大和市下鶴間で令和元年東日本台風の影響でズレたセメント瓦を、棟瓦取り直し工事で元に戻しました

HOME > 施工事例 > 大和市下鶴間で令和元年東日本台風の影響でズレたセメント瓦を、.....

大和市下鶴間で令和元年東日本台風の影響でズレたセメント瓦を、棟瓦取り直し工事で元に戻しました

更新日:2020年09月18日

【施工前】

【施工後】

施工内容棟瓦取り直し

築年数21年

平米数4.7m

施工期間1日

使用材料シルガード(黒)

費用19.7万円

ハウスメーカーハウスメーカー不明

足場アイコン火災保険アイコン台風アイコン棟瓦取り直し

【お問い合わせのきっかけ】


担当:佐々木


 屋根に使用する瓦には色々な種類があります。和瓦や洋瓦は形状に違いがあり、和瓦を使用すると日本風の外観になります。また、洋瓦を使用するとヨーロッパ風の外観になります。和瓦や洋瓦以外にも色々な形があるので、建物のデザインによって選ぶことが出来ます。
 瓦には形やデザイン以外にも違いがあります。それは造られている材質です。瓦を造っている材質でも選ぶことが出来ます。大和市下鶴間にお住いになられているE様のお宅の屋根では、セメントで造られているセメント瓦と呼ばれる屋根材を使用しておりました。一時期瓦のような重厚感を持ちながら、瓦よりも軽量かつ色も豊富ということで需要がございました。
 しかし、現在では生産しているメーカーが1社も無く、現在屋根に使用しているセメント瓦が割れてしまったら、交換する同じセメント瓦が無い状態にあります。瓦1枚の大きさは商品やメーカーによってそれぞれ違いますので、どれでも交換可能という訳ではございません。なのでご使用されているセメント瓦をこれからも使用していくのならば、割らないように維持していかなくてはなりません。
 大和市下鶴間E様のお宅のセメント瓦は、令和元年東日本台風の影響により棟がズレてしまいました。本来であればしっかりと固定されているのでズレたりはしませんが、築年数の経過と共に固定力も低下していきます。固定力が低下しているところに風圧のある台風が通過すると、瓦が飛散したり倒壊したりしてしまうのです。
 屋根面の頂上にあたる棟に使用されている瓦がズレておりました。この部分を直すためには、棟瓦取り直し工事を行う必要がございました。瓦自体の固定力が上昇し、詰め物も新しくすることが可能である棟瓦取り直し工事で破損した棟を元に戻しました。
 新型コロナウイルス(covid-19)の影響により、ウィズコロナやアフターコロナと呼ばれるようになりました。街の屋根やさんでは、マスク着用やソーシャルディスタンスなどの対策を講じており、これからも行い続けて参ります。
 屋根に使用する瓦には色々な種類があります。和瓦や洋瓦は形状に違いがあり、和瓦を使用すると日本風の外観になります。また、洋瓦を使用するとヨーロッパ風の外観になります。和瓦や洋瓦以外にも色々な形があるので、建物のデザインによって選ぶことが出来ます。
 瓦には形やデザイン以外にも違いがあります。それは造られている材質です。瓦を造っている材質でも選ぶことが出来ます。大和市下鶴間にお住いになられているE様のお宅の屋根では、セメントで造られているセメント瓦と呼ばれる屋根材を使用しておりました。一時期瓦のような重厚感を持ちながら、瓦よりも軽量かつ色も豊富ということで需要がございました。
 しかし、現在では生産しているメーカーが1社も無く、現在屋根に使用しているセメント瓦が割れてしまったら、交換する同じセメント瓦が無い状態にあります。瓦1枚の大きさは商品やメーカーによってそれぞれ違いますので、どれでも交換可能という訳ではございません。なのでご使用されているセメント瓦をこれからも使用していくのならば、割らないように維持していかなくてはなりません。
 大和市下鶴間E様のお宅のセメント瓦は、令和元年東日本台風の影響により棟がズレてしまいました。本来であればしっかりと固定されているのでズレたりはしませんが、築年数の経過と共に固定力も低下していきます。固定力が低下しているところに風圧のある台風が通過すると、瓦が飛散したり倒壊したりしてしまうのです。
 屋根面の頂上にあたる棟に使用されている瓦がズレておりました。この部分を直すためには、棟瓦取り直し工事を行う必要がございました。瓦自体の固定力が上昇し、詰め物も新しくすることが可能である棟瓦取り直し工事で破損した棟を元に戻しました。
 新型コロナウイルス(covid-19)の影響により、ウィズコロナやアフターコロナと呼ばれるようになりました。街の屋根やさんでは、マスク着用やソーシャルディスタンスなどの対策を講じており、これからも行い続けて参ります。


担当:佐々木


【調査の様子】

ドローンでセメント瓦を調査

 令和元年東日本台風が通過した後に屋根の形が一部変形していることに気が付いた、大和市下鶴間にお住いになられているE様のお宅にお伺いして調査を行いました。セメント瓦は生産が中止となっている屋根材で代わりがありません。

 年数の経過したセメント瓦は割れやすいため迂闊に衝撃や負担をかけることができません。このようなときに街の屋根やさんでは、ドローンを使用して屋根の状態を確認することが可能です。

 

セメント瓦の棟が倒壊寸前 セメント瓦の棟がズレている

 ドローンを飛行させてセメント瓦を使用した屋根を見ていくと、確かに棟に異常が見られました。大和市下鶴間E様のお宅の屋根の棟は、2種類の異なった造りをしている棟がありました。1種類は洋瓦のような納め方で、もう1種類は和瓦のような納め方となっておりました。

 E様は洋瓦のような納め方をしているところに異変を感じておられたのですが、和瓦のような納め方をしている棟にもズレが生じておりましたので、異常のある棟のみ棟瓦取り直し工事を行いました。

 

 

【施工の様子】

棟瓦取り直し工事工事前 まずは棟瓦を取合ずします

 棟瓦取り直し工事は、まず既存の棟を撤去して崩してしまうことから始まります。屋根の勾配が緩い場合は、足場を架ける必要はございませんが、屋根の勾配が急な屋根では足場を架ける必要がございます。

 大和市下鶴間E様のお宅の屋根は、6寸の急な勾配であることと使用している瓦が割れやすいセメント瓦なので足場を架けて工事を進めました。瓦は再利用して詰め物と固定している銅線を新しくする工事が棟瓦取り直し工事です。

 

棟瓦を順に撤去していきます 瓦内部の土を取っていきます

 既存の瓦の中には再利用できない傷んだりすぐに割れそうな瓦が存在することもございます。その場合はその瓦の分だけを新しい瓦と交換することもございますが、セメント瓦で代わりが存在しませんので、屋根の上ではより慎重に工事を進めていきます。

 瓦を撤去していくと、既存の詰め物が出てきますので金槌で叩いて砕きながら撤去していきます。撤去した瓦を避難させて詰め物は集めて屋根から降ろします。

 

撤去して清掃 ホコリや土を撤去

 一度棟瓦や詰め物が全く無い状態を造ります。棟瓦が無くなった状態を見て分かると思いますが、棟には瓦と瓦との間に出来てしまう隙間があるのです。この部分を隠して雨や風から護るために棟瓦があるといっても過言ではございません。

 ルーフィングが瓦の下に敷いてあると言っても、極力雨や風は侵入させたくはありません。屋根面と比べて重厚な造りをしているのはそれなりの理由があるのです。

 

シルガードを載せていく 詰め物を成形

 新しい詰め物としてシルガードを使用します。シルガードは、現代版の漆喰のような材料です。南蛮漆喰の一種で漆喰に防水性や強度を高くするためにシリコンなどを含めて製造されております。桟瓦の上に載せたシルガードは、鏝(こて)を使用して形成します。そのうえで熨斗瓦を綺麗に並べていきます。

 シルガードを形成するときも熨斗瓦を載せて並べていくときも、予め糸を張っておいて綺麗な形に仕上がるように進めていきます。

 

 

熨斗瓦を載せて銅線を仕込む セメント瓦をした屋根の棟瓦取り直し工事

 大和市下鶴間E様のお宅の棟瓦には、2種類の異なった造りをしている棟があります。それぞれに造りに合わせてシルガードの模っていきます。模ったシルガードの上に熨斗瓦を載せていきます。洋瓦のような造りをしている部分は、熨斗瓦を載せずに丸瓦を載せて銅線で固定します。

 この作業の途中で新しい銅線を仕込んでおいて、冠瓦を被せてから銅線を結びます。巴瓦の下にもシルガードが詰まっております。巴瓦がある逆側の端部は断面になっておりますので、断面全体にシルガードを詰めて均して仕上げます。

 

 

【完成】

セメント瓦の棟瓦取り直し工事の完成 銅線でしっかりと固定

 終わった瓦の表面は解体した際に落とした土やシルガードなどで汚れてしまいます。最後は瓦の表面を綺麗に拭きとって終わります。瓦屋根の棟は普段からメンテナンスが必要な箇所です。

 棟瓦取り直し工事は既存の瓦を再利用することが可能です。破損してどうしても使用できない瓦のみ新しい瓦を交換します。瓦よりも先に劣化しやすい銅線や詰め物を新しくするが出来る工事です。これからは台風シーズンが到来しますので、棟瓦取り直し工事を行って台風に備えるのも良いのではないでしょうか。

 この度はご利用いただきまして、誠にありがとうございました。

 

 記事内に記載されている金額は2020年09月18日時点での費用となります。
 街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
 そのほかの料金プランはこちらからご確認いただけます。

2024年最新情報!補助金でお得にリフォーム!

工事を行ったO様のご感想をご紹介いたします

O様のアンケート

【工事前】

Q1.工事を検討したきっかけは何ですか?どんなことで悩まれていましたか?
突然知らない工事業者が訪れ「お宅の瓦が壊れてますよ。」と言われ初めて気付いた。さすがにその場でお願いする気にはなれず何処にお願いしたら良いのか工事費用は、どの位掛かるのか全く解らずとても不安だった。
Q2.業者や工事会社をどのように探されましたか?
インターネット
Q3.当社を知りすぐにお問合せをされましたか?もし悩まれたとしたらどんなことがご不安でしたか?
はい
Q4.何が決め手となり当社にお問合せをされましたか?
レビューの高さ
Q5.実際に当社担当者がお伺いしていかがでしたでしょうか?
見積り後、早々に分かり易い工事内容の資料を持って説明に来て頂き安心しました。担当者さんを始め足場の見積りの方、組み立ての方、瓦職人の方、皆さん仕事も早くとても感じの良い方々でした。又何かありましたらよろしくお願いします。ありがとうございました。
工事前アンケート

O様のアンケートを詳しく見る→

関連動画をチェック!

棟瓦からの雨漏りは取り直し工事で解決【アメピタ!】

 今回の記事で登場した工事やお住まいのトラブルに関連する動画をご紹介します!


 こちらの動画では、工事の内容やお住まいのトラブルの対処方法などをより詳しく説明しています。
 お役立ち情報が満載ですのでぜひご覧になってみてください。


このページに関連するコンテンツをご紹介

 セメント瓦やモニエル瓦は、定期的な塗装が不可欠な屋根材なのをご存知ですか? 1980年代から1990年代にかけて広く普及したセメント瓦とモニエル瓦は、30年から40年ほどの耐用年数を持ち、2024年現在、屋根リフォームのニーズが高まっています。 この記事では、セメント瓦やモニエル瓦の手入れ方法やリ…続きを読む
 瓦屋根にお住いの方へ。 飛び込み業者から「棟がずれている」「漆喰が剥がれている」という指摘を受けた経験はありませんか? 街の屋根やさんにも、このようなご相談いただくことが多くあります。 悪質業者からお住いを守るためにも、棟瓦の修理は早めに行いましょう! 瓦屋根にお住いの方々へ、棟周辺が劣化しやすい…続きを読む
 私たちの住んでいる日本は世界的に見ても台風や地震といった自然災害が非常に多い地域です。台風の数で言うと気象庁の発表では2000年以降462(年間平均24)の台風が発生し、58もの台風が日本に上陸しました。年間平均で3、最も多い2004年には10を超える台風が日本に上陸し私たちの生活を脅かしました。…続きを読む
 最近では台風や地震が頻繁に発生し、瓦屋根に不安を感じている方も多いのではないでしょうか? 重くて堅固な瓦が地に落ちると、まず間違いなくその着地点の物を傷つけ、破壊してしまいます。自分の敷地内であればまだしも、お隣に被害を及ぼしてしまった場合、問題が複雑化します。 頑丈で重い屋根材故に、適切なメンテ…続きを読む
 「前回の台風で屋根が壊れてしまった」 街の屋根やさんでは、季節に関わらず台風によるお問い合わせが増加しています。そして、損傷した屋根の多くは、台風の季節が来る前に点検やメンテナンスを実施していれば未然に回避できた可能性が高いと言えます。 『事前にメンテナンスしておけばよかった』との後悔を避けるため…続きを読む
 日本の伝統的な屋根材と言えば「瓦」。昔から馴染みがある屋根材で、瓦と聞いただけでイメージが頭に浮かぶ人も多いのではないでしょうか。 しかし、ひとくちに「瓦」と言っても、神社などの建築で使われる和風な瓦から、外国を彷彿させるような洋風な瓦までさまざまあります。色や形状などの見た目はもちろん、材質や特…続きを読む

街の屋根やさん横浜

    1. 電話 0120-989-936
      株式会社シェアテック
      1. 〒222-0033
        神奈川県横浜市港北区新横浜3-2-6
        VORT新横浜 2F
        店舗詳細はこちら
    1. 街の屋根やさん横浜支店
      街の屋根やさん横浜支店
      お問い合わせはこちらから スタッフ紹介 お問い合わせはこちらから スタッフ紹介

      あなたの近くの街の屋根やさんはこちら

       街の屋根やさんは神奈川県以外にも東京都、千葉県などでも屋根工事を承っております。日本全国に展開中ですので、貴方のお住まいの街の屋根さんをお選びください。

      お近くの施工店を探す 北海道 宮城県 福島県 茨城県 栃木県 群馬県 埼玉県 千葉県 東京都 新潟県 石川県 山梨県 長野県 岐阜県 静岡県 愛知県 三重県 滋賀県 京都府 大阪府 兵庫県 奈良県 和歌山県 岡山県 広島県 山口県 香川県 愛媛県 熊本県 宮崎県 鹿児島県

      あなたの近くの街の屋根やさんはこちら

       街の屋根やさんは神奈川県以外にも東京都、千葉県などでも屋根工事を承っております。日本全国に展開中ですので、貴方のお住まいの街の屋根さんをお選びください。

      お近くの施工店を探す 北海道 宮城県 福島県 茨城県 栃木県 群馬県 埼玉県 千葉県 東京都 新潟県 石川県 山梨県 長野県 岐阜県 静岡県 愛知県 三重県 滋賀県 京都府 大阪府 兵庫県 奈良県 和歌山県 岡山県 広島県 山口県 香川県 愛媛県 熊本県 宮崎県 鹿児島県
      街の屋根やさん東京

      東京都の方はこちら

      街の屋根やさん千葉

      千葉県の方はこちら

      街の屋根やさんポータル

      全国版はこちら

      このページと共通する工事内容の新着施工事例

      施工内容
      棟瓦取り直し,その他の工事
      築年数
      40年以上
      使用材料
      釉薬瓦

      施工内容
      棟瓦取り直し
      築年数
      11年
      使用材料
      南蛮漆喰 シルガード(黒)

      大和市と近隣地区の施工事例のご紹介

      同じ工事のブログ一覧

      棟瓦の読み方・役割とは?|棟瓦を構成する「のし瓦」などの部材を併せてご紹介!

      2024/04/16 棟瓦の読み方・役割とは?|棟瓦を構成する「のし瓦」などの部材を併せてご紹介!

      棟瓦は、一般的に瓦屋根の頂点など面と面の合わさり部に設置されます!  それでは、棟瓦はどの様な役割があるのでしょうか(・・?  今回は棟瓦の読み方・役割をはじめ、棟瓦を構成する「のし瓦」などの部材の位置やそれぞれの役割をご紹介いたします! 棟瓦の読み方・役割  棟瓦は「むねがわら...続きを読む

      コーキングとシーリングの違いとは?施工を必要とする工事事例をご紹介!

      2024/03/7 コーキングとシーリングの違いとは?施工を必要とする工事事例をご紹介!

       コーキング・シーリングと聞きますと、何となく「浸水を防ぐ役割を持っている」と分かるもののその違いについて分からないと言う方も多いのではないでしょうか(・・?  この記事では、コーキングとシーリングの違いや役割と併せて必要とする施工箇所の一例をご紹介致します! コーキングとシーリングの違...続きを読む

      棟瓦の場所や役割|取り直し工事が必要なのはどの様な時?

      2024/03/5 棟瓦の場所や役割|取り直し工事が必要なのはどの様な時?

       屋根材同士の合わさり部分である「棟」には必ず隙間が発生してしまい、そのままの状態では雨水が浸水してしまいます(>_<)  そこで、瓦屋根の場合には棟に沿って造られる「棟瓦」によってその隙間を保護しています!  今回は、棟瓦の場所や役割、取り直し工事の工事方法や必要なタイミングま...続きを読む

      点検・調査・お見積りなど無料で承ります!お気軽にお問合せ下さい!


      お電話でのお問い合わせは

      通話料無料

                                 

      0120-989-936

      8時30分~20時まで受け付け中!