまりの複合が軒天の腐食に繋がったと思われます。

軒天も手をかけずに放置しておくことは不可能です。いずれ傷みが出てきますので大きな修繕が必要になる前に定期的にメンテナンスをしておきましょう。

 

 

 

 

 記事内に記載されている金額は2019年06月15日時点での費用となります。
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